調整用画像をよく見ていると
一つの枠の色が、
左隣(濃い方)に接している部分は明るく、
右隣(薄い方)に接している部分は暗く、
見えます。
講習会でも話しましたが、色と色が接すると、互いの色が影響しあって、本来の色とは
違う色に見える現象があり、「色彩対比」と呼ばれています。「時間的に接する」ときと、
「空間的に接する」ときの二通りがあって、どちらも色が違って見える現象が起こります。
このグレーの場合も明るさの違う部分と接するところで、違った明るさに見えるわけですね。
このグレーの場合は「縁辺対比」と呼ばれています。
ただ、「そう見える」というだけなら、「細分化された個々の枠の中は同じレベルのはず」
と素直なわたくし(^・^)は信じて疑わないわけです。
が、コメントをお寄せくださったかたに触発されて、ちょっと調べてみたくなりました。
その結果がこの画像です。
「縁辺対比」を説明するのに都合のよいように、どうやら手を加えてあるようですね。
画像の中の三ケタの数値はそれぞれのレベル値です。
これは「縁辺対比」