エェ~、先日「現状販売車」にとスズキ レッツ4FIを一台仕入れてきてみました。(*^_^*)
「長期保管車につきエンジン不動」と書かれていたのですが、「まぁ、多少整備をすれば何とか動くでしょう!(*^^)v」と思い購入してみました。
しかし、バッテリーを繋いでセルモーターを回してみたところ「ウィ~ン スッコン、スッコン!」と全くピストン抵抗を感じません。
完全にピストン圧縮が無い感じです。
コンプレッションテスターで調べてみても圧縮がありません。
この手のバイク、スズキ レッツやホンダ TODAY、Dioなどは排気ガスの不完全燃焼の影響で排気バルブのシート部にカーボンが付着して「圧縮漏れ」を起こすと大勢の方々が言っておられました。
なんでも、エンジンを高回転で回して超過速度で走行するとリミッターが作用してエンジン回転数を頭打ちにするそうです。
その為に、燃焼室の混合気が不完全燃焼を起こした際にカーボンが発生。
そのカーボンが排気バルブシート部に付着して密閉不良=圧縮が漏れるという現象が起きるそうです。
このレッツ4もその類いか?(・へ・)
そんな時はスパークプラグ孔からエンジンコンデェンショナーを注入して、セルモーターを断続的に回してカーボンを粉砕すると直る事があるそうです。
注意点としてセルモーターは10秒以上連続で回さない事。
そうしないとセルモーターが焼き付いてしまうそうです。
断続的にその作業を1~2時間とやるそうな・・・(+o+)
それも一つの方法ですが、中の状態も気になりますし、今回は勉強も兼ねてエンジンのシリンダーヘッドを取り外してみました。
燃焼室内を調べてみると・・・
何じゃこりゃ?(;一_一)
ものの見事にピストンに穴が開いておりました。(+o+)
シリンダーヘッドの内側も見てみると・・・
燃焼室内はガタガタになっており、排気バルブなどは首がヘシ折れてました。
タペット部のバルブクリアランスが不良だったのか?カーボンの挟み込みだったのか?は分りませんが、排気バルブは折れて燃焼室内とピストンを傷つけてしまったみたいですね。
まぁ、物凄い状態です。
ここら辺の部品交換は覚悟してましたが、シリンダーヘッドとともにシリンダーブロックも傷だらけです。
フニャー!!高くつくなぁ~・・・(=_=) 仕方ないので部品交換です。
とりあえずシリンダーヘッドとシリンダーブロックは中古部品を探してみましょう。
さてさて、部品交換でレッツ4は生き返りますでしょうか!(~_~;)
この作業の続きは部品を入手してからとなります。
さてさて、来週16日(木)で「バイクピットダックス」は開業一周年を迎えます。
早いもんですネェ~!!(^^)!
一周年を記念して「春の大感謝祭」を少々考えております。
9日(木)あたりにまたお知らせをしたいと考えておりますが、一年間の感謝を込めて特別企画を行いたいと思っております。
こうご期待!(^O^)/