ドクトルかっちゃん[笑顔で元気] 1314KHzラジオ大阪OBC

ラジオ大阪(水) 17:45~パーソナリティーかっちゃん&仲みゆき・毎週お届けする医療健康情報です。

朝、スッキリしない方には高純度のフラクトオリゴ糖95%業務用シロップ

2024-06-06 00:40:59 | 医療健康
もうすぐ青梅が出来る時期です。
青梅のオリゴ糖漬けやハチミツ漬けを作っている人がいます。
フラクトオリゴ糖漬けはお勧めです。
フラクトオリゴ糖、純度55%の甘味料を使用されている方から
「カロリーが気になるので高純度95%のフラクトオリゴ糖を使いたいけど業務用は25kg入りしか販売していないので重くて持てないし、量も多すぎます。330g入りのフラクトオリゴ糖95は沢山使うので高く付いてしまう」との相談がありました。
その他、シロップのオリゴ糖を100%のオリゴ糖と信じて使用していた人もいます。
ネットで販売している商品も100%のオリゴ糖と書いている商品もあります。
シロップのオリゴ糖は水分が25%含まれていますので100%は有り得ません。
そして固形成分中の含有量ですが、安価なオリゴ糖10%の商品がありますが、90%は砂糖です。
血糖値を上げてしまいますね。
他にオリゴ糖55%、70%などの商品があります。
そして一番含有量が多いのは、主成分がフラクトオリゴ糖のメイオリゴP95%の原料です。
純度が低いほど甘く、純度が高いほど甘味もカロリーも低くなります。
メイオリゴPは、水飴の様な優しい甘さで糖質も3.7%程ですので血糖値を上げません。
朝、スッキリ出ない方にはお勧めです。
フラクトオリゴ糖95を大匙1杯、コップ一杯の温かい飲み物に溶かして飲むと、直ぐにトイレに行きたくなる人がいます。
最初に試される時は、外出される前は飲まずに、自宅にいる日に試してください。
頑固な便秘の方は1日2~3回飲んで、軟便になったら量を減らしてください。
発熱時に便が出ていない時にもお勧めです。
便が出ると少し熱も下がります。
小さな子供さんはティースプーン1~2杯の量にして下さい。
便通促進以外に大腸のビフィズス菌を増やす働きがあります。
ビフィズス菌を食べても定住せずに排泄されますので、元々腸に棲んでいる常在菌のビフィズス菌を増やす為にフラクトオリゴ糖95を活用してください。
フラクトオリゴ糖のビフィズス菌増殖効果は、2週間1日1gの摂取で2.5倍、3gで3.2倍、5gで4倍まで増やしますが摂取を止めると減ってしまいますので、毎日の摂取が大事です。
その他、フラクトオリゴ糖は低カロリーで血糖値を上げませんし、カルシウムやマグネシウムなどミネラルの吸収を促進します。
免疫の改善作用、血中コレステロールの低下作用なども確認されています。
フラクトオリゴ糖自体は水溶性食物繊維ですので、食物繊維含有量も72%です。
ビフィズス菌増殖には1日ティースプーン1~5杯、便通促進には大匙1~2杯を使用してください。
個人差もありますが、軟便になる様なら量を減らしてください。
調味料として魚の煮つけなどのお料理、ケーキ、スイーツなどの甘味料として使用できます。
魚の煮つけに酒、みりん、醤油、フラクトオリゴ糖を混ぜて煮ると美味しく炊けます。
黒豆や小豆を炊く時にも使えます。
卓上用は昨年11月のプレゼントに使用したフラクトオリゴ糖95、330g入りです。
そして今回、業務用として1.8ℓ(2.6㎏)入りのフラクトオリゴ糖95の業務用が発売されました。
様々なレシピに使用してください。
フラクトオリゴ糖漬けが出来るレシピ・青梅、ゆず、レモン、花梨、金柑、ニンニク、生姜、ナッツ、ドライフルーツ、ミニトマト、大根、セロリなど、様々なレシピがあります。
大腸上部に棲むビフィズス菌にはオリゴ糖が良いですが、大腸下部の酪酸菌を増やすのは食物繊維です。野菜、海藻類、根菜類も食べて、糠漬け、酢の物などの発酵食品も召し上がって下さい。
酢の物の苦手な方はお酢を加熱すると酸味が抑えられてまろやかになります。
加熱する時にフラクトオリゴ糖を入れると更に美味しくなります。

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