MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

オオタニさん

2018年05月23日 | A DAY IN THE LIFE

 


死ぬ前に見ておくべき風景 ベスト3 

・万里の長城
・オーロラ
・クアーズ・フィールドでの大谷のフリーバッティング

メジャーの記者の表現は、大げさで気が利いている 時もある。
というわけで、大谷 翔平は美しい。

大谷がケガで出場しない試合を桑田が解説していた。
さすが桑田、タイミングが悪い^^
そのメインディッシュなしの中継を観てしまう私もワタシだ。

それもこれも半分以上が桑田の功績だ。
桑田の話がなかなかおもしろいから つい。 息子も変・・・おもしろいが。

・ガムは噛んでいい。
・鳴り物反対!(日本の応援)
・フライは正面より肩の上でキャッチする方が理にかなっている。

などなど、非常に論理的で納得できる。
サッカーのチビっ子を教えていた際によく言われたのが、
ゴールデンエイジ(10歳~12歳)年代の指導のあり方だ。
この年代は神経系が発達するから、体力より技術を伸ばせ と。

桑田もまさに同じように言う。
小学生には速いボールを投げさせるより、
遅くてもいいから正確なコントロールを身につけさせろ と。

で、大谷不在の試合の白眉は、
自身がイチローとメジャーの舞台で対戦した場面を解説するところだ。
パイレーツ・桑田、マリナーズ・イチローとの最初で最後の対決。

試合前、キャッチャーにイチローをどう攻めるか告げたそうだ。

1球目は今の僕が持ってる1番速いボールを顔の前へ投げる(のけぞらせる)
2球目は外でストライクを取る。

ここでキャッチャーから異論反論が入る。

「いやいや、ストライクを取るって、取れなかったらどうする?」

桑田 「絶対取るから心配いらない」
    「外角、いちばん遠いところでストライクを取る」

キャッチャー、まだ信じていない様子・・・そりゃそうだ。

桑田 「3球目は内角のスライダーでファールを打たせる」

キャッチャー、もはや何も言わない^^

桑田 「最後はカーブでセカンドゴロか、ファーストゴロになればいい」


そして、この通りに桑田は投げるのだ!
さて、どうなったか?

3球目はファールでなく空振り。
4球目も空振りし、イチローは三振する。

・・・野球はシナリオのないドラマじゃなかったの?
シナリオ通りに投げ、シナリオ以上の結果を出す。

ほぼ初めて桑田真澄を見直した^^  遅っ


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