二百名山クジラのデンデケ放浪記

二百名山クジラ(ドラ猫)が歩く飲んだくれ放浪記です

パ-クセ- 2

2011-05-23 17:30:44 | 日記
日課のストレッチをこなして7時に出発。まずはワットポ-です。
昨日、ちょっと試走してみたら、地図では考えられない交差点がありました。
う-ん、歩き方の地図は大まかで判断できませんし、地図を買おうにもこの街は本屋が見当たりません。(泣)
ひらめきました、何日前かののぶさんが、ストリートなんとかって言ってたじゃないですか!
再びネットカフェに戻って、ググルと...成る程わかりました!右に曲がれば良いのですね(喜)
ためになるブログです。(たまには)
国道13号線を南下し、30キロポストの少し先に右に曲がれの看板がありました。
2キロ先はメコン川です。ここをフェリ-で渡ります。なにしろこのメコンってやつには殆ど橋が
架かってません。私の知る限りビエンチャンとパ-クセ-の二つきり。しかも、それぞれ
オ-ストラリアと日本のプレゼント!ラオス人は船が好きなんでしょう(笑)
グ-グルには「フェリ-タ-ミナル」とありましたが、何か施設があるわけではありません。
河川敷に5ケくらい桟橋があるだけです。売店のおっちゃんに、「フェリ-?」と聞くと、そこっ
みたく指差されます。ここなんでしょうね。しばらく待ちましょう。女性が二人、布を体に巻いて
水浴びしてます。メコンの泥水はあまり水浴びに適当ではないと思います。ちょっと覗いた
だけで、ビニ-ル屑やペットボトルがプカプカ浮いてます。勿論、上流の皆さんの下水道なんでしょうから、
推して知るべしです。そのうち土砂を満載したトラックが2台やってきてクラクションをならすと...
あれ?桟橋かと思ってたら、中から人が出てきて誘導しはじめました。これが渡し舟ですか?
トラックが乗った後、ふん?と私のバイクを指差すと、うん、乗れっと頷いてます。やっぱ船です。
すぐ動くと思ったら大間違いです。運転手も心得ていて、売店で食事を始めました!イライラしてるのは
私一人のようです。太陽もギラギラしてきました。その後、トラクタ-1台、バイク2台、物売り娘2人、
最後にソンテウ1台きて、もう乗れないところまで引っ張りました。30分待ちぼうけでした。
やっと岸を離れましたが、走ってるというより動いてる?ってイメージです(笑)いわば微風の470ですか。
のどかにセミの声を聞いてると、後ろからガキが腰をつんつんします。アラレちゃんか?集金でした。
20000キ-プだそうです。対岸からまた10㌔ほど走ってようやくワットポ-に到着しました。
クメ-ル時代の大遺跡と歩き方に見出しがついてます。なるほど喘ぎながら階段を登り、本殿から見下ろすと
壮大な光景が想像できます...あくまで想像です。宮殿は無残に崩れており、一応だらだらと修復中
ですが、なにしろ炎天下ですのでねえ。2002年の歩き方に修復中と書いてあるのに、9年経って
一体どこが修復されたのか教えてほしいくらいの出来栄えです。完成はサグラダファミリアの方が
先だと思いますよ、私見ですが。
帰りの船は、小型船の方で、バイクと私と学校帰りの小学生6人で一杯です。私の到着を待っていたかのように
発射しました。料金は同じ20000キ-プ。なんだ、行きもこっちに乗ればよかったんだ。
さて、この時点でまだ11:20です。よし、コ-ンパペンの滝まで行きましょう!国道は穴ぼこも無く、車も少なくて
快適です。最初はおっかなびっくりでしたが、だんだん調子が出てきて、最高100㌔まで出ましたね鈴木のバイク。
空にはぽっかり入道雲。ツ-リング気分ですっ(自信がついたんで、今度ツ-リング行こうね?
浪花ちゃん!まず免許を取るのが先だって?)給油を除いて2時間ぶっ飛ばし(パ-クセ-中心部以外信号
無し!)で、到着。ゲ-トで20000キープと言われ5万札を出すと、おつりが無いとの由。
情けない門番です。ならばバ-ツでは?と聞くと計算機でパチパチして、80バ-ツですって。
さ-て、東洋のナイアガラだそうですよ...?ナイアガラってこんなんですか?のぶさん?何枚か
写真を撮って帰ります。もう一度給油して、5時前にホテルに帰り着きました。なんだかんだ
金がかかって、今晩の飲み台が無くなったので、フロントでバ-ツをキープに両替してもらいます。
本当に本末転倒ですね。さ、隣のインド飯屋でカレ-をナンで食べましょう。勿論ビ-ルは当たり前。
明朝のバスで、タイ(ウボンラ-チャタ-ニ-)に再入国します。予定ではそのまま夜行寝台で
バンコクに戻るつもりですが、寝台が取れますかどうか。さてさて。