こころのカフェテラス ~ ほっと癒されるblog ~

最近疲れてませんか?「からだ」と「こころ」
心理カウンセラーの目線で心身の健康・社会等に関する情報を発信しています。

ストレスと「痔」の関係?

2005年09月30日 | 「こころとからだの健康」お役立ち情報
またまた、久しぶりの投稿になってしまいました・・・

今日はストレスと「痔」の関係について触れてみたいと思います。そうです、あの「痔」です。
痔はすごくポピュラーな病気で、日本人の3人に1人は痔を患っていると言われており、ここにもあそこにも患者さんがウヨウヨ居るような状態だそうです。皆さん黙っているけど「地主」さん・・・あっ、いやいや訂正「痔主」さんなんですねぇー
私は「痔」というのは、男性に多いと思っていましたが、実は女性の患者さんも多く、妊娠や出産の機会に痔になる方も多いのだとか・・・。

さて、この「痔」の原因ですが、これまでは不規則な生活等による排便リズムの悪化、便秘、過度な「イキミ」、女性の出産時のイキミ等々が挙げられてきました。が、最近ではこれに加えて、長時間のデスクワーク、仕事によるストレス等が原因で「痔」になる方が増えているようです。

現代医学では「痔」は多くの場合が手術せずに薬を上手く使えば直せるそうですが、その反面やはり「たかが痔」「病院に行くのは恥ずかしい」「仕事が忙しくて・・・」などと放っておいたため悪化する事もあるのが現状のようです。

「痔」の予防には①刺激物の多い食事は避ける、②ストレスの多い生活スタイルを改善する ことが重要だそうです。また、痔の兆候があったら恥ずかしがらず専門医に見てもらう事が症状を悪化させない一番の方法です。特に血便などを勝手に「痔」だと思い込んでいると「大腸ガン」などを見逃す危険性もあります。

  以下は専門医の先生に伺った「痔」にならない、悪化させないポイントです。ご参考まで・・・

 (1)便意を感じたらすぐにトイレに行き、3分間を目安に切り上げ、長時間いきまない

 (2)排便後はキレイにふき取り、出来れば洗って乾かす

 (3)時間をかけて入浴し、肛門周辺のうっ血を解消する、肛門周辺のマッサージも効果的

 (4)長時間椅子に座っている仕事でも体を動かして、おしりへの負担を減らす

 (5)アルコールや刺激物は沢山取り過ぎず、便秘や下痢になりがちな食生活を改善する

 (6)仕事上やプライベートでもストレスを感じやすい生活を改善し、ストレス解消もかねて適度な運動をおこない食事・排便のリズムを整える




良い年齢を重ねたいです

2005年09月22日 | らくがきコーナー


全くもって、自己完結ですが・・・

今日は私、誕生日でした。仕事に追われ、出張に疲れ
今日も一日中、3つの会議をこなし・・・
忘れるところでした。

また1つ歳を重ねますが、良い年齢を重ねられるよう
自分と向き合い、また一年過ごして行きたいです。   


カウンセリングのご案内 (3)

2005年09月22日 | カウンセリングのご案内


今日は久しぶりの「カウンセリングのご案内 (3)」です。

ドマーニ メンタルヘルス オフィスでは、今までにもご紹介の通り、セミナーだけではなく一般の個人向けカウンセリングにも応じています。

今回、地元我孫子市での「ストレスの上手なコントロール」セミナーの開催を機に≪こころのカフェテラス≫という、メンタルケア&サポートのグループを立ち上げました。
こちらでも、より身近で気負い無く、1人でも多くの方にカウンセリングを受けて頂くことが出来るように、  『無料相談会』  を定期的に開催しようと計画中です。
カウンセリングってどんなもの? お医者さんとは何が違うの? 今、お医者さんに通い薬を飲んでいるけど、一生薬が必要なの?  家族や親戚、友人・知人に心配な人がいるけど、何処に誰に相談したらよいのか・・・? と色々な悩みや疑問に無料でお答えして、今後の対応を一緒に考えていける場を持ちたいと考えています。

詳細のご案内までしばらくお待ち下さい。


相手のこころを先読みするのは危険?

2005年09月21日 | カウンセラーの独り言
相手のこころを的確に掴む事ができれば、色々な行動が上手くいくと考えている人はかなり多いのではないでしょうか?
出来るだけ相手のこころを先読みして自分の行動を選択する、そうすれば相手にとっても自分にとっても最良の結果が得られると・・・。
しかし、この「こころの先読み」も良し悪しがあるようです。

あるカウンセリングの事例紹介に掲載されていたものです。
30歳代の女性A子さんは「上司に嫌われた」と思い、職場での人間関係に悩み落ち込んでいたそうです。これまでは朝会って「おはようございます」と挨拶すると上司も「おはよう!」と返してくれ、普段のコミュニケーションでも明るくハキハキとした会話でお互い仕事の打合せや、休み時間に雑談などを交わしていたそうです。
それが、あるプロジェクトが終了して以降「朝挨拶しても返事ひとつ無い」「明らかに私に接する態度が今までと違う」という状況から、相手のこころを先読みして「私は上司に嫌われた」と思い悩んでしまったようです。
しかし、暫くしたある日に上司が「親の介護問題で心身ともに疲れていた」という話を人伝に聞き、社内でも挨拶や会話を今までのように出来ない程疲れていたため、A子さんにも挨拶もせずいわゆる「シカト」してしまっていたんだろうということが解り「自分の取り越し苦労」であると言う結論に辿り着きました。
このように、本当の理由・相手の気持ち・真実等々をはっきりと確認する前に、先読みしてしまうと思わぬマイナス面が表へ現れストレスの要因を自ら作ってしまうことになるようです。自分にとって良いと思って先読みしたところが、全く正反対の効果をもたらしてしまうという事例です。
相手のこころを先読みするには、まず自分のこころに余裕を持って、発想の柔軟性が保てるようにする事が必要なようです。
相手のこころを先読みする事はプラス面がたくさんありますが、一歩間違えると危険な場合もあるんですよ・・・!

久しぶりにリフレッシュ

2005年09月20日 | らくがきコーナー
今回も新規記事のUPに随分と間が空いてしまいました。
先週9/15~17まで、会議など諸用で北海道へ行っていました。
すっかり初秋の気配で朝晩は長袖のシャツが必要なほどでした。
少し時間がありましたので、小樽運河へ行ってみましたが平日にも拘らず、人の多い事(人の事は言えませんが・・・)。
修学旅行におば様達の団体etc.小樽運河も人、人、人・・・でしたが合間を縫ってベストショットを一枚!
人の多さを除けば、小樽の町というのはこころが落ち着く所だと思います。久しぶりにプチリフレッシュしました。
今度はもう少しゆったりと小樽を散策してみたいなぁ~。

睡眠の改善

2005年09月12日 | 「こころとからだの健康」お役立ち情報
以前にも睡眠について書きましたが、実に日本人の5人に1人は何らかの睡眠に対する悩みを持っていると言われています。
そんな中で、最近は睡眠を助ける又は改善する様々な薬や食品が手軽に手に入るようになりました。
代表的なものにエスエス製薬が発売している「ドリエル」があります。国内初の睡眠改善を目的とした市販薬です。この薬は開発当初、働き盛りの男性サラリーマンをターゲットにしていたそうですが、いざ発売されると購入者の大半が女性という話を聞いています。発売開始した2年まえには売上目標6億円/年だったそうですが、実際には目標の5倍にあたる、30億円/年に上っているそうです。
男女雇用機会均等や男女共同参画社会推進の動きが活発となり、働き方が大きく変わりはじめた20~30才代の女性の約8割が不眠などを経験した事があるという調査結果が示すように、睡眠改善薬の市場規模が予想以上に大きくなっており、且つ男性だけでは無く、女性も同様の激務、悩み、不安等々からこうした市販薬の需要を高めているのでしょう。
また、味の素では健康補助食品として「グリナ」というサプリメントを発売しています。これも深い眠りにつくことができると言われる、エビやホタテに含まれるアミノ酸「グリシン」を配合した顆粒状の食品です。通信販売のみ取扱ということですが、大きな反響を呼んでいるようです。

いずれも依存、乱用に注意する必要がありますので、それぞれ1週間程度使用しても効果が現われない時は、専門医に相談する事をお勧めします。
人間の一生の内、25~30%を占める睡眠、質の高い良い睡眠を得ることで、活動時間を120%活かせる訳ですよね・・・。

海外勤務者のメンタルヘルス

2005年09月05日 | カウンセラーの独り言
ちょっと前のことになりますが、日本人宇宙飛行士「野口」さんの大変な活躍は多くの日本人に感動を与え
また彼の飾らない素直で朴訥な雰囲気が沢山の人の好感を得たことはまだ皆さんの記憶に新しい事でしょう。

海外各地で3ヵ月以上滞在している日本人は約59万人に上ると言われており、このうち約6割が民間企業のサラリーマンだということです。
先進国各国から後進国、最近では中国への企業進出も多く世界中のあらゆる所で日本人が活躍していると言えます。
こうした素晴しい活躍の陰に、日本とは違った環境で文字通り「激務」に従事している人の中には、精神面での健康を害ってしまう人も少なくありません。
ある調査で海外勤務者1500人にアンケートしたところ、最もストレスを感じる事は「仕事の量や質」「対人関係」と言ったものが多く
発展途上国を中心とした在留邦人への調査では約4割が神経症傾向、約2割が抑うつ傾向という報告もあります。
また、軽症ですが「睡眠障害」「原因不明の身体の不調」「業務実績の明らかな低下」等々うつ病の初期症状を訴える人も少なくないそうです。

近年、国内の各企業がメンタルヘルスやストレス予防に大きく関心を持ち出したところです。先日、ガイアの夜明けというTV番組で
「ストレスに負けない」という特集を放映していました。ご覧になった方もいると思いますが国内に勤務する従業員へのケアは進みつつありますが海外勤務者へのケアはまだまだのようです。具合が悪いなと思ったり、具合が悪そうな人を見たら早めに医師の診断を受けたり、国内に一時帰国したのという初動対応が何よりも望まれます。

さらに、海外勤務者本人はもちろん、一緒に現地で生活しているご家族のケアも大変重要です。
ある企業の海外勤務者の例ですが、本人は元々英会話の素養があり赴任前にも会社の費用負担で英会話集中講座を受講し、赴任地へ赴きました。
その後現地での住居も決まり奥さんを呼び寄せたのですが、奥さんは英語が苦手な上、どちらかと言うと人付き合いも苦手なタイプで
赴任先でも買い物以外、ほとんどアパートから外出する事が出来ず、同じ企業の在留邦人の奥さん同士の集まりやホームパーティーにも出席できず
とうとう「うつ病」になってしまい奥さんだけ帰国する事になった、というケースがありました。

多くの優秀な日本人が世界中で安心して活躍できるよう、処遇の整備治安の確保も大切ですが
「心身のケア」についてもプライオリティを高めて対応する事が望まれますね。

心理職の激務(1)

2005年09月02日 | カウンセラーの独り言
先日、ある精神保健福祉士を目指してソーシャルワーカーとして働いていた方とお話しをする機会がありました。
その方は精神科専門病院で20才代前半に勤務したそうですが、精神科の患者さんとの対応や閉鎖病棟の管理などは大変に神経を擦り減らす仕事で、若干20代の身にはあまりにも心身ともに負担が大きく、退職されたようです。
中でもアルコール依存の患者さんの管理は大変だったそうで幻聴・幻覚や妄想にとらわれ、大変な状態の患者さんを落ち着かせたり、患者さんのご家族に病気の説明と理解を求めたり、病気が回復に向かい始めた患者さん同士のグループ療法に参加したり・・・難しい仕事のようです。
そもそもソーシャルワーカーという立場は医師ではなく、看護師でもなく、作業療法士でもなく・・・何とも曖昧な立場ですから病院の方針によっては本来の域を超えた業務をこなすことを期待されるケースも少なくないようです。
その方は専門学校を卒業され所定の単位を取得されているので「精神保健福祉士」の国家試験を受ければ、全国にある精神保健センター等で勤務する事も出来るでしょう。
それにしても、私たちカウンセラーを含め、心理職と言われる人たちの仕事は想像以上に激務なケースが多いようです。また機会があればシリーズとして独り言を掲載します。

厳しかった夏・・・

2005年09月02日 | らくがきコーナー
昨日から9月がスタートしました。関東の学校でも一斉に新学期が始まり
朝の街角に真っ黒に日焼けして宿題の成果を抱えた子供達の声がはずんでいました。
私はしばらく新規記事のUPをさぼってしまいましたが、8月末に仕事で北海道(釧路~札幌)へ行ってました。
さすが8月末の北海道だけあり朝晩の気温17℃、日中でも26℃位、湿度が低く本当に爽やか~って感じでした。
しかし地元の方の話では今年2~3番目の暑さだそうで、釧路では夕食に入ったお店で「北海道はクーラーなんて無いから、これで我慢してね・・・」とウチワを渡されました

なんか、羨ましい生活って言うか、その分冬の寒さの厳しさがありますから大変ですが・・・。
私たちの普段の生活パターンが自分に最も慣れ親しんだものであり、そのパターンから外れてしまうと、暮らしにくさや、ストレスを感じてしまうんですね。
暑さ寒さも彼岸まで、と言われるようにあっと言う間に秋が訪れ、冬になり、年が変わっていきます。今年のあと4ヵ月でやり残す事の無いように頑張ります。皆さんは9月・・・どう過ごしますか?