MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

帰れないふたり

2016年04月13日 | A DAY IN THE LIFE

前回のナオキのガッツポーズ問題・・・

この人くらいになると、名人芸です^^ 

 

    


さて、役職に縁のないはずが・・・

 会社員当時も、主任がやっとこ。
 そのやっとこが女ばかりの職場、恐怖の館で・・・
 ホワイトデーのお返しが、
 包装をはがされることなく、そのままの状態でゴミ箱にあるのを目撃す _| ̄|○

まあ妖怪ババァの話はさておき、、、

現在は、体協の理事で、スポ少の代表で、自治会の組長と3役。
えーと、これを役職というならね。

で、組長さん この時期のお役目といえば自治会費の徴収。
チャリでスイスイ、あっちゅーまに半数を完了。 ま、今日はこのくらいで・・・

と、世帯主は施設に入っているから、
いつもは留守にしているお向かいさんにクルマがある。

近づいていくと・・・
妖艶なご婦人が車内から手を振っているぞ。

自慢だが、近視にして乱視で老眼・・・目をすぼめてガン見すると、
ドアウインドウがスーッと下がり

「久しぶり、ご無沙汰してます」 と、ハスキーなお声。

同級生のユリコじゃないすか。
その家の娘で、昔からハスキー じゃなくガラガラ声だったな^^
まあ鼻っ柱が強くて、ケンカばかりしていた。

「おぉ 久しぶり。 今年、オレ組長だから自治会費よこせ」

色気もヘッタクレもなし!

子供の頃からの彼女の苦労も知ってるし、
中学に入ってすぐ、
学校を休んだオレのためにノートを取ってくれたことも忘れちゃいないさ。
ノートを取るのようなタマじゃねぇだろう とばかり思っていたから、
家まで持ってきてくれた時は驚いたっけ。
そん時は寝てたし、休み明けにも「ありがとう」のひとことも言ってないはずだ。

んんでも、そんなことはどうでもいいのだ。
あいつも、オレも 気にしちゃいるが、気にしないのだ。

「組長かぁ 私のとこにも回ってくるのかな?」

「おまえんとこはいつも留守だから、やんなくていいよ」

「いいの?」

「いいさ。お釣りはポストへ入れとくよ、じゃね」


お互い、歳をとったけど 感じは中坊のころのままだ。