虎(黄にゃんこ)と馬と猫

競馬とタイガースと時たまねこのお話

決まったかな。風呂でも入るか

2006-10-25 22:03:34 | タイガース(プロ野球)
[毛づくろい]

6回裏、日ハムは森本が出塁して初めて…ではないか。初回に続いてだがホームに帰ってこれず。しかも田中のバント失敗と盗塁失敗があった。
小さな綻び。ここかな? という転機。

しかし、次の回の中日は2イニング続けて満塁逸機となる。
正直、今日の先発金村ならば中日がキッチリ勝ってタイ。そう思っていたが。
明日、札幌で決まってしまうか。


松坂は結構引き止められたが、結局ポスティングを許された。
セ・リーグとパ・リーグの構造的な差が出ている昨今に思える。
ここ数年、中日と阪神が交互に優勝しているが、その前も含めて「巨人化」している球団が制するセ・リーグ。実績あるベテランをFAで獲得し、選手の流出が少なく、新しい芽が出にくい環境。
パ・リーグはFAで引き抜かれる、メジャーに流出する。そこで創意工夫が問われるが、若い選手が育つ(我慢して使わざるを得ない)土壌になっている。
鬱蒼と生い茂り下に日の届かない森と、大木が少なく日がよく届く林。

西武なども松井稼が抜けてもすぐに中島が出てきて、その中島が骨折したのにさらに片岡が出て穴を埋める。
若い。だから、みんなよく走る。
誰に偏るでもなく盗塁が多い。それに対応して投手も捕手も対応力を増す。
セ・リーグは限られた選手以外、ほとんど走らない。年寄りが多い。

交流戦から野球が違うなぁ…と感じていた。
盗塁というのはリスクを伴う戦法だから、一概に手放しに褒められるわけではないけれど、うまくいけばチームに勢いをもたらすのは確か。
その一番勢いのあるチームを選び出すのがプレーオフ制度。

阪神がコテンパンにされた中日が手をこまねいていて、セ・リーグにおける「鈍重な」巨人のように扱われている。重たい。
ちょっと考えちゃうねぇ。