野生のコウゾ(楮)↑かつては糊の原料になったと聞くが…
昭和35年 北海道札幌市近郊の江別市
雪解けと共に土は緩み 泥となったその表面を春の風が乾かしていく
泥と一緒に 雪の中で凍りついていたひと冬分の馬糞も 粉となって風にのり 江別の町中を粉っぽく染めていた
馬糞風 春の風物詩というには 情緒を欠いた名と匂いをもつ風だった
河崎秋子著『土に贖う』所収<うまねむる>より
行かずとも知悉戦後の馬糞風/青萄
野生のコウゾ(楮)↑かつては糊の原料になったと聞くが…
昭和35年 北海道札幌市近郊の江別市
雪解けと共に土は緩み 泥となったその表面を春の風が乾かしていく
泥と一緒に 雪の中で凍りついていたひと冬分の馬糞も 粉となって風にのり 江別の町中を粉っぽく染めていた
馬糞風 春の風物詩というには 情緒を欠いた名と匂いをもつ風だった
河崎秋子著『土に贖う』所収<うまねむる>より
行かずとも知悉戦後の馬糞風/青萄
blog更新のタグで 馬糞風は受け付けられません って拒否られたよ これも立派な春の季語なのにね~煩いことよね だから春塵に変えた(笑)
そういえば先だっても…コメントにいれた語句が引っ掛かって拒否られたっけ〰️