弘前読書人倶楽部

弘前読書人倶楽部のオフィシャルBlogです。
「イベント情報」などを発信します☆

9月ブックトークを終えて

2023年09月26日 | イベント
 弘前読書人俱楽部の9月例会、今月の講話は、学校専任司書のMさんにお願いをした。
 学校専任司書の配置は、ある意味、僕の悲願でもあった。議員になる前から、「学校図書館を考える会という団体に入り、司書の役割や必要性を学んできた。 16年半前に議員になってからは、機会を見つけては、提案をし要望を続けてきた。市内全校に配置をしている松江市まで、視察に行ったこともある。
 あまり何度も質問をし要望をしていたら、ある時、当時の最年長議員から「お前、それは、利益誘導じゃないか」と野次られたこともある。冗談じゃない。その時点で、もう本屋を染めてから7年以上も経っていた。学校司書の必要性について、その程度の認識しかないような人が、議員をやっていたことに失望もした。
 それが漸く、令和3年から実現した。ただし、あくまで試験的にということで、小学校一人、中学校一人だけの配置だった。その一人、中学校の司書を務めているのが、今日の講師Mさんという次第だ。
 Mさんが、まず真っ先に取り組んだことは、どうしたら子どもたちが図書室に足を運んで貰えるようになるかということだった。そのために陳列の方法を変えた。クイズやゲームなどで、子どもの興味をひくような企画を考えた。司書だよりを作成し、子どもたちだけでなく保護者にも図書館の情報を伝えた。
 その結果、初年度で、図書館を利用する生徒数は倍近くに増えた。貸出し冊数も増えた。自らPOPを書こうと言ってくる生徒まで現れたそうだ。
 つまり、子どもたちは決して読書が嫌いなわけではない。何かきっかけをつくって上げられれば、きっと本に親しむようになる。そんなことが実証されたと言っても間違いではないと思う。
 成果は誰の目にもはっきりしている。僕としては、是非、司書を全校に配置し、勤務時間数も増やし、待遇の改善も図って、弘前を「日本一の読書のまち」にしてもらいたいものだと思った。
 子どもにとって、なぜ読書が必要かといったことについては、僕は、いくらでもお話しすることができる。読書が人格を形成する。読書が生命の尊さを教えてくれる。読書がいじめに負けない人間を創る・・・。先日、某ロータリークラブの卓話をやらせていただいたところ、けっこう好評だったようだ。
 ご用命があればどこへでも、講演に伺いたい。

弘前読書人倶楽部定時総会のご案内

2023年08月12日 | イベント
記録的な猛暑が続いておりますが、会員の皆様におかれましては、如何お過ごしでしょうか。
さて、遅くなりましたが、本年度の総会を、下記の通り開催いたします。今年は、記念講演の講師として、青森県隊友会弘前支部長の三上知彦様をお招きすることになりました。三上様には、戦没者の霊を弔う弘前忠霊塔の歴史や、この度発足した「弘前忠霊塔を守る会」の活動のこと等をお話いただく予定となっております。
 残暑厳しい折とは存じますが、多数の皆様のご参加をお願い申し上げます。

総会
日時  8月27(日)午後3時から
場所  弘前読書人倶楽部(本町69-1)
議題 1、令和4年度事業報告
   2、令和4年度決算案承認の件
   3、令和5年度事業計画案承認の件
   4、その他
記念講演(ブックトーク)
日時  同日午後4時から
講師  三上知彦様(青森県隊友会弘前支部長・弘前忠霊塔を守る会事務局長)演題  忠霊塔の歴史と保存活動

 尚、総会・記念講演終了後、懇親会を開催いたします。併せてご参加賜りますよう、お願い申し上げます。
会費  2500円                        以上

*ご出欠につきまして、8月24日までに、電話またはFAXにて、お知らせ下さいますようお願いします。(電話・FAXとも、0172-33-4033)

お願い 年会費6000円を、当日ご持参いただくか、同封の振替用紙でご送金下さいますようお願い申し上げます。

12月ブックトークご案内

2014年12月05日 | イベント
 12月ブックトークが決まった。
 12月は忘年会も兼ねて、参加者から「私の今年の1冊」を紹介してもらうことにした。勿論、強制ではない。誰も紹介する人がいなければ、仕方がない、僕や他の役員がやるしかない。12月21日(日)午後4時から、読書人倶楽部で行う。
  
 会員外でも興味がある方は、参加をお待ちしています。

 

ブックトークのお知らせ 再掲

2014年11月06日 | イベント
 昨日のブログの読者に、まずお詫びを申し上げます。
 肝心の日時・場所等をお知らせすることを忘れていたました。
 改めて・・・

 弘前読書人倶楽部11月例会ブックトーク
 
 日時 11月23日(日) 午後4時~
 場所 弘前読書人倶楽部
 講師 新戸部八州男氏(株式会社ムジコ・クリエート社長)
 会費 2000円

 ・・・です。どうぞ皆様、お越しくださいませ。

11月のブックトークのお知らせ

2014年11月05日 | イベント
 弘前読書人倶楽部の常駐スタッフのNさんが、長期の休暇に入って、もう、6日目となります。その間、正午から午後6時まで、僕が俱楽部の留守番をしています。
 お陰様で、毎日、何人かの会員が訪問してきてくれて、退屈することなく過ごしてまいりました。コーヒーを飲みながら、時にワインを傾けながら、お喋りをしていれば、時はいつの間にか過ぎていきます。
 さて、今日は、読書人倶楽部の11月のイベントのご案内をします。
 恒例のブックトークの今月の講師は、新戸部八州男さんです。ここのところ、弘前ペンクラブや「北奥氣圏」という同人誌関係の方続いたので、180度目先を変えて、実業界から選んでみました。
 彼は、弘前モータースクールや、メディアインなど、複数の企業グループの社長さんです。僕も、自分の書店を倒産させたあと、一時世話になっていた時期もあります。社員も何人か雇っていただきました。その意味では、僕の恩人の一人でもあります。
 にもかかわらず、学年では、僕の後輩にあたるので、だから、恩を忘れ、ついつい尊大な態度をとってしまうこともあります。反省をしなくては・・・。
 傍で見ていても、実に多忙そうにみえます。一つの会社だけでも大変なのに、いくつもの会社を抱えていて。会議や出張など、椅子の温まる暇もないのではないでしょうか?
 それに、無類の研修好きときtれいます。社員研修にはことのほか力を入れていると同時に、本人も、様々な研修を受けては、友人にその内容を説明しては勧誘をしています。
 そんな超お忙しの彼だが、本はたくさん読んでいます。メディアインという複合書店を始めたのは、本人が好きなだけ本を読みたかったからという説もあるくらいです。 僕が幼い頃、まさにそうでした。
 しかし、最近は、電子書籍に凝っているとのことです。でも、一説によると、紙の本は無くなるとうそぶいいているという噂も聞こえてきます。
 その点になると、僕は、立場を異にしています。というか、心情的に、僕は、紙の本に残って欲しい。喩え、最後の一人になろうと、紙の本を愛読する人間でいたい、と考えているんです。・・・っていうか、根本的にアナログ人間なので、あの端末の文字が、読みづらいんですよね、実は。
 来たるブックトークでは、そういう話も出るかもしれません。講話も楽しみだが、その後の懇親会での議論も楽しみですね。。
 会員以外の人も、もし興味があればどうぞご参加ください。。会費は2000円です。2000円で飲み放題。これはお得でしょ。