馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

詩育日誌22.8.23 だれかいる

いくつかの月を追いかけている
資本がふらっと
だれでもないだれかまで
旅に出たくなった
よろこびを繕って
なにをしても許される
仕事着で
自分のすがたを語ろうとすると
こころが雨具だ
あたまが石臼だ
まっすぐ見てるからなんでも見える
たのしみを訝って
なにをしても喜ばれる
無表情に
雨が降ってまた晴れた
はしたないくらい自由に
きっぱりと破局を
終わりから始めよう
だれかいる
よどみなく欲望を流通させて


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