東京五輪のエンブレムのデザインで俄然グラフィック・デザインに関心が寄せられているさなか、9月3日にギンザ・グラフィック・ギャラリー第349回展が開幕しました。
案内リーフレットのオモテ面一杯に「中央区銀座七丁目7」のGGG所在地の番地表示プレートが印刷されているのにオヤッと思われた人も多いのではないでしょうか。
これは今回の展覧会の主人公色部義昭さんのお仕事のほんの一例。それこそ五年後にオリンピックを迎える東京の町名サインはかくあるべきというデザイン提案です。
9月11日(金)19:00から色部義昭さんご本人が会場でギャラリーツアーを催してくださるそうで、そこで1階の新提案デザインと地階の過去のプロジェクト作品の数々をを見ながら色部さんご自身のデザインに対する考え方やとりくみ姿勢を直接うかがうことが出来るうれしい企画があります。
展覧会のタイトルはWALLです。ぜひ、色部さんのデザイン理念を象徴するWALLの真髄に触れるべく11日にGGGにいらっしゃることをお奨めします。なお会期は28日(金)までです。