大曽根ブルー

2009-04-09 11:36:18 | Weblog
もう皆さんもご存知でしょうが、先日のコンテストの出展全個体がやっと掲載されましたね。
審査結果も載ってますので今後コンテストに出展する方には約に立つと思います。
今回、私がブリード部門ブルーカテゴリーに1匹出展したのですが、その個体名が大曽根ブルーとなってます。なってますと言うよりなってしまいました、エントリー個体を会場に搬入した際、入江さんから大曽根さんの大曽根ブルーはエントリーNo.35の水槽に入れてください、と言われたのです。大曽根ブルー?? なんですか~、それ?(笑)あれっ、八矢さんのところからの申し込みですよね。エントリー用紙にそう書いてありますよ。・・・・え~~!その時、横の椅子に座っていた八矢さんが一言。自家産で名前無いからさ~『大曽根ブルー』にしといた!出たぁ~~~!!と言う事でこの個体達、我が家にいるあと5~6匹?も含めて大曽根ブルーと命名していただきました。 大曽根ブルーか~、次回作も大曽根ブルー・・・2号?なんか南極1号みたいな名前でやだな~~(知ってる人だけ・笑)自家産個体で同種でなく他種との掛け合わせた個体は名前が無いとコンテストの時など確かに困りますよね。ブルーベリーチャンプ(♂)×モルフォクロスブルー(♀)では確かに長過ぎる。昔から系統維持されて来た名のある個体が現存する中、名前をつける事ってそう簡単にすべきではないとも思いすが、ホビーとして考えれば、それもまた楽しくなる一つかも知れませんね。それとやっぱり名をつけるのであればF2からにしたいのが本音です。私は系統維持されている個体同士を繁殖させた場合には(Copy)と付けてます。それは今まで系統維持して来たプロの方々に敬意を表する意味で、そのままの名前を表記してしまうと、飼育の環境等でまったく異なった個体になってしい、先々名前だけが一人歩きして行くのが怖いからです。プロがその個体を系統維持している個体こそがオリジナルであるべきで、その他の人が行なう繁殖はコピーで良い気がします。ディスクアローの八矢さんもこの事には賛同してくれてます。(珍しく)今後、ホビーストの飼育や繁殖技術はかなり早いペースで向上して行くと思われます。そうなる近い将来に必ず起こりうる問題の一つではないでしょうか。


大曽根ブルー:データ     写真提供/2009ディスカスコンテスト事務局 了承済み
2008年 4月23日生まれ 生後約1年 14cm
親:オス親/ブルーベリー(アクアマイスター・芦田氏作出)
       2008年 ディスカスコンテスト ブリード部門 総合優勝魚
  メス親/モルフクロスブルー(自家繁殖個体)
       2008年 ディスカスコンテスト ブリード部門 ブルーカテゴリー
       Koppe氏(Disc Paradise)が同腹の個体を出展 3位入賞
備考:オス親のブルーベリーは2008年のディスカスコンテスト終了3日後にモルフォクロスブルーと産卵。
今年のコンテストではその子供が大舞台に立つ。確かにコンテストには早すぎますが、親の持つポテンシャ
ルは子に受け継がれ、審査の評価でもその将来性は確認できた。参考までに前回のDiscusRoomプレゼント
企画に私からプレゼントした個体と同腹の個体です。