身体障がい者のための作業施設を立ち上げようとしている人がいる。一人で、各種助成制度を調べたり、NPO法人設立の書類作成や手続きを行ったり、とても熱心に活動をされている。
今日は、その方が、読書人倶楽部にいらっしゃって、場所の件など、いくつかご相談を受けた。こういう打ち合わせをする時には、読書人倶楽部は、とても便がいい。車も2~3台は停められるし、周囲を気にする必要もない。第一、只だ。今時、喫茶店(ん? 死語か? 今はカフェって言うんだろうな?)に入っても、コーヒー一杯で数百円もとられてしまう。周りのお喋りが聞こえてくる、ってことは、こちらの話していることも聞こえているということだ。内緒(?)の話は難しい。
だから、僕は、ちょくちょく、そういった利用をしている。明後日も、別件で打ち合わせの予定が入っている。
かといって、ここは、僕の政治活動の事務所ではない。そこは、是非、誤解しないでいただきたい。
会員であれば誰でも、待ち合わせや会議、密会(?)に使えるのだ。会員全員の事務所であり、隠れ家であり、活動拠点になってほしいと願っている。
さて、その読書人?楽部の年末年始のことである。12月29日から1月4日までの1週間を、お休みさせていただくことにした。
昨今は、公共施設ですら、年末年始を休まない、というパターンが増えているが、僕ら私的零細施設は、経費その他の問題もあり、無休というわけにもいかない。なにぶんご理解賜りたい。
その代わり、1月5日からは大忙しである。5日には、早速、太宰治まなびの家の実行委員会が行なわれる。振り返れば一年前の正月第一日曜日、指定管理に向けて、最初の実行委員会が開催された。その一周年を記念して、会議終了後、懇談会も予定されている。
12日には、恒例となったブックトークを開催する。今回のスピーカーは、女流小説家の古山和香子さんである。ソムリエの資格も持っているという才媛だ。これまでのブックトークの中では最年少となる。若い世代の”読書観”というものも、大変興味深い。
ということで、来年も、弘前読書人倶楽部の情報を、このブログで紹介していく。まだ会員でない方は、是非ご入会いただいて、いろいろなイベントに参加していただければと、心から願っている次第である。