京都にあった地域の拠点病院には、開業医に向けて、「糖尿病患者が来たら、最初本院に送ってください。1~2週間入院して強化インスリン療法を施し、糖毒性を解除して、紹介医院に返します」そんな風に書いてあった。
教育入院と言っても、ただ閉じ込めてるだけで、ほとんど役に立たない病院もある。「強化インスリン療法を施し、糖毒性を解除」なんてやってない。これを最初きちんとやっておれば、透析患者になることはないんじゃないか?と思うがね。
しかも、その後も面倒みてくれる。病状が安定してから、その後紹介医院で治療を続けていても、1年後にその拠点病院に行くそうだ。
京都以外でも、そんな地域拠点病院があった。下関だ。ある患者が、「明日、去年入院してた病院に行くねん」そして、次の日にその病院で診察を受けたあと、「通院してるクリニックに手紙を持って行くという。内容は、「病状が改善してきたので、現在飲んでいる薬を半分に減らしてください」と書いてあるそうだ。
それだったら、通院してるクリニックの医師が糖尿病に詳しくなくても、拠点病院の医師が見てくれてるから安心だ。私もそんな病院へ行きたいと思ったが、合併症が出ていたので、自分で強化インスリン療法をやることにした。・・・続く