3月にヒザの手術を受けた。
30年ほど前に同じ個所をやったので、今回は2度目。
前回は局所麻酔だったが、今回は全身麻酔。
腕から麻酔剤を点滴で入れる。
入れたところからスーっと冷たくなっていって肩あたりで・・・落ちる。
・・・遠くで名前を呼ばれているなぁ・・・目覚める^^
もう手術は完了していて、
チンチンの先に管が挿入されている。
正確には「先」ではなく、奥の奥 膀胱まで届いているらしい。
何のことはない、これを抜くときがいちばん痛かった^^
手術が終われば・・・・・・ヒマだ。
すぐにリハビリが始まるが、30分もあれば終わる。
さあて、と言っても やることはない。
本でも読むしかない。
と言っても、荷物になるので今回持って行ったのは
スティーブン・キングの「ミスター・メルセデス」のみ。
さすがに3日ともたん。
共有スペースに何冊かあるが、「超高速!参勤交代」か・・・ま、いってみよ
おもしろい! キングよりおもしろい^^ 結果オーライ
んが、1日ともたん。
う~ん 隣のベッド(4人部屋)の若者(19)に聞いてみよう。
ケンタ君、本持ってる?
ケンタ君はイケメンにして好漢。
若い女性看護師さんの声がオクターブ高い。
ワタシとしゃべる時とはあきらかに違う。 年寄り差別だろ!
どうぞ、迷いなく4,5冊差し出してくれる。
あらま、シャーロック・ホームズが出てくる。
旧仮名? ってくらいの古い文庫だ。 ケンタ君、これ読むの? へー
残りは・・・いかにも若い子が読みそうなキャッチャーな表紙のやつ。
タイトルも著者も、キレイに忘れてしまいましたが、
2冊はじゅーーぶん おもしろかった。 食わず嫌いはいかんよ。
「ミスター・メルセデス」をケンタ君にプレゼントして、
インスタントコーヒーの残りを、登山家・ウタダさんに託してとっとと退院。
※ 自称・ヒザ3兄弟、再会を約束して・・・ないか^^ いつかまたね。
登山家・ウタダ氏の写真をどうぞ↓
星の欠片
さて~
退院後、本への欲求はきれいになくなり^^
それでも読んだのが これ↓
伊坂 火星に住むつもりかい?
こりゃ 当然のようにおもしろい。
「ゴールデンスランバー」を思い出す。
堺雅人・香川照之コンビで映画化をどうぞ。。。
それから、まあ~我ながらあきもせず聴いているのが「行かないで」↓
ジャッキー・チュンさんの「李香蘭」バージョンにまで涙することに・・・。
まあ~涙もろいことといったら・・・年寄りか
行かないで 玉置浩二 シンフォニックコンサートin香港