こすた みあ Diary

旅の思い出、日々の記憶・・・

イル・ギオットーネ

2006-02-10 | Gourmet

 
 IL GHIOTTONE
 - 笹島シェフの素敵な笑顔 -





今、もっとも予約困難なリストランテの1つ イル・ギオットーネ のランチテーブルを
幸運にも確保することに成功。( 噂通り、予約の電話はなかなか繋がらない ! )

わくわくしながら TOKIA
に向かうもラストオーダーから15分も遅刻・・・。
「ごめんなさ~い」駆け込んだ私達は、優しいスタッフの笑顔に暖かく迎え入れられた。
ランチコースは、1,890円 から 5,250円 の4コースから成る。更に事前に予約をして
おけばディナーコースと同じ価格のスペシャルランチも頂くことができるそう。
次はいつ予約が取れるか解らないものね。とりあえず、お願いできるコースの中で
1番お高いやつ持ってこ~い !! 英断をくだす。( と言っても5,250円 )

シュー生地に蟹肉が詰められたオシャレなアンティパストは、ふんわりと広がる
蟹肉の甘みがシュー生地とマッチ。これから始まる宴が素晴らしいものである事を
雄弁に物語る。プリモピアットは、軽くフリットされた白魚とふきのとうを、ブロッコリー
のソースと、ポーチドエッグから溢れるとろとろの黄身で頂く1皿。1つ1つの素材が
しっかりと存在を主張しながらも絡み合って奏でるたえなるハーモニーにうっとり
頬をゆるめる。セコンドピアットは、聖護院大根とサーモンのミルフィーユ仕立て。
あ~美味しい・・・。もう美味しすぎて語る言葉を無くしてしまう。美しいロゼ色に
焼き上げられたウズラは、たっぷりのお野菜と共に。お見事 !


様々な素材が美しい京野菜とともにお皿の上を綺麗に彩る。丁寧に真心を込めて
仕上げられたお皿は、どれもはんなりとした優しい味わいに。
ドルチェはエスプレッソ風味のパンナコッタにピスタチオのジェラートが添えられたものを
チョイス。ハーブティーを頂きながら「美味しかったね~」ウットリと余韻に浸る。

幸運なことにシェフ自らに「お腹はいっぱいになりましたでしょうか?」と優しい
笑顔でお見送りをして頂きながら、帰途につく。あ~この笹島シェフの笑顔が
この素敵なリストランテをこんなにも優しい空間に仕上げているのね。納得。

予約さえ取れるものならば、ハードリピートしたい素敵なリストランテ。
いつか京都の本店にも是非訪れてみたい。