こころのカフェテラス ~ ほっと癒されるblog ~

最近疲れてませんか?「からだ」と「こころ」
心理カウンセラーの目線で心身の健康・社会等に関する情報を発信しています。

子供のメンタルヘルス、食育などを中教審が検討開始・・・

2007年03月30日 | カウンセラーの独り言

異常行動、犯罪行為、生活習慣病、心の病、暴力・・・こんな言葉は「子供」には無縁だったのは、いつ頃までの話でしょう。
ここ数年の事件や悲しい出来事などに「子供」が何らかの形で関わっていることが非常に多くなったと感じている方は多いと思います。

こうした子供の問題に取り組むべく、文部科学省は昨日(3/29)、中教審(中央教育審議会:山崎正和 会長)に対して「子どもの安全や健康問題、食育について学校の取り組みを進めるための方策」を諮問したそうです。
今後、中教審では具体的に
 (1)通学路などでの安全確保
 (2)メンタルヘルスやアレルギー疾患など心身の健康問題
 (3)偏食やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を防ぐ食育
などについて、教員の役割や学校の体制整備などの審議を始めます。
また、学校での健康診断の実施や学校医の配置などを定めた学校健康法のほか、給食について規定した学校給食法など関係法の改正が必要かどうかも検討するようです。

以前にもお話したことがあると思いますが、特に子供の異常行動(例えば、俗に言う=キレル子供)と 食育、食事は大きく影響がある事は色々な研究でも報告されています。

中教審がどのような答申をまとめるのか・・・実効性・有効性の高い方策を提言して頂きたいと思いますが 「お役所仕事」にならず、本当に子供のことを考えた対策を、そして教育現場で苦労されている先生方のことも十分に配慮した内容となることを期待しています。

重症PTSDの専門外来・・・

2007年03月29日 | 「こころとからだの健康」お役立ち情報

先日、小学生の男子児童が同級生の女子児童を自宅に誘い込み、集まっていた複数の男子児童で性的暴行を加えたというニュースに驚きました。
 しかも・・・動機が「アダルトビデオと同じ事をやってみたかった」という話を聞き、怒りや驚きを通り越し悲しくなりました。

こうした、性犯罪の被害者などは「心的外傷後ストレス障害=PTSD」 を発症することが非常に多く有ります。
フラッシュバックや悪夢が頻繁に現れる他、ちょっとした刺激にも反応して動悸がしたり、冷や汗や呼吸障害、一人での外出が出来ないなど、日常生活にも多大な影響が出ます。また、こうした犯罪被害者は病院に行ったり、カウンセリングを受ける事で「あの嫌な出来事をまた思い出す」「被害にあった事は、絶対に人には知られたくない」という思いから、自宅に閉じこもりがちになり、かえって適切な治療の機会を逃し症状を悪化させる事もあります。

日本ではまだ少ないのですが、 東京医科歯科大病院などが先駆的に「重症PTSD専門外来」を開設しています。

今日お話した、児童の悲しい事件だけではなく、石川県能登半島の地震被災者の方々も色々な意味で今後「PTSD」に悩まされる事だろうと思います。
どうか、犯罪被害者の方や様々な心的外傷を負ってしまった方々・・・焦る事はありません、落ち着いてからで十分です。自分の体調や心の中の深くにある傷が気になったら、躊躇わず専門家の助けを借りてみて下さい。

きっと、心身ともに楽になる筈です。



能登地震被災者のメンタルケア・・・

2007年03月28日 | カウンセラーの独り言

石川県能登半島の地震は、 依然として中程度の余震が続いており、避難所で避難生活している人々にも大きな不安を与えています。

大規模災害が発生した直後は、災害程度や被害状況に関心が向いていて、また極度の興奮状態にあることで自分自身のことを考える余裕すら無いために、体や心の不調を訴える人は意外に少ないものです(もちろん災害で直接的にケガなどした場合は別です)。

しかし、数日経ち避難所での生活が長期化すると 「いつまでこの状態が続くのか」「プライバシーが守られず、また様々な不安で睡眠不足になる」等の訴えが出始め中等度の睡眠障害、不安神経症、ストレスが原因の体調不良(胃腸障害、皮膚病、腰痛など・・・の心身症)が増えてきます。
今回の能登半島自身でも早くから日赤等の医療チームが現地入りしていますが、今後は出来るだけ速やかに、精神科医、臨床心理士、カウンセラー等が各避難所に配置される事を望みます。

余震が続いている事や、高齢者が多い地区での災害で生活の再建に不安が多いことなど、専門家による「メンタルケア」を必要とするひとは益々増えると思います。

イオン柏店の骨髄バンクドナー登録会 無事終了・・・

2007年03月27日 | 骨髄バンク関連


一昨日(3/25)のイオン柏店での、献血と併行した「骨髄バンクドナー登録会」は無事終了し、新たに9名の方がドナーとして登録して下さいました。






本当に尊い、愛のボランティアです。ありがとうございました。

当日は、 低気圧の通過で大荒れの天気予報に、献血車や受付テントの設置も出来ないのでは・・・中止かなぁと思っていましたが、イオン柏店さんの 全面的な協力体制で店舗入口の買い物カート置き場を提供して頂き、テントを張らずに献血&骨髄バンクの受付コーナーを設置できました。献血バスもタクシー乗り場を当日だけ変更して頂き、屋根のある場所へ駐車、受付コーナーからバスへの異動のため傘を貸し出した下さるなど・・・本当に至れり尽くせりのご協力を戴きました。

また、読売新聞の販売店さんのボランティアで、骨髄バンクのテッシュとパンフレット配布、献血の呼掛けなど多くの皆さんのおかげで無事終了したものと思います。

今年の夏、 8月には、イオン柏店、読売新聞さんのお力も借り、日本テレビ系列の超話題番組 「24Hrテレビ」とのタイアップによる献血併行登録会も予定しています。多くの皆さんに、骨髄バンク事業のご理解を頂き、ドナー登録者が増えますよう、微力ながら私達も活動していきます。



「ドールセラピー」に注目・・・

2007年03月23日 | 「こころとからだの健康」お役立ち情報

昨日、今日は関東地方は 日中暖かく、私は昼間の外出にコートを着ないでスーツだけで出かけました。しかし夕方には突然の雷雨でしたが・・・。

さて、先日このブログで「究極のカウンセラー」としてペットが有効だとお話しました(記事:http://blog.goo.ne.jp/domani-mental/e/0a067e0677ca5423881f819d1cc5b684)。アニマルセラピーという一つの分野があるほどですから。

しかし、住宅の事情でペットが飼えない人や、病院施設に入っている人などに「ペットセラピー」と言ってもなかなか無理があります。
そこで、ここ数年注目を集めているのが「ドールセラピー」です。
特に高齢者介護の現場で、注目され実践している施設も増えつつあります。このドールセラピーはオーストラリアが先進的に実施しているようです。
ペットセラピーのように「話し相手 」という面だけでなく、赤ちゃんや子供に似せた人形を用いて、人形の世話をしたり、洋服を作ったり、人形同士を使って遊ばせたり・・・と、その方法は様々です。こころが癒される という効果はもちろん、自分の「何かを世話する役割」を取り戻す事で生活にハリが出ることも大きく、認知症や精神障害の治療にも効果が期待されています。実際にドールセラピーを用いながら向精神薬などの投与量を減らしていく治療を実践する精神科医もいるようです。

看護師不足も深刻・・・

2007年03月22日 | カウンセラーの独り言

3月は卒業シーズン、学校を卒業し期待と不安入り混じる中で、プロとして活躍することを心待ちにしている人も多い・・・そんな季節ですね。
中でも医師や看護師等の医療専門職は学校への入学が大変だったり、勉強が厳しい事から、国家試験に合格し社会に出る時は「感激 も一入!」だと思います。

しかし、最近よく言われることですが、医師不足、特に産科医、麻酔医は大変深刻な問題としてクローズアップされています。
そして、同じように医療現場で働く「看護師さん」も大変不足しています。 地域や病院、診療科によっても多少違いがあると思いますが、激務による心身の疲れがかなり多く、看護学校を卒業して、希望と期待、ヤル気に満ち溢れた新人看護師さんも、現実の厳しさに職場を去る人が多いとか・・・。
実は現役看護師さんで「うつ病」や「不安障害」「睡眠障害」・・・等のメンタルヘルス不全に悩む人はかなり多いという実態もあります。

ある政党の調査で、全国の病院を対象に実施したアンケート(724病院が回答)よると、看護師不足について特に苦労していると回答した病院が全体の69.1%に及んだという事です。

どんな仕事も、どんな職場も、それぞれに大変ですが・・・特に私たちの命を預かる「医療現場」の仕事、多方面からのサポートが必要ですね

「不眠」と「うつ」の相乗効果で自殺の危険が増大・・・

2007年03月21日 | カウンセラーの独り言


3月も後半に入り、今週の関東地方は朝の寒さは厳しいですが 日中は暖かい日が続いています。春が近くなってきたなぁ~と少しずつ感じさせてくれます。

そして、春といえば「 春眠暁を覚えず・・・」ですね!いくら寝ても寝足りないという方も多いのでは・・・。

しかし、日本人の多く(実に4~5人に1人)は何らかの睡眠障害=不眠を経験していると言われています。
そんな中、先日、久留米大の内村助教授(精神医学)が「不眠とうつが重なることで自殺願望増加する」という内容の調査結果を発表されました。

そもそも、不眠状態が先に表れ抑うつ状態になる方や、うつ症状の典型症状として早朝覚醒などの睡眠障害を持つ方、など様々な病態があると思いますが、それぞれが「自殺の危険度:自殺念慮や自殺企図」を高めるというのは大変重要且つ深刻な調査結果だと思います。

不眠に悩む方は多いと思いますが、調子が悪い時は我慢せず専門外来を受診したり、薬に頼るというのも、 大切な事だと思います。


***  以下報道記事  ***


不眠とうつで自殺願望増加 4人に1人、久留米大調査

                記事提供:共同通信社 (2007年3月19日)


 気分が沈んだり憂うつな気持ちになったりする「抑うつ状態」と不眠が重なると、ほぼ4人に1人が自殺願望を抱く-。こんな調査結果を久留米大の内村直尚(うちむら・なおひさ)助教授(精神医学)がまとめ、16日発表した。

 「不眠が続くと抑うつを招く。最近、日本人の自殺が増えた背景には睡眠不足もあるとみられ、不眠の治療が重要だ」と内村助教授は指摘している。

 昨年12月、首都圏に住む35-59歳の勤労者約9000人を対象に、インターネットでアンケートを実施。男女合わせて約6000人から有効回答を得た。

 このうち不眠で悩んだ経験がある人は28%の1668人、抑うつ状態がある人は5%の285人いた。

 不眠と抑うつの両方を訴える人は206人おり、その26%が自殺を考えた経験を持っていた。一方、抑うつでも不眠がない場合は16%で、両者が重なると自殺の危険が高まることが分かった。

 不眠や抑うつが起きる頻度は、平日の睡眠時間が7、8時間台のときに最も低く、それ以上でもそれ以下でも高まる傾向がみられた。

 また、交代勤務のある人の43%が不眠を、15%が抑うつを訴えたのに対し、交代勤務がない人ではそれぞれ27%と4%にとどまり、昼夜の逆転を伴うような勤務の悪影響が浮き彫りになった。

▽不眠

 不眠 心身の健康維持に必要な睡眠が量的、質的に不足している状態。症状により、なかなか寝付けない「入眠障害」、いったん眠りに付いても夜中に何度も目が覚める「中途覚せい」、眠りが浅く朝起きた時にぐっすり眠った感覚が得られない「熟眠障害」、通常の起床時刻や望んだ時刻より2時間以上早く目が覚めてしまう「早朝覚せい」の4タイプに分けられる。



イラク・アフガン帰還米兵に精神疾患広がる・・・

2007年03月17日 | カウンセラーの独り言


 関東地方は昨日の朝、チラチラっと雪が舞いました。これで一応気象庁からも「初雪」宣言が出されたわけですが・・・桜の開花予想発表(一部訂正などで問題になっていますが)より遅い「初雪宣言、異常気象ですね。

ところで昨日のこのブログに日本の自衛官に精神疾患が増加しているという記事をご紹介しました。その中で「惨事ストレス」の事や「米国軍兵士へのサポート体制」についても、一言触れましたが・・・

 やはり、米国軍兵士にも精神疾患は増えていることが発表されました。
とくに近年の「イラク、アフガン帰還米兵」の内、実に4人に1人が精神疾患だという衝撃的な内容です。

これは、12日発行の米医学誌に掲載されたカリフォルニア大サンフランシスコ校などの調査で分かったものですが、2001年9月から2005年9月に退役軍人省の医療施設などを訪れた10万3788人の帰還兵を対象に調査したところ、25%に当たる2万5658人が精神疾患と診断され、うち心的外傷後ストレス障害(PTSD)が1万3205人で過半数を占めていました。また、精神疾患と診断された人のうち56%には2つ以上の疾患がみられたということです。
その他、人間関係がうまくいかなくなるなどの問題のある人を含めると更に罹患率は増え、31%が何らかの心理的な問題を抱えているということになるそうです。

主な原因は実戦での 「強度のゲリラ戦と、長期にわたる爆発物の脅威」が背景にあるとみられており、戦争という状態が、社会・経済だけではなく如何に私たちを 極限の劣悪環境に曝すものか、 非人道的な行為かという事を考えると、憤りと無念さを感じます。

薄っぺらな感傷ではではなく「戦争」を世界から無くすこと、私たち皆で考え行動すべき事ですね

☆★☆ 骨髄バンクドナー登録会のお知らせ ☆★☆

2007年03月16日 | 皆さんにお知らせ

   


千葉県柏市で3/25(土)
  「骨髄バンクドナー登録会」が開催されます・・・

      
       
(イオン柏店さま、読売新聞さま、千葉日赤のご協力により)


 日頃、お伝えしている、骨髄バンクに関連した活動のひとつとして、下記の通り献血と同時に骨髄バンクへのドナー登録会を開催し、 私も骨髄移植推進財団の登録説明員として参加します。

ドナー登録・献血をご希望の方、お近くで関心がある方、お買い物のついでに是非お立ち寄り下さい。

また当日献血やドナー登録への協力呼掛けなどをお手伝い下さるボランティア希望の方、お待ちしています。 このブログへの  コメントでご連絡下さい

   日 時  2007.3.25(土) 9:30~11:35  13:00~16:20

   会 場  千葉県柏市  イオン柏ショッピングセンター 駐車場、特設会場
                  日赤の献血バス、テント等が目印です。

   交通ご案内   次のアドレスからご確認下さい。

               
http://www.aeon.jp/jusco/chiba-kashiwa/

       ◎  昨年 8月に開催された登録会の様子です。

    




「国の守り」先ずは自分の「心の守り」から・・・

2007年03月15日 | カウンセラーの独り言


このブログでも時々お話をしますが、弱音を吐いたり、泣き言を言ったり、「もう、だめだ・・・」などと自信を失ったりということは、私たちの日常にはよくある事です。昨日もこのブログにも書いたように、そんな時は誰かに話を聴いてもらうと「スッキリする」なんてことも、これまた、よくあります。また、私たちはこうして弱音を吐き、話を聴いてもらう事で自分の心をキレイにする「自浄作用」を気が付かないうちに体得しているのかもしれません。

しかし、世の中には職業柄こうした「弱音」を吐けず、ただ、ただ我慢して自分の心の中にしまい込んでいくことしか出来ないと考えている人達がいます。

それは、対人援護職(例えば、看護師、介護士・・・)や、警察・消防・そして自衛官の方達ではないでしょうか?

アメリカでは、いわゆるこうした「惨事ストレス」について古くから対応が取られており、あのベトナム戦争以降、兵士のメンタルケアのシステムや、9.11同時多発テロの際に犠牲になった多くの警察官・消防士の遺族、そして同僚達のためにも同じようなカウンセリングシステムなどが整備されています。そして今現在も続いている対イラク・対アルカイダとする中東地域での戦争・・・ここでも多くの兵士が犠牲になり、多くの兵士が心に傷を負って帰還していますが、こうした人達へのケアシステムも整っています。


さて、日本の話ですが、こうした実戦に加わり「惨事ストレス」を受けて心の病を患う以前に、今自衛官の「こころの守り」が手薄になっているようです。詳細は下記の報道記事をご覧頂きたいのですが、私自身もこの報道で、若干理解に苦しむ事がいくつかあります。

自衛官の資質の問題、個人差、思想、信念・・・いろいろなのでしょうが、少なくても自衛官として「国を守る」事を職業にしている「プロ」として、何らかの対応を急がなければならないのは事実でしょう。
一般企業でもよく言われることですが、職場で一人でもうつ病等による欠勤者がいたら、その職場、その事業所、その会社には、数十人単位で「うつ病予備軍」がいるはずだということです。
自衛隊などは、さらに閉鎖された階級社会ですから「誰にも言えず」「一人で抱え込み」というケースは多いと思います。

心身ともに健康を守ってこそ・・・日本を守る その使命、その大きな任務に力を発揮できるのでは?



***  以下報道記事  ***

自衛官、心の病深刻 17年度 休職235人、対応に苦慮

3月8日8時1分配信 産経新聞

 鬱病(うつびょう)などの心の病で休職する自衛隊員が平成17年度は235人に上ったことが7日、防衛省の調査で分かった。心の病による休職者は年々増加傾向にあり、同省は「使命感や階級社会に基づく心の葛藤(かっとう)などが背景にある」とみているが、効果的な対処法がみつからず、対応に苦慮している。
  
                   

 防衛省内局によれば、鬱病、自律神経失調症、統合失調症などの感情障害、精神的障害による休職者数は平成14年度(123人)から増加。17年度は陸上自衛官120人、海上自衛官31人、航空自衛官24人、事務官60人-の計235人に上った。陸海空の比率は隊員総数にほぼ比例しており、組織別による特徴はみられなかった。

                   

 同省人事教育局は「人事院の統計では他省庁でも同様の休職者が増えており、防衛省が特に多いわけではない」としているが、国防に従事する自衛官だけに懸念は広がる。増加の原因についても「個人の問題で正直分からない」(同局)のが現状で、防衛省が対応に苦慮している実態も浮かび上がる。

 陸自は、「心の問題」を抱える隊員の相談相手となるカウンセラーの教育を受けた隊員を各駐屯地に2人、各中隊レベルに1人ずつ配置。全国5カ所の方面総監部には専門教育を受けた心理幹部(1佐)を置いている。空自も岐阜病院精神保健部でカウンセリングの専門要員を養成する「精神保健担当官等講習」を実施、講習修了者が各部隊でカウンセリングを実施している。

                   


 防衛省はこうした各組織が実施している対策をより効果的、組織的なものにする検討に入った。


究極のカウンセラー・・・

2007年03月14日 | 「こころとからだの健康」お役立ち情報

今日は、世の中「ホワイトデー」という日のようですね。昨日は「サンドイッチの日」でしたから・・・え~っと明日は何の日かなぁ???

という訳ですが、私はホワイトデーのお返しなど一切関係なく、1日仕事に追われていました。特にこの季節は色々あって超~多忙なんですが、こんな時「たまには弱音を吐く」のもいいかなぁって思うことが有ります。
そりゃ~私たち心理職だって「人間」ですから!

しかし、誰に弱音を吐くか・・・大きな問題です。 こころを分かり合える親友(心友)もいますし、家族でも、同業の先生でも・・・と思いますが、いざ弱音を吐くとなるとかなり考えます。
皆さんの中でも、そう感じる方が多いのではないでしょうか?一般的にはこういう時にカウンセラーを利用して頂くのが良いのですが・・・。

そこで、近くに「弱音を吐く相手がいない時」には「ペット」に打ち明けるのも良い方法です。
ペットは、こちらの弱音や愚痴を黙って優しく聞いてくれる、間違った考え方をしていても反論や説教をされない・・・という究極のカウンセラー、傾聴者です。
こうしたことが、世に「アニマルセラピー」なるものを誕生させているのでしょうね。ペットがいない場合は、植物でも、ぬいぐるみでも・・・OKです。
そう言えば、高齢者の方が仏壇や墓前で語りかけていたりする光景も有りますね。
きっと今は亡き大切な人に話を聴いてもらい落ち着いたり、励まされたような気分になったりするのでしょう。

この世に生きている、私たち人間だけが、こころの癒しを提供している訳ではないのですね。
でも・・・こまった時、悩みがある時、不安がある時etc. ・・・私たち心理職・カウンセラーも是非ご活用くださいね

今日(3/13)は「サンドイッチの日」・・・?

2007年03月13日 | らくがきコーナー

 北陸から北日本の皆様は、またまた春の嵐や寒波の影響で大変だというニュースを耳にしました。お見舞い申し上げます。

ニュースといえば、今朝の通勤途中の車中でラジオを聴いていましたら・・・今日は「サンドイッチの日」だと言うではありませんか
えっ、サンドイッチの日なんて決まっているの???と思わず首を傾げましたが、まっ私たち日本人は何かにつけ「○○○の日」「△△△記念日」などを決めては行事やお祭を開催したり、業界ぐるみで売上拡大キャンペーンを行ったりと・・・
好きですね~本当に





さて、もうお気付きだと思いますが、今日3/13はなぜ「サンドイッチの日」なのか?
それは、「3」と「3」の間に「1」が挟まれている「 3 1 3 」なのでサンドイッチの日という、 何とも分り易いような、情けないような・・・。
全国的に周知されているかどうかは疑問で、例えば、神戸のあるパン屋さんでは、「11/3 文化の日」を「サンドイッチの日」に決めた!と言っているようです。これもまた、 何ですが・・・「113=イイサン ド」の日から考えたとか。
今日のランチは「サンドイッチ」でも食べますか・・・

話す前に 「 聴く 」 ことの大切さ・・・

2007年03月12日 | カウンセラーの独り言

私たち、心理職は「人の話を聴く」ことのプロでなくてはいけない。

電話や面談で相談を受ける時、相談者・クライエント・患者さん達に「この人なら話を聴いてくれる」と信頼してもらって、初めて心の奥底にあるものや相談者自身が気付いていない事柄までも話してくれるようになる・・・。 と、思ってこれまでも、相談業務に従事してきました。

先日、「いのちの電話」という全国各地で相談受付、自殺予防のとりくみをしている方の話を聞く機会がありました。
「いのちの電話」はご存知の方も多いと思いますが、年中無休で24時間電話による相談を受け付けており、特に孤独感や、思い詰めることの多い深夜は、深刻な内容も多く、こうした時間帯に訓練された、相談員を的確に配置するのは本当に大変なことだとお聞きしました。

私も、ある特定の疾患(難病)に特化した電話相談の相談員をしています。先週の土曜日も当番として1日電話による数件の相談を受けました。そして終わるといつも、いつも、相手の話しを聞く事の大切さと難しさを感じています。
現在私が携わっている電話相談は、相手が(難病の患者さん本人やご家族)何らかのアドバイス、情報を欲しがっている事も多く、ただ聴くというのではないケースがたくさんあります。
しかし、相談を受ける側の基本姿勢は・・・

「悩んで電話してきている方は、安心して相談できる人を探している」

「ゆっくり、じっくりと、ただ話を聴いてもらうだけで安心する」

「他の人に話すことで、自分が抱えている不安や混乱を少しずつ整理てきる。
 また、そのことで目の前にある不安に、少し距離をおいて考えられる」

等だろうと思っています。

相手が、どうしようも無い不安な気持ちや、切羽詰った状態を誰かに聞いてほしい・・・打ち明けたい・・・と思っている時に、こちら側も相手を心配するあまり「一方的な助言」をしてしまっては何にもならないということです。

話す前に 「 聴 く 」 ことに大切さを忘れないようにしたいと思います。

「我孫子の樹」 続報・・・

2007年03月09日 | らくがきコーナー


昨日のブログで私の住んでいる、千葉県我孫子(アビコ)市の公園にある樹を勝手に「日立の樹」を真似て  『我孫子の樹』とお伝えしました。
そう言えば、我孫子=アビコ って皆さん読めましたか???

昨晩、考えてみたら、「必ず地方自治体などには、『市の木とか花』って決まっているのでは・・・」と思い調べてみたら、やはりありました。

そこで、本日は続報としました。


我孫子市の木 「けやき」です。

空に向かってそびえ、伸びる木の姿は、我孫子市の将来をイメージするものとして、 市制施行を記念し昭和45年7月1日に指定されました。写真は湖北台団地けやき通り 500メートルに渡る「けやき並木」です。







ついでに、我孫子市の花 「つつじ」です。

サクラとともに親しまれ暑さ寒さに強いことから、伸びゆく我孫子市のシンボルして、市制施行を記念し昭和45年7月1日に指定されました。昨日写真を撮った手賀沼の遊歩道に咲くつつじは、花の道となっています。これからが楽しみです。






さらに、我孫子市の鳥 「オオバン」です。

我孫子市は手賀沼という大きな沼があり、多くの野鳥が飛来する事でも有名です。毎年「ジャパ ンバード フェスティバル」も開催されますし、あの有名な「山科鳥類研究所」も近くに有り、皇室の紀宮さま、今は民間に嫁がれた「黒田清子」さんも、よくお見えになっていました。そんな訳で鳥には「縁が深い、我孫子市」です。
オオバンは、手賀沼で最も数が多く、一年中見ることができることから、市を代表する鳥として、昭和63年12月1日に指定されました。





以上、続報でした。