福原美穂のアメイジング・グレイスを聴いて。

今回はＡＦＲＯ ＳＯＵＬな話し番外編的内容です。
昨夜のZEROで、シンガーの福原美穂さん（２０）が米ロサンゼルスの黒人教会「ＡＭＥブルッキンズ・コミュニティー」の日曜礼拝にゲスト出演し、ゴスペルを歌われた事を放送されました。
その教会では過去にスティービー・ワンダーなども歌った事があるんだそうです。
私はまぁ正直、レコード会社の話題作りで、ジャパンマネーで歌えるようにしたのかと思ってました。
実際彼女を紹介する、牧師(？)さんは、「この教会でゴスペルを歌う、はじめての東洋人です。正直、戸惑っています」と紹介。ステージに並ぶベテラン黒人女性シンガー達は、肩をあげ顔をしかめてました。
それをみて、やはりジャパンマネーかと更に確信しました。

放送では福原美穂さんはアメージング グレイスを歌っていらっしゃいました。
この曲AMAZING GRACEはご存知の方も多いと思いますが一応説明すると、ゴスペルの名曲中の名曲の1つで、ゴスペルシンガーのみならず、古くからJAZZシンガー、リズム＆ブルースシンガー、ソウルシンガー、ファンクシンガーなど、黒人歌手を中心にジャンルを越え歌い継がれてる曲です。
つまりスタンダード中のスタンダードで、黒人聴衆にはハードルがメチャ高いって事です。
そしてその彼女の歌を聴いた聴衆は、涙を流す人までいて、聴いてる表情をみるだけで、心をつかんでいるのが分かりました。

このアメイジング・グレイスは日本人も数多くの方が歌ってらっしゃいますが、黒人シンガーの中の低いほうのレベル程度のアメイジング・グレイスさえ、聞けることがほとんどありません。
ですが、黒人の聴衆の心をうつほどに、彼女の歌はホントに素晴らしかったです！黒人音楽を好きな日本人として、彼女のようなシンガーが出てきた事を誇りに思います。

しかし、実は彼女の歌を聞いたのはこれがはじめてじゃありません。彼女のシングルは以前に聞いていましたが、残念ながら今回ほどの感動はありませんでした。
どうも日本語の歌詞では歌いきれないのか、楽曲がまだ中途半端なのか…。

彼女の夢はグラミー賞をとる事だそうですが、おそらく間違わなければ将来グラミー賞を取れるのは確実だと思える歌声でした
ほんと頑張ってほしいです




続報！！AMAZING GRACEの動画
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