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イギリス大好き!デボン大好き!エクセター大好き!

イギリスでの生活やイギリスにまつわることなど・・・!

学校訪問その3

2005-08-01 05:19:46 | 学校と教育
「学校訪問その1」で少しふれた授業のすすめ方についてであるが、教師はひとりひとりの子どもをよく見ながら授業をすすめている。
子どもと対話しながら授業をすすめ、子どもたちも常に自分の意見をもちながら授業に参加し、教師が質問すると画像のように人差し指を立てて挙手をする。
たとえ子どもの発言が的を射ていなくとも、教師は子どもの発言をよく聴き、認め、ほめる。
これに対し日本の教育はどうだろうか。
親は子どもの考えに耳を傾けたり子どもに考えさせたりしているだろうか。
教師は講義形式の授業が多く、子どもたちを受け身にしてしまってはいないだろうか。


ちなみに読み聞かせを行っている教師の横にいるのはLearning Support Assistantと呼ばれる特別支援を行う教師である。向かい側にいるStudent with listening disabilitiyに対して手話をして理解を助けている。
このCWCSには、そうしたStudents with special educational needsが多く在籍し、周りの子どもたちのサポート体制も定着している。

学校訪問その2

2005-07-31 22:31:02 | 学校と教育
CWCSに訪問した際、Smart Notebook & Boardは、100ます計算の授業と、制度が変わり新年度(2005年9月)からスタートする新しい学校の校章づくりの授業に使われていた。
画像は校章デザインに向けてのブレーンストーミングの様子。生徒ひとりひとりが自分のデザインを描く前に、新しい学校に対する考えをシェアしながら、各自のイメージをふくらませていく。
このソフトは後に訪問したBrixhamの学校ではスペイン語やフランス語の授業でも用いられていたが、生徒が授業に集中しやすく、多様な活動が展開でき、ボードに書かれた内容がすぐに記録できるなど便利な点がたくさんある。高額だが、どの学校にも配置されると大変便利であると思う。詳細は日本スマートテクノロジーズ株式会社のHPへ。


学校訪問その1

2005-07-31 08:15:38 | 学校と教育
7月19日(火)には、エクセター市内のCountess Weir Combined Schoolを訪問した。
この学校は5歳から12歳までの子どもが通う公立小学校である。私はここで大きな刺激を受けた。一言で言うと子どもたちがいきいきとしている。日本の教育が取り入れるべき取り組みもたくさんある。

こちらは「ゴールデンルール」。学校生活上みんなが守るべきルールがわかりやすく掲示されている。また、教員の心構えや注意点も教室前に掲示してある。保護者に対しては情報コーナーが設置されていて、最近の学習内容や掲示物が紹介されている。保護者は気軽に授業を参観できる。
授業は子どもたちが決して受け身にならぬよう展開されている。year1,2の読み聞かせの授業では、話の途中で展開を予想させたりして子どもひとりひとりに話をpersonalizeしていた。話が終わると感想を尋ね、子どもたちに伸び伸びと自分の言葉で表現させていた。また、Smart NotebookというソフトウエアとSmart Boadを使って、学習活動を充実させていた。これについては次回。