おじさん日記 ~Okinawa Self-Diving Log~

セルフダイビングのブログ。ログや写真や器材が中心ですが、その他ダイビングに関係ないことも好き勝手書いています。

最初に買うオススメ重器材セット

2013-03-12 23:24:53 | 器材
重器材セットを買ったのは約1年前。よく分からずネットの量販店でセットで49,800円で購入した。実際使ってみることで買ってよかったもの、違うのにしておけば良かったなぁと思うものがあるので紹介します。


レギュレータ:カリプソTF(アクアラング)

スタンダード(アンバランス)ピストンタイプのレギュレータ。シンプルな構造で壊れにくく、部品代も安い。バランスタイプではないので、残圧が低くなった時や深場での吸気抵抗の増加が心配だったが、全く問題がなかった。残圧10でも水深-40mでも全く吸気抵抗は気にならなかった。まぁ、吸気抵抗は個人によって感じ方は違うので、他の人がどう感じるかは分からないけれどね。
僕はテクニカルダイビングを行いたいので大深度潜水にも耐えられるバランスタイプのレギュレータが後に必要になりそうだけれど、レクリエーショナルダイビングダイビングの範囲内では、このカリプソTFで一生満足できると思う。正直、テクニカルダイビングやったとしてもヘリウム使わず空気で潜水できる56mくらいならこのレギュレータでも大丈夫なんじゃないかな。

欠点1つだけ。
中圧ホースがTF専用のホース。だから他のレギュレータと違って交換するときに専用の中圧ホースが必要になる。TFはTool Freeの略で、工具なしでも分解できることが売りらしい。こんな特徴いらないから普通の中圧ホースにしてほしかった。

(追記1)
カリプソTFが販売終了し、カリプソクラシックに変わった。カリプソクラシックは普通の中圧ホース。うんうん、こうあるべき。苦情が多かったのかな。

(追記2)
アクアラングの人と話す機会があったのでTF用ホースのことで文句をいったら、どうやら通常の中圧ホースと接続するアダプターがあるらしい。店頭にはほとんど置かれていないので、器材店で「TFアダプターください」といって取り寄せしてもらえば良いらしい。しかし値段は約5000円とのこと。高すぎ!!


オクトパス:オクトパスABS(アクアラング)

平べったくて、かさばらなく、邪魔になりにくい。また、上下反対になっても吸気できるため、普通のオクトパスのように正面のバディにオクトパスを渡したら向きが反対でくわえられない!ということがない。とてもオススメのオクトパス。とはいっても中圧ホース自体が邪魔なので、僕はインフレーターオクトがいいなぁ。


BCD:BCJ-3200(TUSA)

今回のセットの中で唯一不満足なのがコレ。理由はウエイトポケット。まず、沖縄でウエットスーツでウエイトポケットを使うことがない。ポケットにウエイトを入れていると器材を背負うときにその重さも負担になる。器材を背負ってから左右のポケットを装着しても良いのだが、毎回脱装着するのは面倒だ。ウエイトベルトの方がラクチン。また、ドライスーツなどでウエイトを分散する必要があっても、このウエイトポケットを使うよりはウエイトベストとか他のものを使いたいな。また、ウエイトポケットが縫い付けられているせいで、左右のポケットの内容積が小さくなってしまっているのが一番残念なポイント。余計な機能があってごちゃごちゃするのが嫌だったので、BCのみ他のものを購入した。

http://blog.goo.ne.jp/diving-snowman/e/1c2b38da5e8677e0c2274ee614972a66

アクアラングのウエーブだったらシンプルで壊れにくく、余計な構造物がなく、ポケットも大きくてコンデジもすっぽり入るため、セットのBCがウエーブだったら良かったなぁと使ってから気づいた。

<追記>
最初に買うBCとしては、今回のものもREYSONのx11もオススメできないです。
BCのオススメはこちらのリンクをどうぞ↓
http://blog.goo.ne.jp/diving-snowman/e/f0117cce26aed8cd635d1291fe83ef93


ゲージ:トラストシーゲージ

お世話になっているイントラさんから、「コンパスは壊れることがあるから残圧計とコンパスは別にした方が良い」とアドバイスをいただいて、水深計のみのものにした。結果的に、これが大正解だった。まず、テクニカルダイビングではコンソールを使わなく、コンパスは別に携帯するらしい。購入したときは意識していなかったけれど、これはそのままテクニカルダイビングでも使える、このゲージは普通よりも硬いゴムで覆われていて変形の心配が少ない。また強化ガラスでできているので、色がくすみにくい。よく年季が入っているゲージでゴムの外装が変形しプラスチックの部分が白くなって透明度が悪くなってゲージが見にくくなってしまっているのを目にする。このゲージはその点で耐久性抜群!

他のメーカーの器材も比較してみたが、僕が思うオススメの重器材セットは
・レギュレータ:カリプソ
・オクトパス:オクトパスABS
・BC:ウェーブ or BCJ-3150(TUSA)
・ゲージ:トラストシーゲージ

何故か全てアクアラング製になった。全てシンプルで壊れにくく、十分な高性能を誇り、長年信頼して使用できる器材。しかも、シンプルで余計な装飾がついていないため全て一番安い部類の器材で、オーバーホールの交換部品代も安くランニングコストも抑えられる。ちなみにコンパスはコンソールに入れるよりも別で持っていたほうが耐久性の意味でオススメ。僕はリストコンパスにリトラクターを付けてBCに取り付けているけれど、先輩のGさんのように100円ショップに売っているオイルコンパスでも十分に使えるらしい。


2 コメント

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Unknown (こんにちは)
2019-06-11 22:57:19
器材のカテゴリたくさん読みました面白かったです
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ありがとうございます (diving-snowman)
2019-08-09 22:04:51
好き勝手書かせてもらっています。
内容が古くなっているので、時間があるときにまた更新しようと思いますが、だいぶ先になりそうです。
また是非いらしてくださいね。
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