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 MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

老戦士ユパの言葉

2020年12月25日 | A DAY IN THE LIFE

今夜、ナウシカやるなぁ・・・




瘴気を放つ菌類がコロナウイルスに見えてしまう。


杉田俊介さんの「風の谷のナウシカ」の書評を引用しよう。
天才の仕事としていつもこの作品を思い出し、折に触れて読み返すそうだ。
作中の対話は「カラマーゾフの兄弟」を思わせるとも。。。


作中の民衆はマスクを手放せない。
ウイルスの蔓延と近年の天候危機は同根だという。
東京電力福島第一原発の廃炉も見通しははるかに遠い。

私たちの星ではもはや、人災と天災の区別がつかない。
「ナウシカ」では未曾有の危機を前に、
人類は団結できず、憎み合い、寸土を奪い合って自滅していく。

それが人類の必然とすれば、自然との共生(with)とは、きれいごとではすまないだろう。
敵対し食い合いながら、互いに混ざって変化し続けていく、
そうした人間の可能性を信じ直すような理想が必要だろう。

老戦士ユパは、
人は自己犠牲的には生きられなくても、誰もが同じ「道」を行くことはできる、と言った。
万人が「道」を目指せる、と。
私たちは化学も医学も経済学も宗教も哲学も総動員して「生きねば」ならない。
どんなに苦しくても。
すべてをこの星にたくして。


□□□□□□



私はカラマーゾフの兄弟を読んでいないから、比較の使用もないが。。。
せめて今夜は、改めてユパの言葉を身に染みて聞こう。

変異しまくるウイリスのスピードに人類は追いつけるのだろうか。
はっきり言えるのは、オレは追いつけん、ということ _| ̄|○
よし、とりあえずメシを食って部屋を暖め、風の谷へ行こう。



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