馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

いま世界はうなだれている(54)折角を、ちぎって。

ありゃ、そりゃ、つまり。
生きている限りふたりはいつもいっしょ
ということですね。

(ここにいるというのにいないことにして欲しいなんて、折角ですが。

そのことばシッポの方から
ためらいの角が生えている

(もっと、素直に。猟犬が来たら嫌だのサイン出してねバッティングコーチみたいにガム噛みながら

好きな生きかたが緑の言説を
縦横に走る光の織物に寝転ぶ

文字って、まぶしい。

(はい、好きにしていい。のことば通り。

尻のほうから腐れやすい折角を
ちぎって捨てらあ。
香り、青い。

(きみの笑顔が生存にひろがる日

(つづく)


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