バルーン産卵塔 その後

2009-05-16 08:58:23 | Weblog
一度やりかけた事は一つの形が出るまでやり遂げないといけませんからね。
忙しい中でも『 遊び心 』はいつも持っていたいと思います。



前回は形状の確認でしたので機能的な事はほとんど考えずに作った訳ですが
実際に産卵させた結果いくつかの問題点が出て来ました。

* 本体素材に使ったシートが半透明である事。
* 表面にざらざら感を増さないと、産卵した卵の定着率が悪くずり落ちてしまう。
* 本体の自重をもっと重くしないと産卵前に産卵塔を突く行為で若干動いてしまう。
* 産卵塔下部の受けが溝になってしまった事でこの部分にもっと滑らかなカーブが欲しい。

上記のような問題点を考え2回目のサンプルが出来ました!
ほぼ完璧な物が出来たと思います。

それがこれです!



改良部分
*今回の色は白にしてみました。
*表面にざらざら感を出すのが一番の問題でした、表面に細かいメッシュを巻くか?
 フィルムの表面を軽く研磨するか?いろいろ悩んだ結果、フィルムそのものに高熱
 のプレスをかけ細かいエンボスをを作る事に成功。(これけっこう凄い発見です)
 手触りも素焼きの産卵塔のようなざらざら感になりました。
*本体の自重を重くする事で詰め物を多くする事は収納時が大きくなりデメリット、
 発想を切り替え底部分に吸盤を3個取り付ける。
*産卵塔下部の受けの問題点は下部ドーナツ状の膨らみとは別に一枚フィルムを追加し
 本体三角錐にかぶせてある状況を作る事で綺麗なアール形状が出来た。



水槽の中に塩ビパイプやレンガを立てただけでも産卵はしますし、なんでここまでやるのか?

そして、産卵塔をバルーンで作る意味もさほど感じません。

でも、いいのです。・・・・・面白いから。