虎(黄にゃんこ)と馬と猫

競馬とタイガースと時たまねこのお話

若竹七海祭り

2009-04-06 15:35:40 | 散歩街歩き日常
いろいろ一気に読み進めている若竹七海

まだご本人の懐が潤う形で読んでません…ゴメンナサイ
今度文庫買います

「悪いうさぎ」葉村
「依頼人は死んだ」葉村
「ヴィラマグノリアの殺人」葉崎
いわゆるシリーズっぽい作品群
プロット自体はすごい斬新とかでなくとも、必ず作者の味があり、仕掛けがされているので油断していると、最後に切られる
たまに行き過ぎやりすぎとか思うこともあるけど…
「スクランブル」
1995年あたりに、友達の披露宴を機に高校時代の事件を振り返る…筋立て

作者プロフィールで自分より10個上、つまりもう四十路なのに気付いて驚いたことを再確認する内容
いろいろと若さが滲み出つつ、必ず通り過ぎないと先に進めない

作者にも読者にも
そんな話

1999年の終末をボンヤリ信じていた
醜い中年になんてならないよ そんなことを考えていた世代のお話
ふうヤレヤレ