弘前読書人俱楽部の9月例会、今月の講話は、学校専任司書のMさんにお願いをした。
学校専任司書の配置は、ある意味、僕の悲願でもあった。議員になる前から、「学校図書館を考える会という団体に入り、司書の役割や必要性を学んできた。 16年半前に議員になってからは、機会を見つけては、提案をし要望を続けてきた。市内全校に配置をしている松江市まで、視察に行ったこともある。
あまり何度も質問をし要望をしていたら、ある時、当時の最年長議員から「お前、それは、利益誘導じゃないか」と野次られたこともある。冗談じゃない。その時点で、もう本屋を染めてから7年以上も経っていた。学校司書の必要性について、その程度の認識しかないような人が、議員をやっていたことに失望もした。
それが漸く、令和3年から実現した。ただし、あくまで試験的にということで、小学校一人、中学校一人だけの配置だった。その一人、中学校の司書を務めているのが、今日の講師Mさんという次第だ。
Mさんが、まず真っ先に取り組んだことは、どうしたら子どもたちが図書室に足を運んで貰えるようになるかということだった。そのために陳列の方法を変えた。クイズやゲームなどで、子どもの興味をひくような企画を考えた。司書だよりを作成し、子どもたちだけでなく保護者にも図書館の情報を伝えた。
その結果、初年度で、図書館を利用する生徒数は倍近くに増えた。貸出し冊数も増えた。自らPOPを書こうと言ってくる生徒まで現れたそうだ。
つまり、子どもたちは決して読書が嫌いなわけではない。何かきっかけをつくって上げられれば、きっと本に親しむようになる。そんなことが実証されたと言っても間違いではないと思う。
成果は誰の目にもはっきりしている。僕としては、是非、司書を全校に配置し、勤務時間数も増やし、待遇の改善も図って、弘前を「日本一の読書のまち」にしてもらいたいものだと思った。
子どもにとって、なぜ読書が必要かといったことについては、僕は、いくらでもお話しすることができる。読書が人格を形成する。読書が生命の尊さを教えてくれる。読書がいじめに負けない人間を創る・・・。先日、某ロータリークラブの卓話をやらせていただいたところ、けっこう好評だったようだ。
ご用命があればどこへでも、講演に伺いたい。
学校専任司書の配置は、ある意味、僕の悲願でもあった。議員になる前から、「学校図書館を考える会という団体に入り、司書の役割や必要性を学んできた。 16年半前に議員になってからは、機会を見つけては、提案をし要望を続けてきた。市内全校に配置をしている松江市まで、視察に行ったこともある。
あまり何度も質問をし要望をしていたら、ある時、当時の最年長議員から「お前、それは、利益誘導じゃないか」と野次られたこともある。冗談じゃない。その時点で、もう本屋を染めてから7年以上も経っていた。学校司書の必要性について、その程度の認識しかないような人が、議員をやっていたことに失望もした。
それが漸く、令和3年から実現した。ただし、あくまで試験的にということで、小学校一人、中学校一人だけの配置だった。その一人、中学校の司書を務めているのが、今日の講師Mさんという次第だ。
Mさんが、まず真っ先に取り組んだことは、どうしたら子どもたちが図書室に足を運んで貰えるようになるかということだった。そのために陳列の方法を変えた。クイズやゲームなどで、子どもの興味をひくような企画を考えた。司書だよりを作成し、子どもたちだけでなく保護者にも図書館の情報を伝えた。
その結果、初年度で、図書館を利用する生徒数は倍近くに増えた。貸出し冊数も増えた。自らPOPを書こうと言ってくる生徒まで現れたそうだ。
つまり、子どもたちは決して読書が嫌いなわけではない。何かきっかけをつくって上げられれば、きっと本に親しむようになる。そんなことが実証されたと言っても間違いではないと思う。
成果は誰の目にもはっきりしている。僕としては、是非、司書を全校に配置し、勤務時間数も増やし、待遇の改善も図って、弘前を「日本一の読書のまち」にしてもらいたいものだと思った。
子どもにとって、なぜ読書が必要かといったことについては、僕は、いくらでもお話しすることができる。読書が人格を形成する。読書が生命の尊さを教えてくれる。読書がいじめに負けない人間を創る・・・。先日、某ロータリークラブの卓話をやらせていただいたところ、けっこう好評だったようだ。
ご用命があればどこへでも、講演に伺いたい。