弘前読書人倶楽部の例会。今年第一回目となるブックトークを開催した。相変わらず例年にない寒さが続く中にも拘わらず、20人近い会員が集まってくれた。
講師は、既報の通り、建築士で日本大学客員研究員のOさん。建築物の風環境や温熱環境の調査研究を専門としている方だ。今日も「前川建築の環境的アプローチについて」という題でお話をいただいた。
Oさんとは、昨年の、会派議会報告会の時に、初めてお会いした。Ta議員から、「面白い研究をしている人がいて、どこかで話をする場を作ってもらえないか」と紹介された。「だったら、読書人倶楽部のブックトークに来てもらえないかな」という会話から、今回実現した次第だ。
始まる前までは、基本的に文系人間が多い読書人倶楽部で、極端に建築の専門的な話になったら、聴いている方がついていけるかどうかと、一抹の不安はあった。
でも、それは杞憂に終わった。「そもそも前川國男には環境的アプローチはあったのか」という歴史的な話から始まって、昨年夏に実際に旧市立病院で調査した結果を、写真や図表を使って説明してくれた。完全文系(非理科系・非体育系)の僕でも興味深く聞けたので、他の会員もきっと楽しんでもらえたことと思う。
ブックトークの魅力は、小一時間の講話もそうだが、終わったあとの、講師を囲んだ懇親会にある。お弁当を食べながら、適度にアルコールも入って、打ち解けた会話に花が咲く。講話の最中に挙手をして質問はできなくても、懇親会の場だと、講師の隣に行って、率直な疑問や感想を伝えることもできる。そんな和やかな雰囲気があるから、10年間にわたり100回も続けてくることができたのだと思う。
ん? 100回? 記録をみたら、今日が101回目だった。しまった! 去年の12月に100回記念を盛大に行えばよかった。そうだ、春になったら、誰か大物講師に来ていただいて、「100回記念特別ブックトーク」でも開催しよう。・・・とはこれからの話。
実は、その大切な、講師を囲んでの懇親会に僕は参加できなかった。というのは、講話が終了後に、高照神社の大規模改修の運営検討委員会に駆けつけなければならなかった。今日がその正式な設立総会なのだ。津軽厚志会の一員として、更には12月議会の一般質問でこの問題を採り上げたこともあって、僕も参画するようになった。
ブックトーク懇親会の乾杯もそこそこに、後ろ髪を引かれる思いで読書人倶楽部を後にした。ただでさえ寂しくなった後頭部が、益々薄くなったような気がする。
講師は、既報の通り、建築士で日本大学客員研究員のOさん。建築物の風環境や温熱環境の調査研究を専門としている方だ。今日も「前川建築の環境的アプローチについて」という題でお話をいただいた。
Oさんとは、昨年の、会派議会報告会の時に、初めてお会いした。Ta議員から、「面白い研究をしている人がいて、どこかで話をする場を作ってもらえないか」と紹介された。「だったら、読書人倶楽部のブックトークに来てもらえないかな」という会話から、今回実現した次第だ。
始まる前までは、基本的に文系人間が多い読書人倶楽部で、極端に建築の専門的な話になったら、聴いている方がついていけるかどうかと、一抹の不安はあった。
でも、それは杞憂に終わった。「そもそも前川國男には環境的アプローチはあったのか」という歴史的な話から始まって、昨年夏に実際に旧市立病院で調査した結果を、写真や図表を使って説明してくれた。完全文系(非理科系・非体育系)の僕でも興味深く聞けたので、他の会員もきっと楽しんでもらえたことと思う。
ブックトークの魅力は、小一時間の講話もそうだが、終わったあとの、講師を囲んだ懇親会にある。お弁当を食べながら、適度にアルコールも入って、打ち解けた会話に花が咲く。講話の最中に挙手をして質問はできなくても、懇親会の場だと、講師の隣に行って、率直な疑問や感想を伝えることもできる。そんな和やかな雰囲気があるから、10年間にわたり100回も続けてくることができたのだと思う。
ん? 100回? 記録をみたら、今日が101回目だった。しまった! 去年の12月に100回記念を盛大に行えばよかった。そうだ、春になったら、誰か大物講師に来ていただいて、「100回記念特別ブックトーク」でも開催しよう。・・・とはこれからの話。
実は、その大切な、講師を囲んでの懇親会に僕は参加できなかった。というのは、講話が終了後に、高照神社の大規模改修の運営検討委員会に駆けつけなければならなかった。今日がその正式な設立総会なのだ。津軽厚志会の一員として、更には12月議会の一般質問でこの問題を採り上げたこともあって、僕も参画するようになった。
ブックトーク懇親会の乾杯もそこそこに、後ろ髪を引かれる思いで読書人倶楽部を後にした。ただでさえ寂しくなった後頭部が、益々薄くなったような気がする。