二百名山クジラのデンデケ放浪記

二百名山クジラ(ドラ猫)が歩く飲んだくれ放浪記です

ルアンパバーン

2011-05-25 19:17:52 | 日記







お目当ての王宮博物館は火曜日が休みです。七分の一の確率に引っかかります(泣)
先ずはワットマイ。本堂に描かれたレリーフは見応えがあります。
プーシー。麓にある堂は歩き方では触れてませんでしたが、フェイバリットな壁画だそうです。早く保存しないと消えてしまいそうでしたが。
階段を登ると、街が一望です。メコン川も勿論ですし、機関銃の台座も残ってます。ちょっと前までは撮影禁止だったと、2002年歩き方に書いてます。
モン族の広場には屋台が一杯。若奥さんの店でサンドイッチとコーヒーで朝ご飯。彼女の発音は素晴らしいです。セブンティーン♪年じゃなくて勘定ですよ(笑)17000キープ。
ワットタートルアンとワットビスンナラートは男女の対になってるそうです。








ワットシェントーンの本堂裏には黄金の木、実際に使われたヤワタノオロチさながらの霊柩車。これは、後から屋根を被せたので、建物を壊さないと外に出せないそうです。なんだか間抜けです。
まあ小さい町なんで、歩いて午前中でこれだけ回れます。雨がパラパラきたので宿に戻ると、スコールになります。タイルの床に寝転がると涼しい♪犬のように昼寝します。
この次はバンビエンに向かいます。バスしか手段はありません。ホテルが離れているため面倒で、ちょっと高いでしょうがここでミニバスを予約します。十三万キープ。13時にピックアップです。これなら明日博物館を見て余裕ですね。
またここでもペタングやってます。背の高いあんちゃんが巧くて、敵の玉を次々場外に弾き飛ばしてます♪宿に戻ると、前庭で中国将棋やってます。周りの観戦者が黙っていられないらしく、横からどんどん手を出して駒を動かします。その仕草が面白くて、駒の動きもロクに解らないんですが、私も眺めてます。開高健に言わせれば、日本将棋と違って、相手の駒を使えないなんて単純な遊びとの事ですが、それなりに深い物はあるようです。(多分)リーダー格の若者が大皿にモツ煮や野菜を載せてテーブルに並べて、ビールをみんなに注ぎはじめます。八人くらいいます。私にもグラスを渡すので、ご相伴に預かります♪そのうち、将棋盤を片付け、飲み会が始まります。1人だけほんの片言の英語を喋りますが、後はオールラオス語(笑)
別に私の事なんか気にしてる人は居ませんが、時々ビールは注いでくれます。あと、しょっちゅう乾杯します♪つまみの大皿も追加して、ビールが2ケース空きましたね(笑)私なんかを誘うからですよ!これで夕食になっちゃいました(喜)すっかり酔っ払いました。別にここは営業してる訳ではないので、勘定がどうなるのか見当もつきません。明日も早いので、トイレに行って寝ます。文句があれば何か言ってくるでしょう。とりあえずごちそうさま♪


スローボート2

2011-05-25 18:26:34 | 日記


ファンをかけっぱなしで寝たら喉が痛いですっ(泣)風邪ひかないように気を付けなくちゃ。六時を過ぎると、鶏の鳴き声があちこちから聞こえて、時々山羊が加わります。素朴というかかなりうるさいです(笑)
それぞれのねぐらから昨日のメンバーが集まってきます。んが、なぜか船がスケールダウン?幅が狭くなって、2+2しか椅子が置けません。半分位のキャパですが不思議とちゃんと収まります。この村にこれ以上泊まる意味は無いので、この先はスピードボートで行く人がいるのでしょうね。
じっとしてるとボートの中は暑いですが、時刻を過ぎても中々動き出しません(泣)周りをお喋りな西洋人に囲まれてうるさい事。
その内に警官が乗ってきて、チケットとパスポートの提示を求められます。私はチケットがないので、ここで追加の110000キープを払います。他の人達は知っていたのか、皆さん通しで買ってましたね。結果は同じですが。30分遅れてやっとスタート♪聞きたくないけどお喋りが聞こえてきますっ。リヨンから来てるカップルの男性は24才だそうです。半分以下ですか。
でかい貨物船とすれ違います。あんなのも大丈夫なくらいの水深があるんですね。船は右側通行の筈ですが、何だかいい加減です。
お喋りの別のカップルの男が、池袋とか青山とか居酒屋とか言ってます。東京で働いてるようです。
時々ゴツンと衝撃があるのは流木にぶつかってるのでしょう。結構プカプカしてます。スピードボートであれを避けるのはかなりの難易度だと船舶免許を持つ私は知ってるので、スローボートを選択しました。(後付け)
おっちょこちょいとか、チャランポランとか言ってます。いいから本でも読んでなさいよ!ビールを買ってきて、サンドイッチで食事します。途中でお坊さん4人を含めて10人位乗船してきて、遂に私の隣にもオジサンが座ってきました。観光船ですが、地方の大切な足でもある訳です。
ドゥユゥライクなっとう?まだ喋ってます(笑)
トロトロしか進まない癖に、時々早瀬になってジャブツと波を被ります。私のバックも一回被害に遭いましたが大丈夫。二万円もした優れものです…何だか染みてますねぇ、大丈夫?
周りは緑の丘に囲まれているだけで変わり映えしません。写真もありません。森の上に塔が見えました。やっと着いたようです。5:20身体の芯から疲れました(泣)
ルアンパバーン。ラオスの京都だそうです。ああここも世界遺産です。一杯あるのね(笑)観光地ですから、30ドルなんてホテルもありましたが、バイクの客引きと話して8ドル(結局ドルですか)の部屋を見せてもらいます。デカリュックの私を後ろに載せてバイクは町外れに走ります。ちっ、こんなに連れて行かれたら、断ろうにも断られないじゃないですか。失敗しました。部屋を見ると綺麗です。結果OKしました。ファンで充分涼しいです♪
夕食はまたまたリバーサイドのレストラン。残念ながら洋風です。腹具合がおかしいので、大人しくスープとサラダにしましょう。ビール二本で七万キープ!脚を蚊に刺されまくり退散します。何とか出来ないですか?



スローボート

2011-05-25 15:03:42 | 日記







夜もずっとファンはつけっぱなしでした。昨日のタイでは夜中に寒くて止めましたが、建物が木造かコンクリートで違いがあるんでしょうね(多分)朝起きて、船着き場まで散歩してみます。おぉーっ、チケット売り場に西洋人がたむろってます♪早速パークベンまで110000キープのチケットを購入します。出発は11時、昨日の食堂で朝飯です。スープ代わりにビール(笑)やたら長い船(50㍍位)
には、バラバラな仕様の椅子が置かれてます。固定はされてないので、船が揺れたりするとズレます(笑)
後から後から乗ってきて、最後には七割位の乗船率です。トイレは垂れ流しですが、売店もありますっ!2002年とは随分変わりました。値段も二倍以上上がってますが。心配でサンドイッチを買ってしまいました。ビールは船で買って昼ご飯ですっ。
名前の通りスローです。周りの景色も特に目を引く訳でもなく、ゆるーく時が流れます。途中で物凄いスコールがきたのが一番の盛り上がりでした。あっちこっちで屋根から雨漏りして、もう大騒ぎ(泣)約六時間の船旅でパークベンに到着します。全員この村に宿泊します。せざるを得ません(笑)
船が着くとゲストハウスの客引きがわんさか。
一番船着き場寄りのゲストハウスでトイレ、シャワー、ファンで200バーツ。明日の出航は9時だそうです。しかし、電気がつきません。(泣)停電ではありません、周りの建物は灯り点いてます。主人はまた客引きに行ってしまいました。ま、いいや、夕食にしましょう♪








面白そうなバーもありますが、大人しく隣のレストランに入ります。ラオス人がワイワイ飲んでます。バルコニー席に座ってビール(嬉)眼下には泥川(メコン川)が見えます(笑)
ステーキとサラダを頼んだら、変なのが出てきました。やっぱり大人しくチャーハンとかが良かったかしらん。キャンドルサービスと言えばそうだし、電気の節約と言ってもそうです。ビール三本で70000キープ。部屋に帰ると、まだ電気がつきません(笑)入り口でろうそくを渡されました。酷いなぁ。シャワーを浴びてるうちに点いたから良かったですがね。今朝船着き場で買った米焼酎を飲みます。味も何も、まごうことなきアルコール!って感じ。このボトルが一本二万で、サンドイッチが一万五千です。アルコールの価値がどれだけ地位が低いねん





ラオス入国

2011-05-25 12:52:25 | 日記



朝起きて荷造りしてると、何だか貴重品バックが湿っぽいです。あぁっ、トラベラーズチェックに染みが出来てます(泣)乾かしましょう。カンボジアの札なんて程度が悪い紙なのか、黴びてます(笑)一応表面を拭って日光に当てますが、手遅れかも知れません。
別に急ぐ旅ではありません。今日の予定は、メコン川を渡るだけです。一キロ歩いてボーダーでパスポートを差し出します。今日がビザ期限(15日間)です。渡し舟代40バーツ払って細長い舟で二分走ったらラオスです。坂を登った所に小さな建物がありますね。イミグレです。そんなに忙しい国境ではないのでしょうが、中でねーちゃんが出国と入国を一手に引き受けてバタバタしてます。まぁノンビリいきましょう。中から、「ワンドラープリーズ?」と声が掛かります。これが有名な賄賂って奴でしょうか?メインストリートっても川沿いの500㍍位のもんですが、『タビーシンホテル』に声を掛けます。65000キープ。トイレ、シャワー、ファン。綺麗な部屋です。フロントに貼ってある飲み物の値段表には、ビール中瓶が10000、お茶のペットボトルが8000キープとあります。水代わりにビールを飲める国ですっ♪
4000バーツ銀行で両替します。百万ちょっとのキープに変身、にわか金持ちの気分ですっ(笑)
大まかに8000キープが100円です。食堂で焼き飯とスープの昼飯。ビールは我慢して25000キープ。ちょっと日差しが強過ぎますね、一度ホテルに戻ります。ついでに火照った身体を冷やすため、フロントで一万のビールを買って廊下にある椅子にふんぞり返って飲みます。外を見ると、メコン川向こうはタイです。
ここからはボートでルアンパバーンに向かう予定です。あぁっ、歩き方によると日曜日以外毎日運航って書いてますが、明日はジャストサンデーですっ(泣)
日差しも緩んできたので、一キロ先の船着き場までいってみましたが、窓口は閉まっていて、若者が4人で砲丸を投げてます。カーリングみたいな感じですが、何という遊びですか?
イミグレから真っ直ぐ階段を登ると、お寺があります。喘ぎながら登るとなかなかの景色ですね。これしか無いんですよ。ドクイヌは一杯います。気を付けて下さいよ、蹴飛ばすよっ噛んだら♪








感じ良かった昼間の食堂に行きましょう♪川沿いにはお洒落なレストランとかありますが、私には街道沿いの食堂がお似合いです。勿論客はオールアジアですっ。ビールに氷はお約束、娘がろうそくを持って来ました。虫除け?停電?サラダとイエローヌードル(グリーンですが?)にビール四本。回りが暗くなると、蛍光灯の下は虫だらけですっ。70000キープ。よい国です(笑)






チェンコーン

2011-05-25 11:34:23 | 日記






お坊さんのこの袋は便利です。あっちゃんもこんなの持ってましたね。明るくなって、続々皆さん下りていきます。7:50、バスターミナルと言ってもただの道端に到着。お坊さんが、着いたよん、とアイコンタクトしてくれます。トクトクも多数待ち構えてますが、運動のため歩いて行きましょう♪お坊さんが、「ボーダー?トゥキロミーターズ」やけに流暢な英語で心配してくれてます。有り難い事です。一キロ程歩いて目星を付けていたバーンファイゲストハウス、トイレ、シャワー、ファンで200バーツ。廊下には素敵な椅子もあります。
これといって観光スポットはありません。国境の小さな町です。ボーダーまで一キロ、散歩しましょう。国境を越えて行く人達がいます。まだ細いメコン川の向こうはラオスです。
宿に戻って、有料パソコンでブログ打ちしますが、アルファベットなんで疲れますね(笑)
夕方になったので、さっき見つけた店に出動しましょう。ビールと氷はお約束、メニューは壁に貼ってある写真を指差し注文でOKです。魚を指差すと、メニューを持ってきて「180バーツだが良いか?」と心配そうです。私も知ってたら頼みませんでしたが、もう引っ込みがつきません。いいから持って来なさい(泣)
こりゃでかい!骨まで食べれて美味いんでビールが進む進む♪625バーツ。ちょっと贅沢でした。