馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

つらなりのほつれ fray of sequence(28)ヴェネチアが事実を脱いで③

どげんすんねん、近未来迷惑。

遠近法のドアを開けると。

近未来を汚したイカの口を首からさげている。それ、なんなん?の表面を回遊する遊覧船に乗って、この水都市の不埒をなんとかしてや、と叫んでいるワシらは喉が渇いて、どげんすんねん。近未来迷惑になるからって遠近法のドアを開けると入り組んだ水路にゴンドラ服がストライプの影を落している。赤い悪魔の仮面はザクロの枝にかかっている。わかったよ、おばさん。窓に生きざま、干すなよ。


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