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仙台のMTBショップDimensionの日記

KONA2015入荷

本日復帰直後にいきなり10台くらいバイクがやって来て死にそうになりました。
申し訳ありませんが、また写真のみでお届けになります。
facebookではモトクロスインターナショナルの展示会の模様をお伝えしております。
下の写真の3台は価格の割りに内容が良すぎるバイクです。どれを買っても絶対後悔いたしません!

まずは、27.5インチ下りを攻めるためのジオメトリー、フレームスペックを持たせたEXPROSIFです。
2014に復活したモデルですね。
写真はSになります。

一見して、短いリアセンター、対して長いフロントセンター、そして寝かされたヘッド角によって、下りを意識したバイクであることが分かります。フォークのストロークは120mmですが、26インチで言うと140mm相当の能力があります。

ヘッドチューブはクロモリのテーパードチューブを使用、2014とは違う点です。
ヘッド下ワンを内蔵することが出来るので、ハンドル高を下げることが出来ました。
Sサイズでは恩恵の大きな装備です。
フォークはROCKSHOX RECON、当然エアー、コンプレッションは多段可変最後まで締めるとロックするタイプです。使いやすい方式ですね。
リバウンドはボトムにダイヤルが付いております。

リアエンドは142mm幅12mmスルーアクスルの可変式。
リアホイールをガッチリと抑えることによりハードなライディングにも遅れなく応えてくれます。ここが135のやつは攻めるとリアがバイブレーションを起こしたりするので、スルーアクスルのこうかは大きいですよ。

フレーム材質はレイノルズ520です。
要所を固めながらもパイプとしては柔らかめにしているので、ガチガチにならずに済んでいます。
特にリアセンターが短いので硬くなりがちなんですが、それはこのパイプによって上手く乗り心地を確保しているといっていいでしょう。BB後のチェーンステイはHONZO等と同じでモノコックです。

そしてこのバイクの凄いところはフレームだけではありません。
この価格234360円でありながら、コンポはクランクやブレーキまでSLXを使用しているんです。この2点は大抵コストダウンの標的になる(逆に言えばバイクに占める価格として大きい)部分なので、ここに非常に高価な部品を投入したのには驚きました。仕入れ値はRACEFACEをはるかに超えるはずです。

そしてもう一つ、なんと前後ハブはシマノDEORE! シマノのハブはこれまた高価なので完成車メーカーは普通使わない部分です。おかげでホイールの回転感覚は非常に良いので、ホイール買い換えようと思わないでしょう。さらにこのホイールチューブレスです。
何も言うこと無しですね。

次はフルモデルチェンジといって良いWOです。価格は207360円です。
フレーム形状が変わっただけではありません。
実は対応タイヤ幅が5インチまで広がっているのです。
その為リアエンドは190mmまで拡幅されています。

フレーム材質は変更ございません。フォークは同一だと思われます。
リアエンドは可変式で、交換することにより197mm×12mmスルーにすることも出来ます。今後、この方向に行くと思います。

このバイクの一番のハイライトは、完全に上級移行を果たしているということです。
タイヤも4.5インチ幅まで太くなり、コンポーネントも全然違い完全にレーシングスペックになりました。そして重量も普通のMTB並です。非常に戦闘力が高いと思います。

クランクなんてRACEFACEですよ。凄いです。

リアディレーラーもシャドウプラスのSLXです。
これで1万ちょっとで1×10速にすることが出来ます。これも大きいですね。
リムも非常に高価(17000円以上する)SUNRINGLEのファット用リムです。
SURLYのリムに肉薄する性能のリムですから、この価格でこれだけのスペックは凄いですよ。
ブレーキもメカディスク最強のAVIDですから、もう文句のつけようがございません。
それで税抜き20万切っているわけですからもう凄いですよ。
ショップ納入価格はとても高いので、単純に儲からないバイクでうまみが無いのですが、それだけにお客様方には最高のバイクです。







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