・・・ヤーパン語にすると “装甲乙女画集” （・・・でいいのかな？） ってタイトルの本を読む・・・・いわゆる擬人化キャラの本、しかも同人誌、６０頁くらいで、表紙はマットコート、銀箔押し、JV44のFw190D-9が描いてある。 本文はほとんどが4Cカラー。
感想を言うと、レイアウトがきれいにまとめられてあって見やすいです。 文字情報も結構あったりするけどレイアウトがいいのかすらすら読んでしまえるのが良いです。ちなみに本文はヤーパン語。印刷の色味とかもこの手の本では良いカンジっていうか、ヘタな商業雑誌よりもかなり良いです。
島田フミカネさんの絵の女の子はやわらかいカンジですぷにってしててかわいいのですが、それと対照的な無機的で硬質な機械の意匠を上手く合体させるというのが非常に良いバランス感覚で成り立っていて見ていて飽きませんし単純にすごいなぁっと。 情報の取捨選択も巧みで、例えば表紙のD-9だと、軍服+飛行機+眼鏡+ねこ耳おにゃのこ にMG34って組みあわせが無理なく破綻無く構成されていて、これはかわいい！これはJV44のD-9だ！・・・・ハァハァってなる訳（笑）で・・・コンセプトは良くあるモノ（devi２ｋさんもやってるくらいですし）だけにここまでのモノを創り出すスピリットはホンモノだと思います。
この本はそういったカワイカッコイイ美少女の絵が満載の画集です。
本当に良い本を読みました。模型とお絵描きのモチベーションが同時に上がりました。感謝感謝。
ちなみに邦題は 『幻の歩兵戦』 。
あと、この本は のあさんに買ってきてもらいました、のあさんありがとう。