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核実験。朝日,必死

2006-10-12 | 北朝鮮情勢+核関連

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北朝鮮の核実験 暴挙に強く抗議する

日本のすぐ隣の独裁国家が、核実験をしたと発表した。詳細はまだよく分からない。
はっきりしているのは、東アジアの、世界の緊張が一段と高まったということだ。

北朝鮮は自国の安全を守るための抑止力だと言っている。果たしてそれだけか。拉致などの国家犯罪やテロにさえ手を染め、国際ルールを踏みにじってきた国だ。さまざまな無理難題を通す脅しにも使おうという核ではないのか。
(中略)
北朝鮮の問題はもとより、6者協議に参加した日本や米国、韓国、中国、ロシアの思惑がバラバラで、切迫感が十分ではなかったとも言えないか。とくに打開の鍵は米朝協議だったのに、この事態を招いたブッシュ政権の責任は重い。
(後略)

(朝日新聞)
http://www.asahi.com/paper/editorial20061011.html  
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私は朝日新聞をチラシの裏と考えていますので,お馬鹿な記事や解説に対していちいち反応しなくなりました。


上記の記事も,大変な紙の無駄なのですが,無駄を認めるのが民主国家というものなのでしょう。北朝鮮の核関連について,もっとも頭の悪い記事だと思いましたので晒し者にさせていただきました。


特に笑えるのは打開の鍵は米朝協議だったのに、この事態を招いたブッシュ政権の責任は重い。」の部分でしょうね。この言い方は,左翼系のブログへ行くと意思が統一されたかのように頻出します。北朝鮮や中国の広報誌ですから仕方が無いのですが。


①北朝鮮の核は北朝鮮の国家戦略に欠かせないものである。従って,米朝協議などによって核保有を左右されない。

②国家戦略とは,究極的には半島の赤化統一である。

②北朝鮮にとって,6ヶ国協議は核保有までの時間稼ぎにすぎない。

私でさえ,この程度の理解をしていますが,朝日の記事は分析さえも見当たらない。

ただの狼狽記事です。


 

すごいサイトがあります。是非お読みください。

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核物理学者・鄭根謨博士の警告

http://www.pyongyangology.com/index.php?option=com_content&task=view&id=108&Itemid=29
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これを読むと,

1980年代 北朝鮮は経済協力名義でソ連から原子炉を導入。ほぼ同時期にIAEA(国際原子力機関)に加盟して一見平和的な利用にみせかける。

加盟したのは,原子力機関の内部資料の調査のためだった。


「国際原子力機構の本部はオーストリアのウィーンにあったのですが、その時『最も勉強熱心なのが北朝鮮外交官』という冗談が飛び交いました。北朝鮮外交官たちは図書館に出入りしながら、途方もなく多くの核開発関連書類を書き写して行きました。
北朝鮮がプルトニウム生産のため使っている黒鉛減速爐の設計図、核開発初期の核兵器設計図などは図書館にいくらでもありますからね。

朝鮮は1985年核拡散禁止条約(NPT)に加入し、国際社会の『良い子』になりました。その後、IAEAを通じて莫大な核兵器開発資料を蓄積したのです。」


図書館での調べ物が終わると、NPTを脱退

実験計画やウラン濃縮方法などがわかったため、90年代にはIAEAを脱退


相当前から北朝鮮が核開発を始めていたことがわかります。1994年にクリントンが半島攻撃一歩手前まで行きました。その理由がよくわかります。


昨日も申しあげましたが,

①今後は,数度の核実験やテポドン実験を行い,最終的に核弾道ミサイルの配備を目指すはず。

②そこに至るまでに,半島が赤化統一するか。国連軍が軍事介入をするか。ロシアンルーレットを始めている。

③しかし,金正日には言ってみれば,冷徹な思考回路をもつマッドサイエンティストのようだ。或いは,戦術は正しいが,戦略がおかしい,ということか。


私の現在の一番の注目点は,中国がどのような猿芝居をうってくるか,ということです。


中国と北朝鮮はしっかりつながっているはずです。例えば,中国が北朝鮮向けの石油パイプのバブルをひねればすぐに北朝鮮は行き詰まります。北朝鮮の命運を左右できるのは中国なのです。


中国は表向きは国際協調をとろうとするでしょう。北朝鮮制裁を声高に叫ぶはずです。しかし,実際はどうなんだ,というところです。


この核実験のせいで,ますますノムヒョンのちんけな存在が際立ってきました。しょせんは,三流田舎コメディアンです。脇役ですらありません。限りなく通行人Aに近い存在です。シナリオ上では重要な役割なのですが。


salamat po



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