Being on the Road ~僕たちは旅の中で生きている~

日常の中にも旅があり、旅の中にも日常がある。僕たちは、いつも旅の途上。

美麗的日本和我 (美しい日本と僕)/東京散策倶楽部 第2回

2021-05-09 22:32:03 | 旅行

2020年の記録

 

特別に礼拝堂の内部の撮影を許可されて撮影 (カソリック赤羽教会)

 

訪問先を地図に記すと、何とも脈略無く移動していることに驚愕。土地勘があることをいいことに思いつきで移動した結果だ。

 

麻布南部坂教会は、有栖川記念公園の向かいにある大正7年(1918年)竣工の木造2階建ての小さな教会だ。設計は、日本の教会建築を多数手掛けた一粒社ヴォーリズ建築事務所。教会の名前はおしゃれなのだけど、塀に囲われた狭い敷地にあって、写真を撮るのがむずかしい。(Zhenの我が儘な感想です。)

 

安藤記念協会は、大正6年(1917年)竣工の総大谷石造りの教会建築です。アーチ型のステンドグラスは巨匠・小川三知の製作。なお、安藤記念協会は、初代ハワイ総領事・安藤太郎氏が文子夫人の遺志を継ぎ、自宅を日本メソジスト銀座教会安藤記念講義所として献げ、大正7年(1918年)に「安藤記念教会」として設立が許可されたことに始まる。夏になると緑の蔦に覆われ、冬とは違った趣になる。

 

カソリック高円寺教会の大聖堂は、昭和24年(1949年)竣工、建築物としては、特別な注目がある訳ではない。訪問した理由も極めて個人的なもので、子供の頃、父親と礼拝に行っていたということに尽きる。諸々の思い出はあるものの、それは別の機会に譲るとして、父親と教会に行くときは、いつもタクシーだったのだが、教会の前まで乗り付けることはなく、雨天でもちょっと離れたところで下車していた。

 

高円寺教会から真っすぐ赤羽に向かえば良いものの、なぜだか東京ジャーミイ(「5/1付東京散策倶楽部」で紹介)に寄っている。多分、東京ジャーミイの一角に出店していたTHE MOSQUE COFFEE(トルココーヒー店)の店主とおしゃべりでもしたくなったのだろう。コロナ禍前の幸せな休日の行動である。

 

JR赤羽駅近くにあるカソリック赤羽教会は、昭和26年(1951年)竣工の美しい教会だ。千ベロの街・赤羽のイメージとは、ちょっと違うが、通勤途中にあり、しばしば訪れている。

 

 

旅は続く