こころのカフェテラス ~ ほっと癒されるblog ~

最近疲れてませんか?「からだ」と「こころ」
心理カウンセラーの目線で心身の健康・社会等に関する情報を発信しています。

「こころ」のこもった挨拶・・・

2006年06月15日 | カウンセラーの独り言
今日は、挨拶(あいさつ)について考えてみました。先日新聞で「上手なあいさつ」というコラムを読み考えたんですが・・・。
挨拶ってコミュニケーションの第一歩というか、基本中の基本ですよね。朝起きて「おはよう!」と一言、ご飯を食べる時に「いただきます」と一言、食べ終わって満足したら「ごちそうさま!」と一言・・・とにかく一日のうちで何回も挨拶してますよね。
しかし、ややもすると儀礼的に、慣習で、ただ何となく挨拶しているという事もおるのでは・・・?
新聞のコラムには、職場でよく使われる「お疲れさま」について触れていました。
例えば上司から「ご苦労様」といわれた部下が、上司に対して「お疲れさまです」と返事を返す・・・。
ただ、いつでも、どんな時でも上司に対して「お疲れさまです」と言っては、それはマニュアル通りの「こころのこもっていない挨拶」になってしまいます。言った方も、言われた方も気分を害することもあるかもしれません。
TPOに合った、相手の状況をちょっと考えた、挨拶・・・。ちょっとした工夫で職場の人間関係も和やかになり、ストレスフルな毎日が少しは過ごしやすい職場環境や、暮らしやすい地域・家庭を生み出すかもしれませんね!

快眠度を測定する・・・

2006年06月14日 | 「こころとからだの健康」お役立ち情報
今週はサッカーワールドカップもあり、サッカーファンならずもテレビ観戦やパブリックビュー・スポーツバーなどで盛り上がり寝不足の方も多いのでは?

日本人の5人に1人は何らかの睡眠障害を経験していると言われるほどで、睡眠、それも質の良い睡眠「快眠」には誰もが注目している事と思います。昔から「快眠」「快便」は健康のバロメータとも言われているように、睡眠は私たちの心身に大きく関わっています。

その睡眠の状態「快眠度」を測定する「枕」が開発され本年9月には発売されるようです。
寝具メーカーと大手商社が共同で開発・上市するもので、≪「快眠度」を表す枕「ねむり博士」≫というそうです。枕にはセンサーと液晶画面のあるコントローラ部分があり、「人は深い眠りの時には頭の動きが少ない」という点を利用して、睡眠中ま頭の動きを計測・分析するものです。
過去二週間のデータと比較して、快眠度を30~95%の14段階に分けて表示し「今日は快眠、何事も効率よく捗ります」とか「今日は睡眠が不十分、まめに休憩を」などのメッセージを表示してくれるそうです。
価格は¥45,000夜後の予定とか・・・。

あくまで、睡眠状態を数値化して一つの目安として表現してくれるものです。けっして快眠をサポートする枕ではないようなので・・・念のため。

なお、寝具メーカーは色々な「眠り」に関する商品をラインアップしています。興味がある方は下記のURLから・・・。
(私は、このメーカーとは何ら利害関係はありません)
     http://www.loftyshop.com/

少子化にストレスの影・・・

2006年06月13日 | カウンセラーの独り言
ここ最近、男女共同参画とか、少子化対策と言うような言葉を多く見聞きします。
このブログでも何回かこうした言葉を使っていますし、私自身も興味がある話題です。

先日、日経新聞のコラムに「少子化対策 新たな視点」という記事を見つけました。
これによりますと、25~39歳の働き盛りの男性で、何らかのストレスを感じている人の内、約70%の人が「夫婦の営みが減った」と答えているそうです。これは関西経済同友会が2005年10~12月にアンケート調査したものです。
ストレスを感じている要因は、仕事関係:47%と、だんとつトップだそうです。また仕事関係で感じるストレスも更に分析すると、従来のように仕事の適正や、職場での人間関係等といった物の他に「会社に頼らず自分のキャリアを切り開くべき」「職業能力を身につけるべき」といったような、働き方の多様化・勤労者意識の変化等に繋がる問題も出てきています。

若干、短絡的かもしれませんが「子育て世代が抱える仕事のストレスが少子化に影響している・・・」ということも真剣に分析してみる必要があるかもしれません。

W.Cup 初戦、残念!

2006年06月13日 | らくがきコーナー
「サッカーワールドカップ」2006ドイツ大会、日本の初戦は大変残念でした。
先制1点は良かったのですが・・・もうそこで勝てた気持ちになっていた(?)のは
テレビを見ていた私だけかもしれませんが、相手側の2点、3点目は本当に残念です。集注力が切れてしまったのか・・・「勝ち点1」を守るのか「勝ち点3」を狙うのか・・・ベンチと選手のコミュニケーションはどうだったのか?
日本中が、世界中が、歓声と溜息に包まれていたように思います。
次は18日ですね  頑張れニッポン! サムライブルー!

自殺対策法、いよいよ成立!

2006年06月12日 | カウンセラーの独り言
現在、通常国会が開催されていることは皆さんもご存知だと思います。
まっ永田町は国会審議よりも「自民党次期総裁選」の対応に忙しいような印象も感じ取れますが・・・。
今国会では、多くの法案審議も行われています。この中で現在社会問題となっている「自殺」に国としても本格的に取り組むための法整備をということで超党派の議員提案で「自殺対策法」が審議されており、先週金曜に参院を通過し今週には衆院で可決・成立の見込みです。

自殺については年間3万人を超える状況が数年続いており、その多くの原因に「うつ」や「心の病」、職場・家庭でのストレス、高齢者の病気や介護といったことが挙げられています。
過日開催された「日本精神神経学会」での報告では、一定規模の企業に配置が義務付けられている「産業医」へのアンケートによると、産業医の約70%が「従業員から自殺をうかがわせる内容の相談」を受けた事があると回答していることが発表されました。
今回の調査は産業医大の中野先生らのチームが実施したもので、対象は全国の産業医278名(内回答があったのは157名)で製造業が70%、事業場の規模は1000人以上3000人未満が約半数といったものです。
この調査の結果、精神科医などのメンタルヘルス担当医がいる事業場は36.9%(内、常勤は7.6%)、カウンセラーなどの心理担当者がいる事業場は34.4%(内、常勤は12.1%)となっているそうです。
従業員の相談で「自殺をうかがわせるような内容」があったのは109の事業場で全体の69.4%に上っているそうです。

人は皆それぞれに色々な悩みを抱えており、多くの人がその悩みを自分なりに解決したり、誰かに相談したり、誰かの助けを借りたりして対処しています。しかし、自分ひとりで抱え込み悩みぬいている人が多いことも事実でしょう。国が法整備をして対策を講じて頂くことも大変重要です。
しかし、ここの現場ではきめ細かな面談や相談業務、メンタルヘルス不全防止のシステム作りと運用等々様々な課題が山積しています。私たち心理職の仕事の重要性が益々増えているということを痛感しています。


*** 自殺対策法が参院通過 ***

(提供:2006年6月9日 共同通信社)

 8年連続で3万人を超えた自殺問題で、国を挙げた対策を推進するため
国や自治体の責務や対策の柱などを定めた自殺対策基本法案が9日、参院
本会議で全会一致で可決された。
法案は来週、衆院に諮られ可決、成立する見込み。
法案は、国が総合的な対策を実行する責務を負っていることを明記したほか
遺族や民間団体などへの支援を盛り込んでいる。

ジューン・ブライドは悩みの時期・・・

2006年06月09日 | 「こころとからだの健康」お役立ち情報
今日は千葉では朝から雨です、かなり降っています、6月ですからね・・・
6月と言えば「ジューン・ブライド=6月の花嫁」ってことで、結婚される方が多いのではと思います。
しかし、よく言われることですが「マリッジブルー」などと結婚式が近づくにつれて不安や悩みを抱え、強いストレス感じて体調を崩す方も少なくありません。
「私の結婚は間違っていなかったのか・・・」「私は幸せになれるのか・・・」「私の選んだこの人で良かったのか・・・もっと素敵な人が・・・」etc.
そして男女共には結婚生活に大きな理想を描き、その通りの生活ができるのか心配をつのらせてしまう人もいます。
例えば、「夫婦共働きはいいけど、家事は女性の仕事、男性は妻のため・将来の子供のために外で目一杯働くもの」「仕事も家事も両立できるのが理想、だけど料理や洗濯など今まで母親任せ・・・ちゃんと出来るかしら」など無意識のうちに性別による役割や理想像に捉われてしまうこともあります。
いわゆる「ジェンダー」に縛られているわけです。
男女共同参画社会の実現を目指し、その一環として少子化対策や子育て支援等が政府や自治体で検討されています。「ジェンダーフリーな社会」を目指している訳ですが、私たち日本人はこれが中々難しい「男尊女卑」とまではいかなくても性差による社会的信用や立場、役割が染み付いてしまっています。
それゆえ、結婚などという人生の大きな転機、イベントで悩み心配しストレスを抱え込んでしまいます。

本当に愛し合って結婚する2人なら、お互いの立場をよく理解し社会での仕事や活動も家庭の中の事も、それぞれ2人に与えられた役割の一つということを自覚した上で、お互いの考えや気持ちを理解し合う事が大切です。

無理は続きません、結婚生活は「我が儘を主張するのではなく、無用な我慢をしないでお互いに解決の糸口を探る」ことですよね。

私の好きな言葉に「愛し合うということは、お互いに見つめ合うことではない。お互いに同じ方向(目標)を見つめることだ」というのがあります。

ジューン・ブライド、これからご結婚される皆さん、どうぞお幸せに・・・。

季節の変わり目は「こころの変わり目」

2006年06月08日 | カウンセラーの独り言

6月に入り、各地で梅雨入りの発表がありますね。関東も例年なら今週あたりですが・・・今年は天候が不順で、今週はちょっと涼しかったり、急に雷雨だったりと天候が変わりやすくなっています。


こうした天候の不順や季節の変わり目は、「こころの変わり目」になることもあります。
こころの変わり目と言っても、移り気と言う訳ではなく、憂うつな気分や、倦怠感・疲労感からくる意欲減退など、めまいや胃腸障害などによる不安感など・・・何となくマイナス思考への雰囲気がこころへも悪い影響を及ぼす事があるようです。


そんな時は無理する必要はありませんが、ちょっとだけ頑張って「何か新しい事」「今まで面倒くさくてやれなかった事」等々にチャレンジしてみるのも良い事です。
例えば・・・
どうせ雨ばかりだから、外出するのも・・・と言うときには、整理しようと思っていた写真の整理をしてみる。数年前の写真が手付かずでしまってある方も多いのでは?写真を整理し出すと、ついつい写真に見入ってしまい色々な思いで等が浮かんできますよね。
それが良いんです、「懐古主義」ではなく「今までの楽しかった事」「嫌なときの自分」等を改めて見つめ直すと、新たな意欲や目標などが明確になってくる事があります。

決してマイナスイメージではなく過去を振り返る・・・季節の変わり目にこころを好転させる・・・皆さんも何か普段出来ない事をやってみてはいかがですか?

本当にお久しぶりです

2006年06月07日 | カウンセラーの独り言
5月は遠の昔に終わり、6月も一週間が過ぎ・・・ブログをやめてしまったのではと思われた方もいらっしゃるのではないかと心配するほど更新が出来ずにいました。

今年はこの5~6月に本当に多くの仕事が重なった上、前回の記事にもありましたように「全国骨髄バンクボランティアの集い」の運営に参加していた関係から、まぁーよくもこんなに予定・やる事がビッシリ入っているなぁーと自分でも呆れるほどでした。6/3の骨髄バンク関係全国の集いは色々な反省点はあるものの、何とか無事に終えることが出来ました。

やっと、通常のペースに戻って仕事が出来ま・・・いやいや、ブログの更新が出来そうです。ブログでお伝えしたい事や、思っていることは山ほどあるのですが、時間が無かったので本当にハガユイ思いでした。

でも、爆発せずに淡々と情報を発信していきます。
先ずは、今日はしばらくお休みしていたブログ更新のリハビリっていうことで・・・。