懐かしの映像、ついでにもいっこ
トータルフットボールといわれた74年のオランダ。
オフサイドトラップの威力に南米勢が掛かること掛かること、、、
ひとりどころか、3人くらいまとめて掛かるんだから。
ただこれ見るとオフサイドトラップは結果であって、
まさに「狩り」ですね。
映画アラビアのロレンスで、
ロレンス軍が街になだれ込んでいくのを空撮するシーンがあるんですが、
どーいうわけか、それを思い出しました。
ひとりが襲い掛かると、
一気に2人3人4人5人・・・と連動して奪いに行く様子はちょっと異様ですね。
プレッシングなんて域をはるかに超えてます。
よくこんなことやったな、と。
代表チームでよくできたな、と。
同時期、母体のアヤックスが、バイエルンを4-0で破った試合もこれほどじゃなかったような。
とにかく見てみなせ。
当時の人々がおどれーたのが納得できますから。
今見ても唖然とするほどです。
Total Football - Netherlands 1974
※ 元は「ゴキブリホイホイ」というタイトルで、南米勢がトラップにかかる様子を例えましたが、
あまりといえばあまりなタイトル、愛がないことはなはだしいというわけで変更しました。
ホント、われながら恥ずかしいわい(南米好きを公言してるくせに)
ただ当時、アルゼンチンもウルグアイも散々叩かれたのも事実でした。
とはいえ、究極の先端をいく団体芸?に対し、
それでもなお単独で突破する南米勢に喝采を送るフッボル偏愛者もいました。
メリークリスマス、メリークリスマス、ミスタローレンス!
YouTubeの浸透につれ、以前は観られなかった映像も出てきますね。
で、懐かしの感涙もの、出ました。
1973年、ワールドカップ・ヨーロッパ予選 イングランド対ポーランド! クーッ
ほぼほぼ半世紀前の映像です。
ま、ナツメロだと思ってスルーしておくれ。
ウェンブリーでの2戦目は、ダイヤモンドサッカーで観た記憶があります。
トマシェフスキーに神が降臨し、おかげでイングランドは西ドイツ大会を逃します。
ですが、観たかったのは1戦目のポーランドホームの方でした。
今回ダイジェストですが観ることができ、思わぬクリスマスプレゼントになりました。
私の心を鷲づかみして今も離さない、ルバンスキーの雄姿が見られます。
ポーランドのキャプテン 永遠の10番。
かのボビー・ムーアのミスを見逃さずスーパーゴールを決めます。
そして、ロイ・マクファーランドのタックルで・・・悲劇の瞬間も目にします。
1973 [258] Polska v Anglia [2-0] Poland v England
ここからはおまけ。(ただおまけの方が長い。フルマッチだもの笑)
アウェーで、0-2と追い詰められたイングランド。
勝つしかありませんが、9番背負ったマーチン・チバースがデクのボー。
スパーズで来日した際には、日本代表を子ども扱いしてましたが・・・
ルバンスキーを失ったポーランドは、
ディナをキャプテンにし、ラトーとガドハがカウンターを狙います。
テクはポーランドが圧倒的に上です(柔らかくてホント上手)
マクファーランド、性懲りもなく今度はラトーに魔の手を伸ばします。。。
なんだかんだでフルマッチ、全部観てしまいました。
England v Poland 1973 (FULL MATCH) World Cup Qualifier WEMBLEY STADIUM