馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

詩育日誌01.14いま世界はうなだれている㉘さばたる

背なかにクスリをかける
腰麻痺という
蚊がはこんでくる病気
こわいよ

(カラダもこころも病気にならんのがいちばん

立てなくなる
まぬけだ、ね。
まはねけているけど
人生は終わらない

(意味が、高確率でわるさしても

ごほうびのパンを
パクパク食べる
月にのぼるくらいうれしい

(比喩が、作為的にさばたっても

さっとふりかけをかける
さっとお茶漬けを食べる
さっと悪いことを忘れる

(さばたるそこの可哀そうな人ちょっとなんとかしてよ

(つづく)


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