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立夏/かわずはじめてなく(鼃始鳴)第十九候

2016-05-05 19:35:43 | 空見屋の飛んで575
**夏井いつき語録→「俳句には五音分のオリジナリティと五音分のリアリティが必要である」 雁風呂(がんぶろ)やうしろにまはりたるは鬼 杉山久子 雁風呂(がんぶろ)と知りて気持は安まらぬ 十亀わら . . . 本文を読む
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GW…混み合えばリスクも高まる

2016-05-04 21:22:08 | 空見屋の飛んで575
墓石にさざるる影や若葉騒 青萄 (一句一遊・テーマ詠「墓石」・水曜日選) 寺院や神社の入り口辺りには↑なぜかこのシャガが植えてあります♪ . . . 本文を読む
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山口新聞「俳壇」4月

2016-05-03 16:46:59 | 空見屋の飛んで575
花吹雪千里を往けば福耳に 青萄 (選者/杉山久子) 幻想性のある不思議な句です。花吹雪の映像を頭に思い浮かべていると、「千里」という言葉。実際の距離というよりは遥かな道のりということだと解釈。ここで花吹雪に疾走感が加わってくる。重なりゆく花びらの光をくぐり抜けると同時に、柔らかな転生を遂げたのかもしれません。 *心酔する俳人の杉山久子氏に、「不思議」とか . . . 本文を読む
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まだ使えるなら捨ててはいけない

2016-05-02 19:46:12 | 空見屋の飛んで575
昭和より平成遅日実母散 青萄(関悦史選者/人選) 前に一度行ったことのある時計店で、腕時計を修理してもらって来ました。 店主がかなりのお爺さんだったので、まだやっているかな?と思いながらです。 以前は今にもお迎えが来そうな感じ、それが今日はうんと若く感じられてびっくりしました。実は70才くらい?で、すごく元気にテキパキしてるし~ テーブルの上にあった「日経新聞」、ひさび . . . 本文を読む
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祝*南海放送「夏井いつきの一句一遊」15周年

2016-05-01 19:55:29 | 空見屋の飛んで575
松の緑摘むひと握りひとつ息 青萄 (一句一遊・水曜日選) 里山で見かけた↑ギョイコウザクラ(御衣黄桜) 今日はですね、シロヤシオを撮りに、混まない近場をうろうろ歩いてきました。 まず異様に暑いは、腕時計は壊れるは、鼻かみすぎて鼻血は出るは、お茶飲めば気管に入って咳こむは、蟲が突然耳に飛び込んでくるは…まぁそんなところですかね~(´_ゝ`) ちなみに15 . . . 本文を読む
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ぼたんはなさく(牡丹華)第十八候

2016-04-30 11:27:50 | 空見屋の飛んで575
菜種梅雨極楽鳥が立つてゐる 青萄 (ポスト/人) まったく昨日は寒かったですね~さて皆さま、どうぞ有意義な黄金週間を♪ . . . 本文を読む
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切実さが強さになる…しかもことごとく

2016-04-29 20:26:28 | 空見屋の飛んで575
梅雨の窓口無職としるす吾が名の上 沖田佐久子 「冬の虹」より 吸入の湯気甘し今無一文 鶏屠りし両掌を東風にもみさます 湿った涸れ葭藪のなかにミツバツチグリの群生↑ここも一つの楽園であります♪ 綺麗事や妄想事を詠むばかりが俳句ではない、と私は思う。ギリギリの現実を詠む事も俳句にあって必然。自らの救済のために詠むべし、と。 伊藤若冲の画にもそれを感じる。彼は自ら . . . 本文を読む
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実は厄介な、自分はまともで常識人だと思っている人

2016-04-27 20:07:42 | 空見屋の飛んで575
障子貼る猿その五指をうずうずと 鈴木栄子 「鳥獣戯画」より 岩に露兎はとんぼ切れずけり 蛙の死めつたやたらに鉦叩 オキナグサの自生地へ↑絶滅危惧種の花であります! 自然界の中で、一番まともじゃないのが人間ではないのだろうか?最近よくよく考える。 誤解を恐れずに言えば…少し狂っている人と大幅に狂っている人と、大方はそのどちらかでありましょう°・(ノД` . . . 本文を読む
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今さら前世の罪と罰

2016-04-26 22:14:44 | 空見屋の飛んで575
鳥羽僧正湯豆腐食べに下りけり 鈴木栄子 「鳥獣戯画」より 萩すすき狐はひよつと振り向くもの 物知り狐が手繰る数珠玉かき鳴らし 伊藤若冲には↑本当に会いたいけれど↑沢山の人(20人以上?)を一度に見ると吐きそうになる気の病だしな~(汗) 寺で飼われている↑無邪気な夢ちゃん(どこかの墓地で保護されたらしい) 余り知らない寺ですが、法要から帰宅されたらしいご住 . . . 本文を読む
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しもやみてなえいずる(霜止出苗)第十七候

2016-04-25 22:17:42 | 空見屋の飛んで575
海髪(うご)はなつ湯のふぶきける常磐色 青萄 宇都宮城址公園のフウ(楓)雌雄同株、雌雄異花↑花は初めて見たかも! 今日からは「霜が降りなくなり苗が育つ」という第十七候に入ります。日光の早いところでは、田植えも始まっていました。 . . . 本文を読む
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ぞろりと滑るケムシ団子

2016-04-24 19:46:46 | 空見屋の飛んで575
祈るひとも離日のときや雛流し 青萄 草引きは庭を4ブロックに分けてやっております。 今日は蔓バラの下に居るとき、何かが滑り落ちて来た…見るとケムシの塊? おお、啓蟄よのう~などとは言うておれぬわッ! 老眼鏡と棒と脚立を出してきて蔓薔薇の枝枝枝を調べる。 4、5ヵ所ほどに有象無象のカタマル巣~ケムシ大発生~嗚呼、出て来たばかりであい済まぬことじゃが…死んでいた . . . 本文を読む
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さてどうする…

2016-04-23 19:39:15 | 空見屋の飛んで575
梶の花わがいふなりに母仰ぐ 山田みづえ 「梶の花」より 手を曳きて孝女の真似や桜の実 たかの知れし一生丁寧にレース編む . . . 本文を読む
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混みあう大型連休の前に済ませたい行楽

2016-04-22 20:37:33 | 空見屋の飛んで575
若冲の象の白さや冬牡丹 青萄 「俳句界」5月号 有馬朗人選/佳作 今日は一人、長距離を運転して疲れました(^^;) 長距離トラックの運転手さんとかすごいと思う。 夜は昨日もらった大物の筍を薄味に煮て、美味しくいただきました。今年って筍がみょうに高いようなね~ . . . 本文を読む
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30年後は人工知能が名句を作り始める?

2016-04-21 22:07:15 | 空見屋の飛んで575
桃咲くやこの世のものとして電車 山口優夢 (投函)より 花冷や地下道にあるにはたづみ 花ふぶき椅子を抱へて立ち尽くす カジンがどでかい筍をもらって帰る。(仕事が忙しいさなか遊びで)社長が掘って来て、みんなに配ったのだが、あまりに大き過ぎるということで不評を買う。 急いで私が皮をむき、米のとぎ汁で茹で‥今大鍋にゆっくりと浸かっている大物。何とか箸も通るので… . . . 本文を読む
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穀雨/あしはじめてしょうず(葭始生)第十六候

2016-04-20 22:10:33 | 空見屋の飛んで575
☆葭始生=葭が芽を出す 陽炎に突込んで来る猫車 佐藤鬼房 いちにちのことおほかたはかげろへる 倉田紘文 うしろにもある逃水の岐(わか)れ道 深谷雄大 逃水を追ひかけ海の遠ざかる 駒木根淳子 「陽炎」と「逃水」の名句↑を並べてみました。 (すると…ん?猫車が突っ込むのは~逃水の方…かも?)( i_i)\(^_^) 修理中だったスマ . . . 本文を読む
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