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弘前読書人倶楽部

弘前読書人倶楽部のオフィシャルBlogです。
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複製 太 宰 治 自筆ノート

2013年10月03日 | インポート
 会員T氏より寄贈された 「複製 太宰治自筆ノート」 を紹介します。

「 太宰治自筆ノート 」解説より

 受け入れの経過
 2009年(平成21)9月、弘前大学では、小野正俊氏(神奈川県在住。著名な郷土文学研究家小野正文氏のご令息)から、「太宰治自筆ノート」の寄贈を受けた。それまでは、前述の小野正文氏がノートを所蔵し、青森県近代文学館に寄託されていたが、同氏の死去後、若き太宰が学んだ伝統を持つ弘前大学の付属図書館で収蔵するのが保管と活用の面でも最適であろうとの正俊氏の判断により、寄贈を受けた次第である。後に詳述するが、ノート2冊を簡単に紹介すれば、、1927年(昭和2)に官立弘前高等学校に入学した太宰が、第1年次の英語と第2年次の修身の講義を書き留めた、自筆の大学ノートである。
 2010年、付属図書館では、同ノートを貴重資料に指定した。さらに、ノートは長年月を経過していることから、表紙等の痛みが激しいので、本館の貴重資料保管室に厳重に保管しており、弘前大学資料館には、レプリカを展示している。

  中略

                          


                           

なかには、実に多くの落書きがあり、その大半は肖像画と英語、日本語による自己の署名などである。

      「 太宰治自筆ノート 」解説より



 このレプリカは、当倶楽部に常時ありますので、太宰文学に興味のある方は、ぜひ、若き日の太宰治に会いに来てください。


新寄贈書案内

2013年10月02日 | インポート
以前にも紹介したが、第二回東奥文学賞をいただいた作品「早春の翼」の作者、田邊奈津子さんは当倶楽部の会員でもある。お仕事柄、倶楽部にお顔を出せる日はあまり多くはないが、自身が大賞をいただいた本を寄贈してくれた。活字が新聞に掲載されていたが、本になるとまた雰囲気が違ってくる。

         


 小説を書く方はたくさんいるが、その中で賞を獲得できる人は、限られていると思う。
 田邊さんは前回も「恋唄」で次点をいただいている。柔和で優しそうな表情の心の中には、きっと素晴らしい情熱が沢山詰まっているのでしょうね。次回の作品が楽しみである。


第3回ブックトーク案内

2013年10月01日 | インポート
 10月のブックトークの日程が決まった。

(今泉ブログより)
 弘前読書人倶楽部では、読書人らしい例会として、ブックトークを定期的に続けていこうということを決めた。7月は、倶楽部に本を寄贈して下さった関さん、暑い盛りの8月を飛ばして、9月には倶楽部の会計役員(陰の代表でもある)の田中さんと、順調にこの企画は進んだ。その告知や模様は、このブログでも紹介してきた。
 10月のブックトークの演者も、実は決まっていた。9月のブックトークの際は、来場された方に、日時も演者も予告をした。10月は女流歌人のFさんを予定しています」と言ったときに、「おー」という期待のどよめきが聞こえてきた。
 ところが、そのFさんの、都合がつかなくなった。こちらは葉書の宛名書きも終わり、あとは案内文を印刷すればいいだけ、というところまで準備を進めていた。印刷する前だから助かった。
 急遽、今度は、昨年シャンソンコンサートも開いてもらったKさんに白羽の矢を立てた。一旦は、話しは前向きに進んだようだ。彼の知識は、幅も広く奥も深い。その読書体験には、ものすごく興味があった。
 が、それも駄目になった。次に、お願いしたのが、一昨年の東奥文学賞の大賞を受賞された女流作家のSさん。ブックトークではないが、僕は、以前に、Sさんのお話を、恩師を囲む仲間の会で、聞いたことがある。優しそうな語り口の中に、しっかりとした人生の芯を感じさせる、いいお話しであった。是非、本にまつわる話も聞いてみたいと期待した。でも、結局予定が合わなかった。


 ということで、今月は倶楽部代表の今泉が行うことになりました。

 日時   10月13日(日) 午後4時~
 場所   弘前読書人倶楽部  (和徳町4-3)
 会費   2000円(終了後の懇親会費です)
 連絡先 電話 / FAX 0172-33-4033

 準備の都合上、参加希望の方は10月10日までに、 ご連絡をお願いいたします。


 

寄贈書案内

2013年09月27日 | インポート
会員A様よりの寄贈書案内

①佐野ぬい展  遠い様式・青の構図


              


佐野 ぬい 
 (さの - 、旧姓:佐々木、1932年11月16日 - )は、日本の洋画家。女子美術大学名誉教授。新制作協会会員。

青森県弘前市百石町出身。実家は「和菓子さゝき」(現・ラグノオささき)。
青森県立弘前中央高等学校、女子美術大学芸術学部洋画科卒業。
女子美術大学助手(1955年 - 1961年)/講師(1961年 - 1976年)/助教授(1976年 - 1987年)/教授(1987年 - 1994年)、1994年から1998年まで女子美術大学大学院教授(美術研究科長1997年 - 1998年)。1998年に女子美術大学名誉教授の称号を得て、1998年から2005年まで女子美術大学大学院客員教授、2007年4月から2011年5月まで第16代女子美術大学学長を歴任。
2004年から2007年まで日本美術家連盟常任理事。福沢一郎記念美術財団理事、損保ジャパン美術財団理事。
青色を基調とする作品を多く発表し「佐野ぬいブルー」「青の画家」と称される作家。

② 憲法の構成原理 小林直樹著 

③ 日本憲法史    藤井新一著

 以上の3冊です。特に①の佐野ぬい先生は地元弘前出身ですので親しみをおぼえますね。笑顔!
 





太宰治を追いかけて

2013年09月26日 | インポート
 弘前ペンクラブが「太宰治学びの家」を管理していて、当倶楽部ではその諸事務連絡所として少しだけお手伝いをさせていただいております。
 その関係上、太宰治について書かれた本が集まってきますので、一部紹介します。

       
  
 これは昭和56年につしま・けいさんが「旅・青春・斜陽館」と題して書かれた本です。倶楽部の代表今泉さんより寄贈されました。


        
 
 これはペンクラブ会長斎藤三千政先生が今年出版され、倶楽部に寄贈された本です。

 太宰治の直筆のノートもありますので、又の機会に紹介します。