見に行けて良かった!

2009-04-22 17:30:49 | Weblog
仕事の方もGW前で慌ただしくなって来ました。
一昨日はオープン一週間後に控えた横浜開港150周年イベント『開国博Y-150』の現場を視察して来ました。
視察と言っても受持ちのエリアとパビリオンだけですが会場の準備もほぼ終わり、会場内で期間中働くオペレートスタッフ達の練習が行なわれてました。4月28日~9月27日までの開催期間です。

http://www.asahi.com/national/update/0415/TKY200904150356.html

昨日は極秘プロジェクトの打合せで都内をかけずり回っていたのですが、5月5日で東京公演が終わってしまう、シルク・ドゥ・ソレイユの『コルテオ』を原宿・新ビックトップで見て来ました。このままGWに突入すれば見に行くのも絶対無理、そうであればこの時しか無いと当日券があるかもわからないのに会場窓口まで行ってみる。昨日は平日で大雨と天候は最悪でしたが逆にそれが良い方に出たのか当日券を買い求める事ができました。そしていつもシルク・ドゥ・ソレイユを見に行くときは決まってチケットを買う時に条件提示をする。シルク・ドゥ・ソレイユの公演の場合、円形ステージで公演されるケースが多い。会場側は円形ですのでどこから見ても良く見えますと言う。違うのです!円形ステージと言ってもステージには必ず正面という方向があるのです。その席を外しては行けません。

オヤジ:今日の当日券ありますか?
窓口嬢:16;30からのお席でしたらまだ少しあります。
オヤジ:今回の正面になるところはどの席ですか?
窓口嬢:今回はC席かH席が正面になります。
オヤジ:メインの正面は?
窓口嬢:C席です。
オヤジ:C席はまだ空いてますか?
窓口嬢:後ろの方になってしまいますが・・・・・
オヤジ:けっこうです、C席の通路側空いてますか? (太っているので/地震があったらすぐ逃げれるから、などなど)
窓口嬢:C席は20列の1番が取れますが
オヤジ:そこの席で1枚お願いします。
窓口嬢:ありがとうございます。

窓口嬢:それでは確認いたします。
    本日、16:30開園のお席で正面C席20列、太っているので1番のお席をご用意いたします。
    この内容でよろしいでしょうか? 

と、こうなります。

正面の席は会場一番後ろでも席としては最高額です。
前列でも正面から外れれば安くなっていきます。

この価格帯を聞けば正面で見る重要性がわかりますでしょ!

何故、正面でなければ行けないかのこだわりは、映画は平面のスクリーンでどの位置から見てもその感動は皆同じに伝わります。ステージは見る角度により見えにくい部分が出て来るのはあたりまえですが、正面の位置から見る構成で作られているからです。

内容はどうだったのよ!?

ディズニーリゾート内にあるシルク・ドゥ・ソレイユの専用劇場に比べればステージはセット的にはどうしても仮設ステージの域からは脱してませんでした。内容的にはシルク・ドゥ・ソレイユを何度も見ている人には80点くらの点数でしょうか?このステージを見るには事前に作品のコンセプトを下調べしてから見る事をお進めします。演出的にも紗幕(しゃまく)を使った演出効果はいままでに無い新しい見せ方、使い方を感じました。(紗幕とは薄く目が粗く透けて見えるような生地素材のことです。正面から照明が当たっていると幕表面しか見れませんが、裏から照明を使うことによりその幕が透けて見える。わかりやすく言えば夏場に網戸1枚で昼は外から中が見えませんが、夜になると逆になり外から丸見えの効果と同じことです。

ともかく、見に行けて良かった。

これから、名古屋・大阪・福岡・仙台と回るらしいので皆さんも是非、夢のあるステージを見てはいかがでしょうか?お子さんにも是非見せてあげてください。まったく宣伝じみた書込みですが、良いものは良い! ただ、それだけです。
余談ですが、今回はコルテオ唯一の日本人アーティスト奥澤秀人君が登場します。彼は日体大卒で私の一応後輩となります。ステージではいい味出してましたよ。

コルテオ オフィシャルサイト http://www.corteo.jp/index.html