goo blog サービス終了のお知らせ 

お金や物でなく こころ豊かな思い出を

2008-11-12 16:59:33 | 草花ワクワク見て歩き

ヤマアジサイ(山紫陽花)のハッとする紅葉



サラシナショウマ2本 さらに2枚追加↓(参考?)


↑サラシナショウマの実 下は大きな山茗荷の葉っぱ
 
 
↑長い花穂は片側だけに これもサラシナショウマかな~



私は秋に生まれたので、特に秋を寂しいと捉える感覚はない。むしろ一番好きで良い季節だと思っている。

日本にハッキリとした四季のあることに感謝する。あの夏の暑さからホッとしつつ、これからの寒い冬に向かっては、ハチマキをきりっと締めようという気持ちにもなる。

以下の句のように”愁思(しうし)”というのが、たぶん普通の感覚かもしれない。

 深秋(しんしう)のわが身不在の日日(ひび)重ね    後藤綾子

古来「もののあはれは秋こそまされ」、とよく言われてきた。秋もだんだん深まれば、そんな思いも強くなる。そして心をすり減らし、心ここに在らずといった状態を「心づくしの秋」とも表現。

作者(後藤綾子さん)には「爪切れど愁思どこへも行きはせぬ」と詠んだ句もあるが、心とからだのバランスがとれていない。「健全なる精神は健全なる身体に宿る」との名言に反して、日本の秋は健全なる日々を阻害しているのか。(以上 村上護氏の句評より)



アキノキリンソウ2枚




ウォーキングの顔見知りが、どこそこの駅まで歩いてきたと言うので、へ~すごいね~と話していた。
私でも少し頑張れば歩けるかもしれない・・と思える距離なのが、微妙に誘惑の引き金になる。山登りするほどの器量と度胸はないが、ウォーキングの延長程度ならば・・多少歩けるような気がしてくるのが。。恐い。

そうすると、妙に行きたいような気分が益々醸成されてくる。その私鉄の駅は、山を切り開いて作ったので、かなりの昇りである。車で行っても、そこそこかかるのだ。しかも、周囲の環境は不気味指数?が高くて、夜ならば絶対近寄りたくない場所にある。

しかし、行けば行ったで何がしかの”収穫”はあるものだ。自然とはありがたいものである。


 ムラサキシキブ(紫式部)の実3枚






因みに似ているがこちらは↓コムラサキ(小紫)の実

↑真ん中辺は何か(褐色)の蔦の実とムカゴ(黒色)です
褐色の実の中に何があると思いますか?・・種ではなく水でした~
葉っぱは絡みついた蔦の葉で コムラサキの葉は下に隠れてます


先日、集落の見知らぬオジサンと話す機会があった。最近は誰も、木にたくさん生っている柿を採らなくなったと言う。確かにほとんどそのまま放置している木が目立つようである。


 柿の実もたわわに生っているが。。


今の年寄りは孫などの若い者に、柿の採り方さえ教えないようだよ、と仰っていた。お小遣いを上げるほうが、手っとり早く喜ばれるからだろうか。

こういうお話を聞くと、私の中ではそのオジサンの好感度が上がってゆく。若い者だけじゃなく、年寄りだって良くないところはあるよ、と言っているのだ。

若い人たちを事あるごとに非難する人がいるけれど、まともな事を教えない年長者の方も良くないかもしれない、と思っていたからだ。「最近の若い者はよ~!」と画一的に簡単に片付ける人に、私はあまり好感は持てないでいる。


コメント (8)    この記事についてブログを書く
« 立冬過ぎ。。錦木に紅蓮の炎... | トップ | 写真UP1000枚記念(驚)モミジ »

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
紫式部 (かずこ)
2008-11-12 17:17:39
きれいね~紫式部の紫色が!

コムラサキは葉っぱの形がちがうのね。
あまりの綺麗な紫色なので、よ~く見たら分かりましたよ。ありがとう!!
返信する
サラシナショウマ (山小屋)
2008-11-12 17:30:42
白い花はサラシナショウマですね。
花柄がハッキリみえます。
イヌショウマには花柄がありません。

今日のトーコさんはいつもと違うようです。
語り方が数年老けたように感じます。
ふけるのは「サツマイモ」だけにしてください。

若者を嘆く前に大人を嘆きましょう。
賛成です。
日本にも「嘆きの壁」が必要のようです。
中学生が無免許で車を運転する世の中です。
親は何を教えていたのでしょう?
世の中、何かが狂っていますね。
返信する
かずこさんへ (トーコ)
2008-11-12 20:01:56
こんにちは~

写真の↑コムラサキ(小紫)に見えている葉っぱは、絡んだ蔦のものです。コムラサキには長細い葉と実が密に付いていますものね。
さらに追記しましたので、ご覧くださいませ~
かずこさんのところのコムラサキ。きっとこれから、美しい紫色になるのでしょう、と思います
コメントをありがとうございました
返信する
山小屋さんへ (トーコ)
2008-11-12 20:11:22
こんばんは~毎度です~

サラシナショウマでよろしかったですね!ありがとうございます~追記の分も見ていただけたら嬉しいのですが。。

ムラサキシキブとアキノキリンソウは大丈夫でしょうか?ムラサキシキブについては、少し前にも別の場所で撮ったのですが、風で揺れてブレていましたので載せられませんでした。
あれもやはり紫式部でよかったんだと、納得しました
山小屋さんが週末はお留守になるようなので、今の内にと急いでUPしました(笑)

いつも的確なコメントをありがとうございますえ?誰がフケたって?
返信する
Unknown (おやい)
2008-11-13 12:07:38
なんですな、最近のお客さんを見てると「最近の若いモンは」と思うと同時に「最近の年寄りは」ともおもいます。年齢にかかわらず自分の権利ばかり言うわがまま者が増えています。やはり年齢より個人の問題ですかね。
返信する
おやいさんへ (トーコ)
2008-11-13 14:08:13
こんにちは~今日はたいへんに良いお天気です~

若くもなくはたまたまだ年寄りでもない・・板ばさみで苦しむ@トーコです(笑)中間管理職のような立場か?
そういえばおやいさんのお店にいらっしゃるお客さまたち、ユニークな方が多くて大変ですね
「最近の若い奴は。。」と言う時、それは若さに嫉妬しているのだ!と見る人もいるのですって。自分はもう若くないと言っているも同然だって。・・なので私はそのフレーズは言わないようにしているのです。おほほ。
ラーメンなコメントをありがとうございます

返信する
 (山裾の人)
2008-11-13 19:32:32
こんばんわ
柿の実残ってますね!!
隣の集落で毎年美事な鈴なりの姿を見せていた樹がありました。
ところが・・・ところが、そこの若い者(40代後半)が下から切ってしまったんです。
理由は ①柿は果物ではない。②猿が来たら困る です。
困るのはこういう考えを持つ輩ですね。
もっとすごいのは、自分の家に朝陽が当たらない と
向かいの山を削りはじめました。
大きなシャベルカーを持ち込んでダンプで運び出しています。
田舎の常識・・・・・
これも不景気で外での仕事がないから自分の家の仕事をしてる そうです。

とんでもない話に飛びました ゴメンナサイ。
返信する
山裾の人さんへ (トーコ)
2008-11-13 20:47:34
こんばんは~

柿の木を切る。・・確かに大きくなりますからね~、枝の剪定も大変なのでしょうね。
以前、私の昔の家にも柿の木がありましたが、ほとんど実は食べなかった気がします。すごく美味しくない実だったんです。皆鳥の餌になっていた、と思います。どーも面目ございませんデス(笑)

人から借りている畑をショベルカーで勝手に掘って、産廃などの残土を埋めさせている人もいます。家族に内緒で、小遣い稼ぎをしているようです(業者に埋めさせてお金を貰っているらしい)。その上にまた何食わぬ顔をして、土を埋め戻して野菜を作っていますが・・。誰も見ていないと思っているのでしょうね。どうせ自分の土地ではないからどーでもいいんだ、なんて思っているのでしょうか。浅ましい限りです。えへへ、ちょっとチクリました~

コメントをありがとうございました
返信する

コメントを投稿

草花ワクワク見て歩き」カテゴリの最新記事