詩育日誌09.01いま世界はうなだれている②うり坊
それ、なに味?コメぬか味。ヤギはスープを飲むのがヘタズルズル音をたてて半分、よこせったら。残酷な野生のええかっこーしぃあんた、だれ...
詩育日誌09.02折り合い
よくできたという気もちがへし折られとるヤギがだまって見ちょるが向きにならんといて食べる...
詩育日誌09.03バカばっかやって
やっぱそうきたないきなり沈黙か年とってからもバカばっかやってトレーニング中負けをひと...
詩育日誌09.04おサボり
若いころサボったことは一生やらされるそうかなぁ。やらされてることが多すぎてなにをサボったかわからんようになった戦争をサボって人を殺さなかった兵士はしかられるの...
詩育日誌09.05青いイルカの夢①墨子さん
青いイルカが背中を泳いでいる墨子さんスキンヘッドのうなじへ夏のしぶき撥ねあげているアロ...
詩育日誌09.06小さい命
話すほどのことじゃないけどあえて言えば芝生にネコの死骸まだ、小さいよ。ため息が穴を掘...
詩育日誌09.07ペダル
自転車をゆっくりこぐ油切れだが日常のたわいないことがペダルをまわす 涼しい風になった...
山羊句会09.07白露
詩育日誌09.08いま世界はうなだれている③フワフワ最後のやさしさ
(最後のやさしさがこの世界のどこかに潜んでいる) それ、なに味?愛のかくし味。いいなあ。あげるよ。派手な音たてて飲んでかま...
詩育日誌09.09タガ
仲が良いとか悪いとか思いこみがありえない現実の出あいと別れとなって ひとの和をたばねている情がいちど外れるとなかなか修復できない どうして?良し悪しじゃなくいっしょに...