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清和月シーズン5 馬糞風(ばふんかぜ)

2023-04-27 19:30:18 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅲ

 

 

 

 

野生のコウゾ(楮)↑かつては糊の原料になったと聞くが…

 

 

昭和35年 北海道札幌市近郊の江別市

雪解けと共に土は緩み 泥となったその表面を春の風が乾かしていく

泥と一緒に 雪の中で凍りついていたひと冬分の馬糞も 粉となって風にのり 江別の町中を粉っぽく染めていた

馬糞風 春の風物詩というには 情緒を欠いた名と匂いをもつ風だった 

河崎秋子著『土に贖う』所収<うまねむる>より

 

 

 

 

 

 

行かずとも知悉戦後の馬糞風/青萄

 

 

 

 

 

 


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1 コメント

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🐴はめんこい (青萄)
2023-04-27 19:47:42
馬車にはいろいろ恩義がある 子馬なんかメンコイよ 昭和30年くらいまでに田舎で生まれた人は 馬糞の落ちてる道知ってるよね?避けながら歩いてた記憶あるもの~🐴
blog更新のタグで 馬糞風は受け付けられません って拒否られたよ これも立派な春の季語なのにね~煩いことよね だから春塵に変えた(笑)
そういえば先だっても…コメントにいれた語句が引っ掛かって拒否られたっけ〰️
 
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