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イギリス大好き!デボン大好き!エクセター大好き!

イギリスでの生活やイギリスにまつわることなど・・・!

防犯カメラ

2005-12-02 22:48:31 | 社会
みなさんご存じのように、イギリスには防犯カメラが多く備え付けられている。
どこへ行ってもたくさんカメラがある。

今日、エクセター市内のTower Innで、消火器を手にした男がパブのトイレで消炎剤をまき散らすという事件が起こったそうだ。
その男の映像がしっかりとCCTVに記録されていて、公開され、情報提供が求められている。
日本でもATMなどの防犯カメラに写った映像が決め手になり犯人が逮捕されたケースが非常に多い。
犯罪が増加している状況では、やはり防犯カメラの増設は自然な流れなのだろうか…。
親切なイギリスの人々、牧歌的な景色とは対照的なカメラの存在にいろいろと考えさせられる。

BIG ISSUE

2005-09-09 04:26:42 | 社会
High Streetでは"BIG ISSUE!"と呼びかけ雑誌を販売している人がいる。
私の地元ではまだ「BIG ISSUE日本版」は発売されていないので、恥ずかしながらエクセターに来るまではBIG ISSUEという雑誌の存在を知らなかった。
調べてみるとイギリスでは14年前に創刊され、日本では2003年に創刊され現在青森、宮城、千葉、東京、神奈川、京都、大阪、神戸で販売されている。
↓HPです。
http://www.bigissue.com/
ホームレスの人たちに働くことで収入を得る機会を与えるとともに、彼らと市民との交流により社会全体の再生をねらいとして始まったそうだ。
現在私が住んでいるflatのすぐ近くにはBIG ISSUEのオフィスがあり、路上生活者の人たちがそこで販売する雑誌を仕入れている。
帰国するまでに一度BIG ISSUE Southwest版を買っておこうと思っている。
こちらで出会った地元の人に路上生活者の暮らしについて尋ねてみたら、食事はNothernhay gardenで行われる炊き出し、寝るのは教会(どこの教会かは忘れてしまった)の別棟だそうだ。犬を飼っている場合は餌代が市から与えられるそうだ。
その人にBIG ISSUEを購読している人は多いか尋ねたところ、「買っても儲けをドラッグに使われるのであまり買う人はいないよ。」という答えが返ってきた。確かにエクセター滞在中BIG ISSUEを買っている人を見たことがないが…。路上で空の注射器を見かけたことがあったが…。
イギリス全体の発行部数はどのくらいなのだろうか…。
「BIG ISSUE」についてはBIG ISSUEが残されているなあ。


奇異な私

2005-09-05 06:15:37 | 社会
イギリスの日差しは強い。メラニン色素の多い私は短時間で肌が黒く焼けてしまう。
なのでいつも日傘は欠かせない。
しかし、ここエクセターでは、(ロンドンでもそうだが)日傘をさしている人など誰もいない。
雨の日だって傘をささない人はたくさんいる。どうしてだろう????
なので、かんかん照りの日に黒い雨傘を日傘がわりにさしている私は、いつもすれ違う人に見つめられる。
大学で同じクラスのイタリア人男性に、「君はどうして晴れの日に傘をさしているんだ」と聞かれたことがある。
私は日焼け防止のパラソル代わりだと説明するが、どうしてそんなことを気にするんだというような面持ち。
街の人はサングラスをかけていて、帽子もあまりかぶっていない。
女性はおそらく日焼け止めを塗っているのだろうが、タンクトップやキャミソールからのぞいている背中や胸元、腕はものすごいシミだらけだ。
だから、奇異の目で見られようとも、私は今日も日傘をさす!


Obesity

2005-09-03 19:35:17 | 社会
この記事のカテゴリを「食べ物」にしようか「社会」にしようか迷ったが、やはり社会問題であろうと判断した。

諸外国に多数訪れた私の知人たちに言わせると、「イギリスは(病的な)肥満の人が多い」そうだ。スペインからフランスを経由してイギリスに来たとき、obeseな人が多いと感じたそうだ。
Guardianにはこんな記事が!
http://society.guardian.co.uk/health/news/0,8363,1552954,00.html
体重が重い人用(最高285㎏)の特別な救急車(メルセデス製、一台£64,000:約1,200万円)が導入されたらしい。
以前は消防車用の重機で運んでいたらしいが、これで体重の重い人の尊厳も保たれるということだ。
新聞記事にも「イギリスの増加する肥満問題は…」とあるように、やはり結構深刻な問題なのだと感じた。

国民性とspeaking

2005-09-03 19:03:54 | 社会
ここエクセターではイタリア、台湾、コロンビア、スペイン、韓国、シリア、リビアの人たちと同じクラスで学んでいたが、言語学習において国民性の違いを感じたことがしばしばあった。
大学の先生は、「あくまでも一般論として」、過去10年間に教えてきた生徒のスピーキングの特徴を次のように教えてくれた。
「地中海沿岸の国々の生徒は、大きな声で話す。ミスは気にしない。中東の生徒は自主的。韓国の生徒は女性と男性では傾向が大きく異なり、女性はあまり自発的に話さない。南アメリカの生徒は生き生きとしている。中国の生徒はスピーキングに自信をもっているようだ。しかし発音に問題のある生徒が多い。」
何かの記事で読んだと思うが、アジア圏の生徒はAccuracy(正確さ)を重視し、常に電子辞書をカチャカチャ引いているそうだ。(私もそうだ)
私のクラスでもこのような傾向が見られ、電子辞書を頻繁に引いていたのは台湾、韓国、日本の生徒だった。
イタリア、コロンビア、スペイン、シリアの生徒は分からない語はすぐ隣の生徒や先生に尋ね、あまり辞書は使っていなかった。
彼らはfluency(なめらかさ、流暢さ)を重視し、間違いを臆することなく積極的に相手とコミュニケーションを図ろうとしていた。
また、日本社会では我々日本人は日常的にdebateに慣れていないため、debateやdiscussionで臆してしまい、彼らに引けを取ってしまっている感じがした。
実際のコミュニケーションでは日本語でも間違いはつきものであるし、テストであまりに正確さばかりを求めると、生徒をdemotivateし自信を失わせてしまうことになる。日本人は勤勉なのに英語力が低いとされるのは、こうしたことにも原因があるのではないだろうか。Accuracyを求める傾向は改善されるべきなのではないかと感じた。