「選評大賞」というのに、初応募してみました。選句対象の過去一年分を閲覧して、心に残る句を書き出し、その中から私は<てんきゅう>と言う方の一句をチョイス。
俳句をやってみようかな?と初めて思ったときの季題、私の好きな「寒卵」にこだわったから(笑)
一応「入賞」はしたようなので↓以下に、空見屋にたまわった審査員諸氏の貴重なご意見を記します。
(編集部) 中西先生(愛媛大学の先生)と堀内先生(詩人)が採ってます。
(中西) 一番気になったのは最初の三行。この部分が必要かどうか少し疑問は残ります。最初の三行とそれ以外の語りとがアンバランスなのがもったいない。寒卵や冬空への語りと、この句を選び出してきた選句眼は好印象です。
(堀内) 僕は最初の三行の語りの調子で、最後まで行ってくれたらよかったのにと思ったんだけどね。「~完全食品」の説明部分はなくてもよかった。あと最後、『それは空の青む音でもあったのか』、このあたりは無理に文学的な語りをしようとしすぎているように思える。「上手く書こう!」という気持ちが見えちゃってるというか・・。もうちょっと素直に書いたほうが、この方の持ち味が活きるんじゃないかな。全体的に、ご自分の読みの世界を展開しているのは好意的に受け取っているんだけど。
(中西) 最初の三行に対する感じ方は違えど、二人の意見が一致しているのは、「全体を通して文の調子が合ってない」ってことですね。
(夏井) (ー前略ー)全部、書き方がバラバラなんだよね。出発点である原句を思えば、四・五段落の空気が最も元のイメージに近いのかなとは思うけど、「寒卵割る音=空の青む音」という解釈は少し違うんじゃないかな。
(中西) 途中の描写が少しうるさい感じはします。(ー後略ー)
空見屋としては、自分の文章の欠点をハッキリ指摘されて、なるほど納得~です。ただ限られた字数の中で、文章の展開にはシーン分割をしたつもりが、全体的にバラバラととられて、それは反省点です。この時点ではぎりぎり一杯一杯の応募でしたから、悔いなどは微塵も無いんです。次につながる勉強になりましたこと、感謝です (^人^)

12号の選評大賞の記事を拝見しました。
俺は文章を書くのが下手です。
だから憧れの気持ちで読みました。
最初の3行、最後1行。
掴みと落ちですか。
来年は、勉強して是非挑戦したいと思います。
発行されたばかりのマガジン12月号なので、俳句と文は遠慮して入れませんでした。
元々文章を書くのが好きで、だいたい言われたような「無理な文学的表現」、あんな傾向のものを書いてきたフシがあります。
ただ長い文を書くのは体力気力も必要で、その点俳句は一発勝負であり、負担が少なくもし当れば大きい?ような気もしたりして私に合っている、悪知恵?(笑)
じつは「大人コン」にも応募しています、90%ペケとは思いますが、まぁ記念にね^^;
とらを様のご活躍は常日頃より拝見しておりますよ、ますますのご発展をお祈りしつつ、今後ともよろしくお願い申します~( ^^) _旦~~