13日は弘前読書人倶楽部の例会日、ブックトークの日だ。先週のブログにも書いたが、今日のトークは、紆余曲折の挙句、僕が行った。出来栄えがどうかは、聞いた人が評価すべきことであって、僕は何一つ言うべき立場にはない。何はともあれ、終わってほっと一息をついているところだ。
ブックトークを読書人倶楽部の例会にしようと、思いついたところまでは良かった。7月には関さん、9月には田中さんにやっていただいた。その間も、いろいろな方に、ブックトークをしてみなせんか? と声をかけた。自身の読書体験や、お薦めの本を紹介するのだから、きっと進んで名乗りをあげて下さる方もいるだろうと、簡単に考えていた。
いやぁ、実際にお二方にはお話ししていただいて、更に大勢の人にお薦めしておいて、今さらながら言うのも無責任の誹りを免れえないが、自分でトークをしてみて、”本”の話がこんなにも大変なことだったのかと、初めてわかった。
難しい、ということではない。日常の会話の中で、「あんな本を読んだ」「あれが面白かった」などと本を話題にするのとは違い、小一時間とは言え、まとまった話しの中で、読んできた”本”を紹介することは、自分の人間性や半生を、すべて曝け出してしまうようで、とにかく照れ臭いものだ。
人前で話をするのは、得意ではないけど、議会報告会などで慣れてはいる。それに、”本”についての引き出しは、自分では、決して少ない方だとは思っていなかったのだが、いざとなると、どこからどのように話を進めればいいのか迷ってしまった。
結局、子どもの頃から学生時代までの読書体験を、足早に語った。原稿を書く時間も無かったので(昨夜は久しぶりの午前様であった)、記憶の糸を手繰り寄せながら、「あのぉ」とか「そのぉ」とかを連発しながら、たどたどしく話をさせていただいた。
読書体験と言いながら、しっかりと自分で書いた童話のPRもした。如何なる時でも自己宣伝を忘れないところが、選挙に携わる人間の悲しい性なのであろうか?
でも、いい体験でもあった。照れ臭いながらも、かつて読んだ本を思い出して頭の中で整理していく作業は、それはそれで楽しいものだ。子どもの頃に読んだ本を、図書館から借りてきて、もう一度読み直していくうちに、いつのまにか、その当時の感性が甦ってきたような気になれたのも、面白かった。
難しかったけど楽しかった。プラスとマイナスを差し引きすれば、圧倒的にプラスが上回ったような気がする。
そういう意味では、是非、多くの人にやってもらいたい。別に、読書人倶楽部の会員でなくてもいい。興味のある方は、是非、ご一報いただきたい。
追伸
今日、僕がブックトークで紹介した本は、近々、弘前読書人倶楽部のブログで紹介する、そちらのブログも、是ご愛読『いただきたいと、切にお願いする。
(紹介本)
車輪の下 (旺文社文庫)
エミールと探偵たち (岩波少年文庫)
名探偵カッレくん (岩波少年文庫)
九マイルは遠すぎる (早川文庫)
紀弁論理学 (中公新書)
運と偶然の科学 (講談社ブルーバックス)
トピーとうさぎ (ロマントピア)