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弘前読書人倶楽部

弘前読書人倶楽部のオフィシャルBlogです。
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なりたいものになるために ある小学六年生の作文

2013年01月17日 | インポート
 遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。

 とかく新しい年明けにはその年の目標を定めるものですが、私には特に見当たりません。それで本を読んでいたら

ぼくの夢は、一流のプロ野球選手になる事です。
そのためには、中学、高校で全国大会に出て、
活躍しなければなりません。
活躍できるようになるためには、練習が必要です。

ぼくは、その練習にじしんがあります。
ぼくは3歳の時から練習を始めています。
3歳~7歳までは、
半年位やっていましたが、
3年生の時から今までは、365日中、360日は
はげしい練習をやっています。
だから、一週間中、友達と遊べる時間は、
5時間~6時間の間です。

そんなに、練習をやっているんだから、
必ずプロ野球の選手になれると思います。
そして、中学、高校でも活躍して高校を
卒業してからプロに入団するつもりです。
そしてその球団は、中日ドラゴンズか、
西武ライオンズが夢です。

ドラフト入団でけいやく金は、一億円以上が目標です。
ぼくが自身のあるのは、投手と打げきです。

去年の夏ぼくたちは、全国大会へいきました。
そしてほとんどの投手を見てきましたが、
自分が大会ナンバー1選手とかくしんできるほどです。
打げきでは、県大会、4試合のうちに、
ホームランを3本打ちました。
そして、全体を通した打りつは、5割8分3厘でした。

このように、自分でもなっとくのいくせいせきでした。
そして、ぼくたちは、一年間まけ知らずで
野球ができました。
だからこの、ちょうしで、これからもがんばります。

そして、ぼくが一流の選手になって
試合にでれるようになったら、
お世話になった人に、招待券をくばって、
おうえんしてもらうのも夢の一。つです。
とにかく一番大きな夢は
プロ野球選手になることです。


 作者は、愛知県西春日井郡豊山小学校六年二組 鈴木一朗。
 大リーガー、イチロウである。

 小学六年生と言えば12歳、12歳にしてこれほどまでの目標を定めていたとは、さすが イチロウ。言葉が続かない。

 そういえば、第148回芥川賞に決まった 黒田夏子さん、御年75歳というから、これもまた、ビックリ。

人間、小さい頃より、夢を描き、そして、それを諦めなければ きっと大成するのだろう。

     それにしても私の場合はもう遅いだろうなあ?

雪、雪の毎日

2012年12月27日 | インポート
 今休む間もなく雪が只々降り続いている。いつになったら止むのだろう?
 2日前、友人を訪ねて田舎に行ったとき、一面の銀世界のあまりのきれいさに寒さも忘れ、雪の白さに心が洗われる様な清々しい気分を抱いて帰った来たばかりだった。
 ところが昨日からの雪は、一日に数回もの雪かきが必要で、降る雪に怒りが込み上げてきた。若い頃、雪片づけなどの心配も無く、ただきれいとか、ラマンチックだとか、そういう理由だけで、雪国に生まれて良かった。暑さよりは、寒さの方が良い。などと勝手に思い込み、渡辺淳一の小説の世界に憧れたりしたものでした。
 でも、今は自分で片づけないと車も動かせないし、第一寒い。寒いと身体を動かすのも外出も億劫になる。それでもここ北国の人達は、ただ黙々と雪片づけをしている。まぁ、台風がきて、家が壊されるよりはいいか。と思っているのかもしれない。
 しかし、雪片づけも困難な高齢者にとっては大変な事だろう。雪の重みで、家が潰れる心配がある。外出しようにも、雪に足を取られて、これまた大変だ。誰か雪を空中で分解させ、雨に変える発見などできないものか? それもまた山中教授の様に、人類にとっては素晴らしい発見になると思うのだが………  そう思うのは私だけだろうか?
 願わくば、お正月中は、雪に惑わされることが無いような穏やかな天候を望むばかりである。

年末休館案内

2012年12月17日 | インポート
 昨日は読書人倶楽部で、今年最後のイベントが行われた。昭和40年代から50年代のレコード(CDじゃないよ)を聴きながら、当時の世相を語り合おうというものであった。
 懐かしいフォークソングやポップスが、バンバン流れた。ビートルズ・モンキーズ・フォーククルセイダースから、高石ともや・奥村チヨ・山本リンダまで、一見何の脈絡もない多様な曲に、あっけにとられながらも聴き入った。
 後半はリクエストタイム。西郷輝彦や、幻の名曲「悲惨な戦争」等、西東先生が準備したレコードの中から、参加者の希望によって、針が落とされた。
 参加者は15名だったが、聴きながら語り、語りながら飲む。思いっきり懐かしさに浸った数時間であった。そしてこのような機会が再度あることを願ってお帰りになった。

 
 (お知らせ)

 今月23日(日)、24日(月)、は臨時休館、

 年末は29日(土)~1月3日(木)までお休みとさせていただきます。




 

 

十八代目 中村 勘三郎

2012年12月12日 | インポート
 歌舞伎役者、十八代目 中村 勘三郎、1955年(昭和30年)5月30日生まれ。57歳。 - 2012年(平成24年)12月5日)に死去。

 なんとも辛い訃報であった。ビックリもした。なぜ? 
特に歌舞伎が好きとかでもなく、個人的にファンなわけでもないが、「おしい」と思った。どことなく人情味もあり、茶目っ気もあり可愛い、人を惹きつける魅力のある方で、珍しくテレビでの追悼番組をすべて録画し、少しづつみている。それにしても若い。おしい。勿体ない。

 私たち素人が想像できないような努力をし、そして、笑顔を振りまいていた。役者とは何とも悲しい職業なのか? 親が亡くなっても辛い顔をみせず、舞台に立たなければならない。声をつまらせ、「父を忘れないでください」と言った息子勘九郎さんを見て、涙がこぼれた。
 世の中、いろいろな人がいる。どんなに努力しても、何をしなくても 嫌われる人もいる。ただいるだけで周りをホットな気分にしてくれる人もいる。 それが勘三郎さんのような方だと思う。「親しい呼び方をしてすみません」と謝らなければならないかもしれないけど、「そんな小さなことなんか気にすんじゃないよ」と答えてくれるような気がする。
 まだまだやりたいことが事が、いっぱい、いっぱいあっただろうに……… ただただ安らかにおやすみくださいとご冥福をいのるばかりである。
 そして、神様、仏様に「これからは、こんな素敵な人を早く連れて行かないようにしてください」とお願いしたい。


 

12月イベント案内 「The ヒットパレード」

2012年12月05日 | インポート
 弘前読書人倶楽部の12月のイベントが決まった。12月16日(日)、午後4時から、会費は2000円,題して「The ヒットパレード」。昭和40年代から昭和50年代の音楽を聞いて、当時の世相を語ろうという企画だ。
 講師は、西東克介先生。弘前学院大学の社会学の准教授で、古いレコードのコレクターでもある。
 以前は、ご自分の研究室で、学生や知人を集めてレコード鑑賞会を開催していた。又、一時期は、隣の村のコミュニティーFMで、音楽番組のディスクジョッキーをされていたこともある。僕も、その番組に、最初はゲストとして呼んでいただき、後半からは、ほぼ準レギュラーとして出演させていただいていた。
 今回の企画は、実は、NHK文化センターでやろうとしたものだ。事情があってNHKでは中止になったものを、読書人倶楽部を会場にやってみようということなったのだ。
 昭和40年代から50年代と言えば、僕は、ちょうど、多感な(?)青春時代の真っただ中にいた。音楽も、プロレスも、読書も、まさしく、自分の人生の中での黄金時代といってもいいだろう(異性関係以外は)。政治や世の中の出来事に目を見開いたのもその頃だし、ヘルマン・ヘッセに出会ったのも、フリッツ・フォン・エリックに出会ったのも、昭和40年代半ば頃だったのだ。おそらく、その時代に培われた考え方や価値観が、今の僕を形作っているといっても大袈裟ではない。
 だから、その当時のヒット曲を聞きながら、思いで話に花を咲かせ、ワイングラスを傾ける・・・、僕にとっては最高の時間になりそうだ。ほとんど自分の趣味で決めたような感じだが、僕と同じように感じてくれる人が大勢いることを祈っている。
 今日、その案内の葉書を作成して発送した。会員の皆様のところには、一両日中に届けられると思う。会員以外の方も、是非お越しいただきたい。特に、同年代の方には・・・。
 まてよ。12月16日? 何かあったな。・・・あ、そうだ。衆議院選挙の投票日だ。いいんだろうか、こんなことをしていて? 
 まっいいか。午前中に投票を済ませてしまおう。ご参加下さる方も、必ず投票に行ってからお越し下さいね。
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