Being on the Road ~僕たちは旅の中で生きている~

日常の中にも旅があり、旅の中にも日常がある。僕たちは、いつも旅の途上。

Go to West ! 第8回 / サマルカンドへ

2021-02-20 17:37:46 | 旅行

2019年の記録

ライトアップされたアミール・ティムール廟(グリ・アミール)

 

シャフリサーブスから再びバスに乗り、サマルカンドへ向かう。「峠を越える山道を通るよ」と聞かされていたので、どん悪路なのかと、少々ワクワクしていたが、ブハラからシャフリサーブスまでの平坦な道と比べると起伏があるものの、なだらかな丘を越える程度で、ちょっとガッカリ。

 

シャフリサーブスを出発してしばらくは、川があり、青々とした畑が続いた。次第に起伏に富んだ丘陵地帯に入り、黄土色の大地が目立つようになってきた。

 

沿道の畑では、農作業する人がちらほらいて、一服のタイミングに遭遇するとバスにも手を振ってくれるほどフレンドリーな人たちだった。次に来るときは、絶対にクルマをチャータして、彼らの笑顔を写真に収めるんだ、といった気持ちになった。

 

サマルカンドは、大都会でピカピカのシボレーの大渋滞。ブハラやシャフリサーブスとは、趣きがだいぶ違う。

 

サマルカンドに到着、ライトアップされたアミール・ティムール廟(グリ・アミール)、レギスタン広場に行った。確かにライトアップされたメドレセ(神学校)は、視覚的には美しいが、ライトアップされ観光客が右往左往するレギスタン広場に建つメドレセは、宗教施設ではなく観光施設で、重々しさを失ってしまったように思う。歴史的な価値はなくとも、人々が祈りに集うモスク、イスラームを学べるメドレセに魅かれる。

 

レギスタン広場は、サマルカンド、ウズベキスタン、中央アジアを代表する観光地。ウズベキスタン国内の観光客も大挙して来ている。

 

メドレセの入り口に立って、若い警察官が警備をしていた。(なかなかのイケメン) 警察官単独の撮影はNGだが、SNSにアップしないことを条件に一緒に記念写真を撮るのはOKとのこと。共産主義国といっても、中国より緩いというか、平和なんだなぁ。

 

 

旅は続く