あらま、バルサがなんともあっけなく・・・・・・
じゃ、勝った「ルサ」はな~んだ? 「ダルさ!」
おもしろくねーぞ! 平仮名と片仮名が入れ替わってるし^^
というわけで前回の宿題、「労働者階級のヒーローたちはなぜ負けるのか?」
それはね、中産階級を排除する構図があるから・・・・・・
あらま、答え出ちゃったじゃん^^
詳しい考察は次にして、と。
今回は、「バルサはなぜ負けたのか?」 の巻。
スポニチのコラムに金子達仁が書いている。
相変わらず、ええカッコしのいけ好かないヤツらしく、こまっしゃくれた文章だ。
いいすか、ラストはこうだもの・・・
「これはサッカー史上もっとも皮肉で美しい崩壊として記憶されることになるのではないか」
いつもいつも・・・奥歯にみかんの皮がはさまったような言い回しだ。
断言しろって。
「サッカー史に残る皮肉で美しい崩壊である」 と。
ほら、さっぱりした^^ ま、そこまで言い切る度胸はないんだろうな。
と、さんざん腐しつつも・・・今回の彼の意見は珍しく読ませる。
おぉ、たまにはいいことゆーじゃん さては、やればできる子だな
要は、あのバルサがアルゼンチン代表化したための悲劇である と。
そう、メッシがバルサとアルゼンチン代表では別人になってしまうのは周知の事実。
なぜなら、代表ではメッシがマラドーナになることを求める。選手も監督も観客も。
同じスーパーなんだから、出来るはずだ と。
で、実際その通り、なんでもかんでもひとりでやろうとして失敗をくり返した。
ところがバルサでは、メッシといえども歯車の一つ(最高級の特権が与えられてはいるが)
スーパーではあるが、優れたバルサの選手のひとりでいられた・・・・・・。
んんんんがぁ メッシの進化は止まらなかった。
もはや神の領域
そーです、もはや比較する対象さえないほどの高みへ到達してしまった。
一流選手でさえ「メッシは特別」と言ってしまう存在。
「えーと、メッシは別次元だから置いといて・・・」 という”置いとかれる”身になってしまった。
すると、あのバルサの中でさえメッシがボールを持つと、
特別なことを期待する空気が生まれてしまう。
それによって、ボールを持たない選手の動きの質が徐々に悪化し、
芸術的だったボール回しが姿を消す・・・・・・
これが金子達仁言うところの、バルサの皮肉で美しい崩壊説です。
「メッシの成長がバルサを終わらせた」 なんだだそうだ。
まフツー、強豪チームの崩壊は、スター選手の高齢化から始まるもの。
それが反対だもんね。成長が逆に作用したなんて・・・・・・
う~ん、確かにうなずける・・・部分もある。
ちゅーか、こちとらクラシコも半分しか観てない身。
チェルシー戦ときたらダイジェストのみ。 それもテリーのヒザ蹴りしか印象にない^^
したがって金子達仁説 論破できず ワハハハ(乾いた笑い)
ただ、そんなドラマチックなことではなく、単純にコンディショニングのミスとも言える。
なんせ神の子、いや神そのもののメッシ 出すぎ。
フィールドプレーヤー中最多の55試合に出場
しかもそのうち52試合が先発フル出場
つまり神は、神であると同時にサッカー小僧中のサッカー小僧でもあるわけだ。
途中交代なんて、ぜっ ていイヤだかんな。
そりゃ神が出るってんだから、ペップといえども どーぞどーぞ と。
クラシコの前には胃の調子を壊し、ドクターストップがかかっていたらしいし。
あとそれと、ビッグクラブのバルサ包囲網、研究の成果もある。
チェルシー、最後は6バックで凌いだらしい・・・6バック? どう数えたのかな^^
案外、事の真相はそんなことかもしれん。
美しすぎるバルサ、今年は4連覇も無理。
さすがの神もひと休みさ。 いいんじゃねーの。