
昨日のマイミク忘年会は濃かった、なんと言っても最大の目的のTB303を無事譲り受けたし、ライダー話も音楽話も全部レベル高くて最高!カラオケは2時間半歌ったけど、まだまだ行けそうな勢いw。
いきなりDJ VIBE来日、と言うことで渋谷WOMBへ。大晦日カウントダウンはいまいちめぼしいパーティがないし、こんな重要なパーティに行ったら今年はカウントダウンは止めよう(大晦日はエントランスも高いし)、久しぶりに紅白まじめに見るか、あまちゃんイヤーだし(笑)。
店には0時過ぎに到着、まだ早めの時間でフロアは空いていたが、1時間もすればフロアはいっぱいに。
DJ VIBEはポルトガルのイベリカントライバルハウスDJ。2000年代前半のプログレッシブハウスムーブメントはそれまでのハウス、テクノムーブメント同様イビザ島発のブームだったが、この頃からヨーロッパ大陸側からもムーブメントが起こる。イベリカントライバルハウスはその最も重要な動き。ヨーロッパ・イベリア半島発のムーブメントだが、直接のルーツはNYトライバルハウス、Danny Tenagliaの血を受け継いでいる。つまり、誕生からすでにヨーロッパとアメリカのハイブリッドなサウンドだと言うこと。
フロアが暖まり始めた1時頃からTommy Wadaさん登場、さらにいい感じにヒートアップ。
2時にDJ VIBE登場、ライトアップがレーザー光線に変わって更に上がる。イベリカントライバルの特徴は先ず歌物少なめのトライバル、トライバルの洗練されなさ(新しい音楽はいつも周辺(LDNやNYではなく)から、洗練されない荒削りな状態でやってくる。演歌みたいに泥臭くて人間くさくて大地に足をつけたビート。いや、ビートと言うタームは洗練されてる、ヴァイヴと言うタームの方が良いかもしれない。最近は円安の影響か、外人客の入りが復活してるし。
大バコで鳴らすサウンドにテクノもハウスも関係ない。ただフロアをロックし、エクスタシーに導くのみ、それが唯一最大のDJの仕事。VIBE自体はクールにプレイをしているが、フロアを熱くするスキルは絶品。
5時にいったん終了して、さらにアンコールで30分。アッパーな高揚感と言うより、ドロドロしたボトムヘヴィなアトモスフィアを一晩浴びた心地好い疲れを抱えながら駅へ。さすが年末、ラーメン屋はどこも深夜営業、かつ満員。