虎(黄にゃんこ)と馬と猫

競馬とタイガースと時たまねこのお話

平台がおまちかね

2010-06-01 21:43:08 | 散歩街歩き日常
作者・大崎梢新シリーズ らしい
「平台がおまちかね」

「配達あかずきん」「晩夏に捧ぐ」「サイン会はいかが」
これが作者の先行する成風堂シリーズ
書店員が活躍するシリーズとあってか、自分が立ち寄るいくつかの本屋さんだけでも平台ミニフェア状態が2軒
身近さからも親しみを集めているみたいだ


ただ、ささやかな謎解きながらキビキビしていた前シリーズに比べて、こちらは一人称で視点が固定しているのもあってか、いつ命題が提起されていつ解決されたのか
ぼんやりした感じで…

でも最終話がダントツにワクワク楽しめたからよし


ある書店で企画された、各出版社の営業が選ぶ他社の文庫だけれども売りたい1冊…フェア

作者自身が選んだ各出版社の1冊かな?と思うけれど、僕自身が読んだ本あり、好きな作家あり、またちょうど最近読んでみたい作家リスト入りした作家さんありーの

再読したくなる本、読もうと決めた本、探してみようかな?と思う本
なかなか興味深いラインナップです
なにより自分ちの本棚の最前列=手に取りやすい位置…を獲得している本が2冊
もしかしたらとても趣味が合って、読書談義できたらむちゃくちゃ楽しいかも…そんなことをほんわか想像してしまえました

「忘れ雪」新堂冬樹
「青葉繁れる」井上ひさし
「カレーライフ」竹内真
「ライオンハート」恩田陸
「柳生非情剣」隆慶一郎
「母」三浦綾子
「旅のラゴス」筒井康隆
「サンタクロースのせいにしよう」若竹七海
「ななつのこ」加納朋子
「幻の特装本」ジョン=ダニング