
煙突が短いのがカワイイ。シンプルな破風造り、オリジナルのれんに書かれた屋号が凛々しい。
中に入ると現在はカウンター形式に。右手前カウンターの若旦那さんに湯銭とスタンプ帳を。
男湯脱衣室、ここも昭和の香りがあちこちに。先ずは格天井、壁際ロッカーの上には脱衣籠、残念ながらあまり使われているようではありませんでしたが。それよりなにより、久しぶりに白人さんの銭湯客を見かける、しかもその人が完全に常連客と打ち解けていて、一緒に缶ビールで酒盛りですよ。今や珍しい脱衣室でのビール一杯、それを外人さんと楽しむとはなんて粋なんでしょう!!浴室入口横の道具棚にはマイ木桶を置いてる人も(多分酒盛り参加者)。あぁ、この街に住みてぇーっ!と思わせる光景。
さて浴室へ。湯道具はケロリン桶と水色楕円形座椅子(台形のもあります)。島カランは1列、カラン数は右側女湯側から7・6・6・6。更に外壁側カラン裏に立ちシャワーが。
ペンキ絵は中島さん、オーソドックスに富士山ですが、カビがかなりひどく、年季の入った作品の様子。
浴槽がなかなか多設備。右側深湯は人間洗濯機とジェットバス(ジェットバスはボタン式)、深湯は44度くらいの熱湯。中央浅湯にも人間洗濯機、ただし半分くらいの浅さ、こちらは42-43度くらい。更に左手一段高い位置に漢方薬湯。こちらは41度くらいのぬる湯。
湯上がり、待ち合いスペース(ちょっと狭いですが)で明治コーヒー牛乳120円。昭和テイストの下町商店街を代表する銭湯、良い常連客も着いているし、ご主人も若いし、頑張って長く続けて頂きたいですね。
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