今後のためにと楽しかったひととき。

2009-03-30 19:15:50 | Weblog
今回のコンテストでは、入賞する事も出来ませんでした。あたりまえですが。今回、コンテストに参戦した1匹は昨年の優勝魚ブルーベリーと自家産モルフォクロスブルーとの子で生後11ヶ月、昨年のコンテスト終了3日後に産卵させた個体です。前回のプレゼント企画の商品に出したあの個体と同腹の個体です。11ヶ月でコンテスト参戦は無謀ですがあえてこの個体を出したのには意味があります。それはこの時期でのこの個体の表現と今後をプロの人達からいろいろ聞いてみたかったのです。サイズ的にも14cm弱の個体ですのでもちろん優勝を狙う事など初めから考えてませんでした。尚更、ブルーカテゴリーは予想していた通りの激戦区ですからね。結果から書きますと、数名のプロの方々に貴重なアドバイスをもらいました。そして、この個体の次の掛け合わせまでアドバイスをもらい、自分なりに方向性もよくわかりました。私が何故F1を作らないのかは今回の個体のように次にも残したい個体が作れなかった事。もっと本音を言えば、今までは繁殖し成魚まで育てあげてみた数種の青系の個体の成長過程を見ていてやっと自分の環境下での青系の育て方がわかった第一号でもあるのです。コンテストの場をこんな考えで出展するのはどうかと思う人もいるかもしれませんが、私的には賞をもらうより嬉しく思っているくらいです。コンテストのジャッジシートを見たとき、以外にも良い採点がされている事にも気がつきました。プロのアドバイスを自分の環境下でそのままやってもダメな事もありますので自分なりに理解し、自分なりの手加減でやって行くつもりです。


昨日の書込みで、ジャッジシートをそのまま画像として掲載してしまいました。
誰に言われた訳でもありませんが今日になりちょっとまずいかなと思い名前のところにモザイクかけました。
すいませんでした。
このジャッジシートをよく見ていると今回のコンテストでの評価がよくわかります。
くまもと熱帯魚の狩場さんは審査日の27日に7時間かけて審査してくれたそうです。
見えないところでのプロの方々のご努力に感謝いたします。

3月30日/夕方の書込み

そして、コンテスト関連の話題も今日明日くらいにして、いつもの酔っぱらいおやじのブログに戻ります。今回のコンテストで私が感じた事を少しだけ書きます。運営に関してはプロショップの皆さんが力を合わせ作られた事もあり、素晴らしく内容の濃いディスカスコンテストだったと思います。コンテストが開催された会場もペットフェアの会場内という事もあり、ディスカスを広く一般に紹介またアピールが出来たと感じます。表彰式も会場の大きなステージでちゃんとMCも入り、さかな君がプレゼンターとなり、その回りに200名くらい観衆がいました。生意気ですが、このフェアが一年おきに開催されるのであれば、ディスカスコンテストもドイツの世界大会のように2年に一度でも良いのではないかと思った程です。コンテストの出展魚の方ですが、間違いなくホビーストの飼育技術が向上している事を感じました。今回総合優勝した船山さん所有のワイルドなんかでも、購入時は14cmくらいだったそうです。それもラインなどあまりなかったそうです。それが今回のコンテストに出した個体を見るとサイズは20cm弱はあろう大型個体でした。体形を崩さずあのサイズまで飼育する技術は凄いの一言です。でもな~この前お宅にお邪魔したときそれ程大きいと思わなかった気がしたんだけどな~?飼育魚全体が大きかったのか、それとも人が来るので机の引き出しに隠していたか、定かではありません(笑)ブルー系はここ数年、かなりの質の高い激戦が続くであろうと感じました。今回のブルー系の出展でもわかるように、サイズ、発色、体形を見ても、まったく異なった表現の凄さの戦いが始まってます。ある意味、審査する側も当然好みもあるでしょうから、審査も難しくなって来るでしょうね。コンテストは競技です。優勝もあればビリもいます。しかし高いレベルの競争があるという事は、その部門に更なる良い個体が出てくることでしょう。今後のディスカスコンテストが楽しみの思えてきました。そして、青系から目が離せませんね。

そして、そして、今回の私事ではW.B.SABBYの山本さんともゆっくりお話が出来ました。ディスカスの事も○○の事も。山本さんとは3年前の江戸川の船堀で開催されたセミナー以来でしたが、山本さんも3年ぶりの帰国?来日?だったそうです。一次会ではたくさん仲間がいてまったく話は出来ませんでしたが、二次会ではいろいろ普段聞けない話もたくさん聞く事が出来ました。いい加減酔っぱらって来たときに私がある質問を。『山本さん、素朴な質問していいですか?』と私。『なんでしょ~』・・・・『私のサイトって見た事ありますか?』そ~したら、『いつも見てまよ』ですって。One’sTimeも見てくれているそうで、過去に書いたいくつかの書込みを思い出しながら・・・100%じゃ、ダメなんですよね!120%でお客に接しないと、などなど。ブラジルからも見てくれているなんて、嬉しくなっちゃいますよね。長い書込みになりそうなので最後に山本さんがとても印象に残る一言がありましたので書いてみます。

大曽根さんは水槽でディスカスを飼育し繁殖してますよね。
私はアマゾン川と言う大きな水槽でディスカスを飼育しているようなものです。
その大きな水槽からベストな個体を採集して皆さんに届ける。
これが私の仕事なのです。

うひゃ~~!かっこ良過ぎ!!

では、最後に酔っぱらいおやじ達の2枚のツーショットで今日は終わりにします。


バルーンおやじとアマゾンおやじ


中村さんと写真を撮るとなぜか顔の大きさが遠近法のように写る。(笑)か?